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等身大の「書く」を見つける。

「書く」に対して、肩の力が抜けたな〜と感じるこの頃。
なんでだろうな、創作大賞の中間選考に落ちたからかな?

気負わずパソコンに向えるし、前までは書かなかったような毛色の長文エッセイや、インテリアの記事にものびのびチャレンジできている。
書くのが楽しく、書いたものを気に入っている。

やったことはないけれど、失恋して髪を切ったら、きっとこんな感じになるのではないかな。モヤモヤした未練を吹っ切って、自分らしくいこうと前を向いている感じ。

夏に清掃のバイトを始めてたのも、良いように影響していると思っていて。

自分で自覚していた以上に、「自分の収入がない」ってことは、私のコンプレックスだったらしい。子どもを産んで、専業主婦になって。次に収入を得るのは「書くことで!」なんて息巻いていたが……理想を暴走させすぎたなぁ、なんて今は思う。

理想というか、欲望というか。
夢とも言えるし、自己実現とも言える。
あぁつまり、”コンプレックス”だったんだんだなぁ。

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コンプレックスは日本語では「劣等感」と言い換えられているけれど、英語でのComplexは直訳すると「複雑さ」「複合体」。心理学の文脈で「こじれたこだわり」「強い執着・感情のしこり」を表す用語になってから、英語でもそのニュアンスが加わったらしい。

(ちなみに劣等感は英語でInferiority complexで、この概念が日本に入ってきたときに省略されて、コンプレックス=劣等感になったんだって。)

書くことも、創作大賞も、自分のComplex(こじれ・しこり)にしたくないなぁと、今は強く思っている。
なぜなら、そうなりかけたから。

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創作大賞応募作品を書いている間、私は「書くこと」に過剰な感情を載せすぎていた。たとえばこんな感じ。

数ヶ月前の私にとって、「書くこと」は…

「好きなこと」「社会不適合者の私が唯一できそうなこと」「頑張りたいこと」「自己表現」「自分の分身」「収入候補」「私が力を持って家族を幸せにできる唯一の方法」「夢」「希望」「熱中できること」「承認欲求を満たす手段」etc.etc.

マジで色々ありすぎる。これぞコンプレックス!
こんなに感情をてんこ盛りにされて、さぞ「書く」の荷も重かっただろう。

清掃のバイトを始めてから、「社会不適合者の私が唯一できそうなこと」「収入候補」「私が力を持って家族を幸せにできる唯一の方法」は、「書く」の荷物から下ろせたもんなぁ。

あぁそっか、だから、中間選考に落ちたことじゃなくて。
やっぱり、清掃のバイトを始めたことで、私の「書く」が等身大に戻れたのかもしれない。

好きで、頑張りたくて、自己表現で、自分の分身で、夢で、希望で、熱中できて、おまけに承認欲求も満たせるんだもんね。

そりゃあ楽しいはずだ。
来年の創作大賞も、もちろん書く気満々だ。


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海沼 衣々花|よく生き、よく書く人 書くを仕事に。一歩踏み出したばかりです。 毎日ヨタヨタ、おろおろ書いてます。 サポートいただけると跳び上がって喜びます。 コーヒーをご馳走していただくお気持ちで、お待ちしてます☕️

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