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🍒 家族のコンビネーション

      〜子どもの詩350 Family-55〜

     お父さんの発言には、少々難が感じられるものの、まるで家族漫才を観ている気分になります。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       ぼくの五つ良いところ
    家に帰りついて  すぐ母を呼んだ
    「お母さん あのな
    ぼくの良いとこ五つ書いて」と頼んだ
    午後九時ごろ  母が
    「良いところ五つ書くんやな」と言った
    その時父が寄ってきて
    「お前にいいところなんかあるか?
    お母さん困るで」と言った
    ぼくはちょっとむかっときた
    そしたら母が「まさきの良いところやったら
    いっぱいあるわ」と
    紙にすらすらと書いていく
    すなおないい子
    欲張りでない
    よく手伝う
    やさしい子
    ぼくはそうかなあと思った
    でも  あと一つうまっていない
    母は迷っていた
    母が困っていると  
    父が「ファミコンがうまい」と言った
    「そんなんあかんで」と言ったが
    母は「それ書こ」と書いた
    ちょっといやだったけど
    ぼくの良いところ
    五つもあってよかった
         6年 まさき

     長い間生活を共にし、楽しい事や悲しい事を経験してきた家族だけが醸し出す、その家族だけのコンビネーション。五つ目の良い所は、そんな仲良し家族の一員になれたことであっても 良かったのかな?
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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