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🍒子どもの詩293 Theme-104

      〜命の不思議〜

     ヒトと比べると、昆虫の一生はとても短いのです。北米には「素数ゼミ」と呼ばれる、13年周期や17年周期の蝉が存在しますが、これらは特例。多くの昆虫は1年以下の周期で命を循環させます。だから昆虫の飼育は、命のサイクルを短期間で俯瞰的に見ることができる貴重な経験となります。

      すず虫のふしぎ
    すず虫の卵がかえるのを待っていたぼく
    きりふき中にグレーのよう虫を発見
    一れいよう虫はきゅうりにむらがり食事中
    六れいよう虫は成虫になり美しい音を出す
    「リィーリィー」
    あみめもようのマントを広げて
    オスはメスをよぶ
    すず虫王国は音楽まつりのまっさい中
    ナスやきゅうりも大人気

    きんもくせいのかおりがするころ
    すず虫のお宿は静かになった
    白くて細長い卵を土の中に発見したぼく
    かなしかった気持ちがふっとんだ
    新しい命を発見した
    こうして命はつながっていくんだ
    おじいちゃんからお父さん
    そしてぼく
    今日はお仏だんのおじいちゃんに報告
    ぼくは命のふしぎを発見したよ
    写真のおじいちゃんの顔がほほえんだ
         2年 けいすけ

     すず虫飼育から、けいすけ君は命の不思議さを感じ取りました。それは、命の重さや命の意味にも繋がっていく、大切な感覚に違いありません。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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    すず虫のたまご
     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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