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🍒海辺の石

      〜子どもの詩371 Theme-152〜

     キモとなる文章の理解を助けるために、まず、岩石の種類分けをさせて下さい。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹

    〈岩石の種類〉
    1.  火成岩(かせいがん)

    地下深くにある溶けたマグマが冷えて固まった石です。
    2.  堆積岩(たいせきがん)
    風化や浸食で削られた砂や泥、生物の死骸などが、川や湖、海などの底に積み重なり(堆積)、長い年月をかけて押し固められてできた石です。
    3.  変成岩(へんせいがん)
    すでにある火成岩や堆積岩が、地下深くで非常に高い熱や強い圧力を受け、全く別の性質の石に変化(変成)したものです。

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     火成岩と堆積岩の関係はというと‥‥。「火成岩」が一度削られて砂や泥になる。生物の死骸と混ざって、堆積して出来るのが「堆積岩」ということです。元は同じです。「変成岩」は、火成岩や堆積岩に熱や圧力が加わってできたもの。だから、「火成岩」も「堆積岩」も「変成岩」も、元は皆同じ地下の「マグマ」だということです。

       海べの石
    いろんな海べのすなはまで
    石をひろってあつめたよ
    黒い石  ちゃいろい石  白っぽい石
    みどり色の石  赤ちゃ色の石
    いろんな色がある
    ゴツゴツ角の四角い石
    丸くてすべすべした石
    つるつるとがった三角おにぎりの石
    あなぼこだらけでざらざらの石
    形も手ざわりもいろいろある
    重い石
    水にうかぶかるい石
    うすくはがせそうな石
    キラキラ光るほう石みたいな石
    重さも見た目もいろいろだ
    こんなにちがう石たちも
    みんな地球の中から出てきたんだって
    こんなにみんなちがうのに
    もとはみんないっしょだったんだ
    なんだかふしぎで
    なんだかおもしろい
    いつからこの海べにいるのかな
    山からくずれて川をながれてきたのかな
    海のそこからけずられて
    なみにはこばれてきたのかな
    川や海の魚たちと
    あそびながらやってきたのかもしれないね
    もっとむかしはきょうりゅうを
    そばから見ていたかもしれないね
         2年 いさむ

     2年生ながら、いさむ君の岩石知識は相当なものに思えます。

    こんなにちがう石たちも
    みんな地球の中から出てきたんだって
    こんなにみんなちがうのに
    もとはみんないっしょだったんだ

     見た目が違う石も、起源を辿(たど)れば地下のマグマに行き着きます。人種や国籍の違う人間だって、元を辿れば約30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンス。もっと範囲を広げたら、動物の祖先は、海にいた「襟鞭毛虫(えりべんもうちゅう)」に近い単細胞生物です。壮大な話です。

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    襟鞭毛虫(えりべんもうちゅう)
     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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