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Photo bymicosirop

創作大賞2026/応募作品「歩み」 第3章:基準を変えたら、見えてきた世界                

    分岐点

    レイキを学んで3年目、
    私は人生の分岐点に立っていた。

    やりたいことが二つあった。

    けれど、
    どちらの道から進めばいいのかわからない。

    そんな時、ある人が私にこう言った。

    「グランディングをしてみてください」

    「グランディング?」
    その言葉を聞いたのは、
    その時が初めてだった。

    グランディングと言われても、
    実際にはどうすればいいのかわからない。

    今のように自宅ですぐネットで検索できる
    時代でもなかった。

    そこで、ネットカフェへ行き、
    定員さんにPC操作のやり方を
    教わりながら
    「グランディング」という言葉を検索した。

    ね、微細でしょう

    そこで偶然目にしたのが、
    「カルナレイキ(R)」
    という新しいレイキだった。

    「これだ」

    何故そう思ったのかはわからない。
    けれど、不思議と迷いはなかった。

    すぐに受講を申し込み、
    カルナレイキを学ぶことにした。

    受講初日、一回目の伝授が終わり、
    先生と使い方の練習を始めた時だった。

    先生がこう言った。
    「ね、微細でしょう」

    正直、私にはわからなかった。

    レイキを学んでいた頃から、
    人にヒーリングをしたり伝授をしたりする時、
    相手に流れるエネルギーは感じ取ることが
    できていた。

    けれど、
    自分自身にヒーリングをすると、
    エネルギーが流れているかどうかは
    わからない。

    ただ、
    その後に起こる変化だけはわかった。

    「本当に流れている感覚を知りたい」
    そう思った私は、工夫をしていた。

    その中で、
    マントラを唱えた後に息を止めると、
    エネルギーの流れを感じ取れることに気づき、
    それ以来ずっとその方法を続けていた。

    けれど、
    カルナレイキ(R) では
    息を止めてもわからない。

    基準が変わる瞬間

    その時、ふと一つの考えが浮かんだ。

    「もしかして、
    何も感じないこの感覚こそが、
    微細という事なのではないだろうか」

    そう思い、
    その感覚を一つの基準にしてみた。

    すると不思議なことに、
    それまで息を止めなければ
    感じ取れなかった
    レイキのエネルギーが、
    普通に呼吸をしていても
    わかるようになった。

    それだけではない。
    カルナレイキのエネルギーも
    感じ取れるようになっていた。

    これは、私にとって大きな驚きだった。

    私の中にあった「感じる」という基準が
    変わった瞬間だった。


     
     
    [存在の場]を使ったヒーリング、プレゼンス・エンボディメント・システムの実践者 魂の深層に記録された光の構造や仕組みに触れ、そこからの情報を自身の体験を通じて発信しています。本来の自分を取り戻したい方に。HP→https://ariosu.her.jp

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