
🍒子どもの詩239 Theme-50
〜怪人お面ばばぁ〜
読みに来ていただき、ありがとうございます。
子どもの詩を紹介するnoteです。
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自分のよく知っているお母さんが、ある夜突然「怪人」に変わってしまってたら、子どもにとってはショックです。その怪人が頬の筋肉を動かさず、「ふふふ」と小さく笑えば、小さな子だったら震え上がるに違いありません。
おかあさんのパック
おかあさんはかがみの前にすわると
まっ白などろどろのクリームを
かおいっぱいにぬりはじめたよ
手のひらでクリームをひろげては
かおやほっぺたに ぺったんぺったん
たっぷりとぬっていったよ
目をつむっていっしょうけんめいだったよ
目のまわりだけぬってないから
ゴーグルをつけたみたいになっていたよ
わたしが「きゃあ
かい人おめんばばあがでた」といったら
おとうとがはんなきになって
つくえの下にかくれてしまったよ
おかあさんはかおをぜんぜんうごかさずに
フフフと小さくわらったよ
いつもだったら大声でわらうのに
へんなわらい方だなあ
「かい人おめんばばあの正体はだあれ」
とわたしがいったら
だまってかたまったみたいだったな
いつもだったらおこるはずなのに へんだなあ
ピコピコピコってタイマーがなったら
おかあさんのかおは
まっ白のはずなのにとうめいにかわっていたよ
かおのかわをはがすみたいに
上からかわをむいていくと
いつものおかあさんのかおがあらわれたよ
もとどおりのおかあさんになったとおもったら
「こら いつまでおきとんや」と
こわいこえでさけんだよ
けどおかあさんのかおはピカピカ光っていたよ
「なんでそんなんしたん」ときいたら
「はよ ねんかあ」とさけんだよ
こわくてびびったよ
2年 ゆか
ゆかさんには、お母さんのパックがコスプレのように思えるのでしょうね。気になるのは、机の下に隠れた弟です。お母さんがどこかの知らない人に見えたショックから、その後立ち直れたのかなあ。
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