
🍒柔道の試合と格闘技の神髄
~子どもの詩525 Sports-10~
スポーツの中でも、格闘技系のスポーツは他とはちょっと違うと思います。何が違うのか?
動物としてのヒトの本能が、差し迫って試されている、という感じ?
柔道の試合
一人目
ぼくより背が高い
頭の上からにらんでくる
負けずににらみかえして
よし はらいごしでいこうと決めた
「はじめ」
審判の合図
すぐに柔道着をつかんできた
一しゅん力がゆるんだ
今だ
わざをかけた
「わざあり!おさえこみ一本!」
審判の声がひびいた
ぼくの一本勝ちだ
ニヤッとしてしまう
二人目 また背が高い
三人目 体格が同じだ
四人目 三人目と同じような体格だ
勝てる
チャンスはすぐ来るぞ
少し自信がある
相手の手をつかんでいこう
そのしゅん間 組んできた
大外がりをやられた
一本負け!
最悪だ
負けた
負けたのに母が笑顔でさけんでいる
「ゆうた ベスト8やで」
ベスト8!
両手の先まで うれしくなってきた
6年 ゆうた
一個人対一個人であるということ。そして、勝ち負けが面前でハッキリするということ。とても厳しい世界です。
時の流れを含めて言うのなら、一生勝ち続けた人は誰れ一人としていないという理屈が成り立ちます。
負けた時、何を学び取るのか。人間としての成長は、その時にこそ得られるのでは‥‥。格闘技の神髄は、「負け」にあり。
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