
創作大賞2026/応募作品「歩み」第5章:常識がひっくり返った日
セキムセイキームレイキを学んだ後も、
ヒーリングの学びを続けていた。
その中で、
また一つ大きな転換点となったのが、
2004年、
ライタリアンレイキとの出会いだった。
それまで私が学んできた
3種類のレイキには、
当たり前のように
シンボルとマントラが存在していた。
シンボルを描き、
マントラを唱える事で
ヒーリングエネルギーが流れる。
それを生徒さんにも伝えてきたし、
「レイキの世界」
とはそういうものだと思っていた。
ライタリアンレイキのテキストを
読んだ時、
思わず目を疑った。
そこには、
今まで当たり前だと
思っていたものがなかった。
シンボルもマントラもない。
そして、毎日行ってきた
自己ヒーリングさえも必要ないという。
「え?それでいいの?」
何度もテキストを読み返した。
それまでの私にとって、
レイキとはシンボルを描き、
マントラを唱え、
自分が媒体となって
ヒーリングエネルギーを流すものだった。
だから正直、頭の中は混乱した。
「今まで私が生徒さんに教えてきたことは、
何だったんだろう?」
それくらい大きな衝撃だった。
しかし次の瞬間、
「これは進化したレイキなんだ!」
という思いが浮かんだ。
後になってわかったことがある。
例えるなら、
それまでのレイキが
自分でスイッチを入れて使うものだとしたら、
ライタリアンレイキは、
常に流れる仕組みを持っているような
違いだった。
この体験は私の中にあった
「こうでなければならない」
という枠を打ち崩した体験だった。
ヒーリングの世界は、
私が思っていた以上に
自由で奥深いものだった。