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海外旅行を正確に予約できる人が知っている、予約ミスを防ぐ3つの確認術

    こんにちは
    失敗しない旅行術の花乃です。
    いつも読んでくださって
    ありがとうございます。

    今日はスペルミスのお話です。

    ちゃんと予約の時、確認したはずなのに…

    家族の誰かのスペルだけ間違えてしまう、
    また予約の時、パスポートが手元にないから「あとで確認すればいいや」と予約し、確認が漏れて当日スペルミスが発覚してしまう…
    まさに悪夢ですよね。

    私も旅行会社で22年間、
    数多くのお客様の海外旅行を手配する中で、
    10名程度の大人数の予約の時は
    自分がスペルを誤入力していないか、
    無事に出発日を迎えるまで
    正直怖かったです。

    今日はそんな
    スペルミスが発生しやすい3つのケースと、
    私が旅行会社スタッフとして、22年間多くのお客様の海外旅行を手配するにあたり、日々実践してきたチェック方法
    を特別にご紹介したいと思います。

    ■ パスポートの名前、実は自分では決めていない

    パスポートのローマ字表記は、原則として
    「ヘボン式ローマ字」というルールが
    使われています。
    普段私たちが使っているローマ字とは、
    実はちょっと違うんです。

    例えば「ち」。
    一般的なローマ字だと「TI」と書くこともありますが、ヘボン式では「CHI」。
    「そうた」さんの場合も、
    一般的なローマ字なら「SOUTA」と書くことがありますが、
    パスポートのヘボン式だと「SOTA」
    になります。
    「え、自分の名前なのに、自分の書きたいように書けないの?」
    と思われた方、実はパスポートでは基本的に
    ルールに沿った表記を使うことになっているのです。 

    ■ 取得後、ローマ字は原則変更できない

    さらにややこしいのが、一定の条件を満たせば、ヘボン式以外のローマ字表記をパスポートに使うこともできるという点です。
    そしてその場合、最初にそのローマ字名でパスポートを取得すると、それ以降のパスポートでも、原則として同じ表記を引き継ぐことになります。

    たとえパスポートが期限切れになっても、
    原則として変更できません。

    ※婚姻などにより戸籍名が変わった場合は
    もちろん変更できます。
     

    ■ スペルミスでよくある3つのケース

    ケース1:「期限切れだから今度は好きな綴りで」と思っていた

    パスポートの期限が切れたタイミングで、
    「今回は自分の好きなローマ字で更新できるのでは」
    と思って、そのローマ字名で旅行を予約してしまうケース。
    → 残念ながら、ローマ字名は期限切れで
    更新する時も、原則変更ができません。
    旅行予約の前に、まずパスポートの表記を確認するのがおすすめです。

    ケース2:小さい頃に親が取得したパスポートが、実はイレギュラーなローマ字表記だった

    ご本人が知らないうちに、ご両親がヘボン式
    以外のローマ字でパスポートを取得していた
    ケース。
    本人はそれを知らずに、ヘボン式で旅行を
    予約してしまう…ということも。
    → 予約後の訂正は航空会社の判断次第なので、必ず直せるとは限りません。
    自分で申請した記憶がないパスポートをお持ちの方は、一度綴りを確認しておくと安心です。

    また、ヘボン式以外のローマ字でパスポートを取得している場合には、旅行会社などで予約する時もイレギュラーなローマ字表記である旨を都度申し出られることをおすすめします。
    申し出ずに予約してしまうと通常のヘボン式
    ローマ字で予約されてしまい、出発当日まで気づかなければ、最悪の場合は旅行に行けなくなってしまうかもしれません。

    ケース3:慣れないスマートフォンでの予約による誤入力や確認漏れ

    意外と多いのが、慣れないスマートフォンの
    小さな画面での予約による誤入力や、
    予約最終確認画面でのスペルの確認漏れです。

    特にスマートフォンの小さな文字が見づらくなってきた方は、慣れない操作に気を取られ、
    ローマ字名の確認が甘くなってしまうことが
    あります。
    そのため、インターネットから予約される場合は、できればPCなど、文字を確認しやすい
    画面での予約がおすすめです。

    ■ お子さんのパスポートを申請する方へ

    お子さんがまだ小さくて、ご自身で申請できない場合、パスポート申請はご両親が行うケースが多いと思います。
    「響きがかわいいから」「なんとなく」という理由でヘボン式以外のローマ字名を選ぶことももちろんできますが、一度取得したパスポートのローマ字名は原則変更できません。

    例えば「きらら」さん。
    本来ヘボン式だと「KIRARA」ですが、
    最初のパスポートを「KILALA」で申請していたら、その後もずっと「KILALA」になります。
    このような点も踏まえて、検討されることを
    おすすめします。


    また、ヘボン式ローマ字以外のローマ字で
    申請される場合は、お子さんにもパスポートのローマ字名が、ヘボン式とは異なるローマ字表記になっていることを伝えておくようにしましょう。

    ■私が22年間実践してきたスペルミスを防止するチェック方法


    最後は、私が22年間、旅行会社でたくさんのお客様の海外旅行を手配するにあたり、
    実践してきたスペルミスを防止するチェック方法をご紹介します。
    私のお店では、パスポートのローマ字名を最初にお客様に申込書へ記入いただき、その申込書のローマ字名をもとに手配していました。

    1、予約前に、予約画面で入力したローマ字名と申込書に記入いただいたローマ字名を目視で照らし合わせて確認
    2、予約後、第三者の目で再度確認
    (目の前でお控えをもとにお客様に確認いただいていました。)
    3、お控えのローマ字名を申込書と見比べながら、1文字ずつチェックを入れて確認する

    ご覧いただいた通り、特別なことは行っていませんが、自分ひとりだけの目だと目に映っていても気づけないことがあるので、
    第三者の目でも確認することが意外と大切です。また上記には記載していませんが、
    性別も相違がないか一緒に確認していました。よかったら皆さんもお試しください。


    ■ まとめ

    ・パスポートのローマ字は「ヘボン式」が基本ルール
    ・一度取得したパスポート表記は、更新しても原則として変更できない
    ・自分の名前でも、思っている綴りと違う可能性がある
    ・手軽なスマートフォンでの予約は、誤入力に注意

    私は22年間、日々旅行を販売する中で、出発直前になって予約のローマ字名とパスポートの表記が違っていることが発覚し、対応に追われるケースを何度も見てきました。

    旅行の予約前に、一度ご自身のパスポートの表記、確認してみてください。
    「まさか自分が」と思っていた方ほど、
    実は見落としがちだったりします。


    最後までお読みいただき
    ありがとうございました。
    この記事が参考になったら、スキやフォローでつながっていただけるとうれしいです。

    ※こちらは「旅行会社22年の現場ノート②|海外旅行、2週間前に確認するならこの3つ」の補足記事です。あわせてどうぞ。

    参考:外務省ホームページ
    https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_4.html

     
     
     
    失敗しない旅行術の案内人 『花乃(かの)』です。 旅行会社で22年間、多くのお客様の旅行相談を担当してきました。 現場経験と母としての実体験をもとに、ホテル選びや旅行準備など、失敗しない旅行術を発信しています。

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