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🍒子どもの詩185 Worker-13

      〜テーラー〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     労働力が不足する現代社会にあって、高齢者の労働力は確かに貴重な資源です。ただ不足するから、「人数合わせとして高齢者が必要」という考えはどうでしょう。「テーラー」のおじいちゃんを題材とする作品から考えます。

       おじいちゃんのはさみ
    「わぁ 大きい」
    おじいちゃんの大切にしている
    おしごとのどうぐを見せてもらった
    大きなはさみ
    わたしのはさみがなんこもあつまったくらい
    大きなはさみ
    さきがとんがっていてピカピカしていた
    おじいちゃんがとっても大切に
    みがいているはさみ
    おじいちゃんのおしごとは「テーラー」
    スーツのし立てやさん
    おじいちゃんも八十さいをすぎて
    いまはスーツをつくるのは
    こうじょうにたのんでいる
    でもいまでもきじをえらんだり
    体のサイズをはかっている
    あの大きなはさみをつかうことがなくなって
    おじいちゃんはすこしさみしそう
    でもあのはさみより
    おじいちゃんが大切にしているのは
    おきゃくさんなんだって
    おじいちゃんのし立てたスーツはかっこいい
    パパのせ中にぴったりとあっていて
    いつもよりパパがかっこよく見える
    わたしはおじいちゃんのスーツが大すきだ
    いつかあの大きなはさみを
    わたしがつかえるときがくるのかな
         2年 かほ


     「尊敬」という大迎な言葉を使わなくても、かほちゃんが祖父や祖父の仕事に対して、敬意をいだいていることが十分伝わってきます。
     人が一生懸命に取り組んでいること、取り組んできたことにはまず敬意を払う。雇用の問題は、この先にあるのではないか。この詩から、そういう学びのヒントがありました。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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