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🍒子どもの詩133 Worker-3

      〜漁師〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     毎日のように、食卓には魚が調理されて出てきます。その一匹いっぴきは、どこかの海で漁師が獲った魚です。魚の種類が違えば、獲る場所や獲り方も違いますが、誰かの手で水揚げされたものに違いはありません。

       サヨリ漁
    ゴォー
    さあ出発だ
    港はまだうすぐらい
    つぎつぎとでていく
    今日はどの方向へ行くのだろう
    お父さんの目がキリッとしている
    ぼくは船のデッキにたった
    お父さんの合図だ
    一番あみをひろげた
    二そうの船でひっぱる
    魚をどんどん追い込んでいく
    ガチャンガチャン
    あみをまいていく
    ぼくはワクワクした
    ピチピチはねている
    大漁だ
    ピカピカ光るサヨリ
    口は赤くてとんがっている
    すごくきれいだ
    バサッーとでてきた
    みんなでいそいで仕わけだ
    大 中 小
    ぼくもどんどんわけていった
    ザックザック
    氷を入れていく
    魚は新せんが一番なんだ
    「よっしゃ次行こか」
    一番あみが終わった
    ほっとした
    次はどこへ行くのだろう
    デッキにたつと潮風のにおいがした
         6年 ゆうじ

     昨日の夕食で食べたサワラは、誰が何処でどうやって獲ったものなのでしょう。今朝食べたサーモンは、どこの国で誰がどのように獲ったものなのでしょう。1匹1匹の魚には、それぞれのストーリーがあるはずです。

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    サヨリ

     大漁の日ばかりでないのも、漁師の宿命です。

       おとうさん げんきだして
    八月三日のあさ
    りょうにいったおとうさんがかえってきた
    ふねのだいじなとこがこわれた
    すぐにしゅうりの人にでんわをした
    おとうさんは
    「ぱちんこにもいかれへんなあ」といって
    ごろんとねた
    おかあさんが「ことしは
    たいふうがようさんきたから
    もうからへんかったしな」といった
    おとうさんはしょんぼりして
    うしろをむいてしまった
    やっぱり
    りょうにいっているおとうさんが
    いいな
         1年 たいき
    🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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