
🍒トイレの日
〜子どもの詩526 Theme-254〜
11月10日は「いい(11)トイレ(10)」の語呂合わせにちなんだ「トイレの日」です。
本日、学校トイレの掃除当番に割り当てられている児童の皆さん。人の見ていない所で頑張ってくれて、本当にありがとう。
Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
🔹
トイレそうじ
失敗ランキング第一位
それはトイレそうじ
うまく動かせないトイレブラシ
言うことを聞かないトイレブラシ
ごしごしごし ガンッ
こんなに一生けん命こすっているのに
全力でこすっているのに
シャクシャク ガッ
ブラシは全然応えてくれない
みがきたい所をみがけない
もしもし聞こえてますかあ
こちらがんばってるんですけどお
ごしごしごしごし
チャパッ
さらに災なん
顔にかかるトイレの水
ああ 最悪
水の流れに逆らってしまった
同じ方向にみがくんだった
ああ 反省
そこへやって来た三年生
これこれそうじ中ですよ
「どうしたん?」
「トイレ行きたい」
「ううっ‥‥どうぞ」
何で今なの
今までがんばってきたのに
どれぐらいがんばったかって?
顔にトイレの水がかかるぐらい
今度からそうじの前にすませてね
一つだけ閉まったドアにお願いする
あの子が出てきたら
もう一回トイレブラシでみがこう
次は水の流れをよく見よう
早く出てきて
そうじ時間が終わってしまう
5年 さち
トイレそうじはたいへんだ
キーンコーン カーンコーン
今日からそうじ場所がかわって
わたしは一階女子トイレだ
紙には「まず、トイレのゆかをはく」と書いてあった
二人ではいた
床のタイルにトイレットペーパーがはりついて
なかなか取れない
何回もはいて やっと取れた
「次は便器をタワシでこする」と続く
ゴシゴシゴシ
いやだったけど やってみるとけっこうおもしろい
と思ったら便器がウンチでよごれている
ゴシゴシゴシ
タワシを持つ手に力をこめて何度もこする
少し取れかけた
やっと取れた
「その次は ぞうきんでふく」と書いてある
これはみんながいやがったので わたしだけがした
手ぶくろをはくと何もよごれないのにな
でも水がかかったのが ちょっといやだった
そのまた次の仕事も
みんながいやがったから わたしがした
コーナーポット
これはとてもいやだった
袋の口がしばれなかったので 友だちがしてくれた
二階まで持って行くのも
いっしょについて来てくれた
そこはいっそういやだった
ごみ箱に入れようとしたら
ハエがたかっていたからだ
やっとのことでふたをとり ゴミをすてた
トイレそうじが終りょうした
トイレそうじは好きではないけれど
そうじをしたら
みんなが気持ちよく使えると思ったら
元気が出て来るような気がした
5年 まいか
うんこそうじ
ぼくのそうじ場所は北一階男子トイレ
いつものようにそうじ場所に行くと
なんと便器から大便がはみ出ていた
いっしゅん ぼうぜんとなった
後藤君も来た
「なんじゃ こりゃー」
ぼくが便器をみがく日だったので
ぼくがしょぶんすることになった
大便を便器の中におして入れた
きゅうに気分がわるくなった
次に水をかけた
そしたらよけいにちらばった
「うっわー 最悪やわ」
泣きたいぐらいだった
一生けんめいブラシでこすった
けっこうとれてきた
「ふうー もうちょっとで終わるわ」
くさかったにおいもおさまった
6年 なおと
魔の十分間
レバーをおす
シャーッ
何よこれ
ひびきわたる声
水が勢いよくふき出してくる
あわてておさえる手と手
ここはトイレの中
使用禁止のトイレの中
今は休み時間
小田さんと二人
そうじに来たのだった
便器についたほこりとよごれ
あまりのきたなさに見かねて‥‥
どうしよう
足がふるえだす
手もふるえだす
小田さんの手もふるえている
きつくおさえる
止まれ止まれ
しかし勢いは止まらない
どんどんふき出してくる水
服はずぶぬれ
頭もずぶぬれ
足もとは水びたし
ふえ続ける水 水 水
もうだめ
小田さんが先生を呼びに走る
一人取り残される私
たった一人でおさえる
今まで以上にきつくおさえる
手の感覚がなくなってくる
一人でいることがたまらない
先生が走ってきた
体の力がぬけていく
そのとたん水の勢いが強くなる
いけない
もう少し
あともう少し
先生が走って行った
道具をとりに
これで助かる
しかし
止まらない
いくらやっても止まらない
どうして先生
また先生が走って行った
「元せんをしめる」と言い残して
元山先生がやって来た
教頭先生もやって来た
二人の先生も走って行った
小田さんの手が
私の手をしっかりつつんでいる
どこまで行くんだろう
どこに元せんがあるのだろう
ひょっとして水道局まで
そんな
急に昔のことが思い出されてくる
いたずらをした時のことが
大変なことをしてしまった
そう思ったとたん
右の手のひらが軽くなった
止まった
止まった止まった
そっと手をどけてみた
緑色にさびたパイプに
2センチほどのひびがあった
このひびが私たちを苦しめていたの?
もうふるえは止まっている
でも
心臓だけは
ドックンドックンと
強く脈を打っていた
6年 ゆな
人の見ていない所で奮闘し続ける、トイレ掃除の子ども達。今回紹介できて、ほんの少しだけスッキリしました。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。