
🍒自転車に乗れたよ
〜子どもの詩355 Theme-141〜
一度は挫(くじ)けそうになりながら、最後はできるようになった経験。その始まりは、自転車に乗ることではなかったでしょうか。その後諦めそうになった時も、この時の経験があるからこそ何とか凌(しの)ぎ、乗り越えることができる。
Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。今回は、4人の1年生が、自転車に乗れるようになった過程を作品から観ていきます。
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じてんしゃとセミ
ぼくはこまなしじてんしゃに
まだじょうずにのることができない
いえのまえのみちでれんしゅうをしていると
セミがいた
あついアスファルトのうえで
じっとうごかなかったから
しんでいるのかなとおもった
ふまないようにセミをよけてとおった
ふたつめのでんちゅうまでいってもどってくると
セミがすこしうごいていた
あっ いきとったんや
それからなんどもいったりきたりした
ふらふらするけれど
すこしずつながくのれるようになってきた
セミもすこしずつうごいて
さかをのぼろうとしていた
「がんばれ セミ」
ぼくはおうえんした
セミもぼくをおうえんしてくれているのかな
とおもいがんばった
セミのおかげですこし
じてんしゃにのるのがじょうずになった
ありがとう セミ
1年 けんと
じてんしゃすいすいのれるよ
さいしょはふらふら
すぐにあしがじめんについてしまう
こわいな
けがしないかな
みんなみたいにじょうずにのれるかな
いろんなふあんがたくさんあるけど
なんかいもれんしゅうしたよ
すこしずつじしんもついて
ふらふらしないでのれるようになったよ
あるいているときとちがうかぜがきもちいい
でこぼこみちは
からだがふわっとういてびっくりする
みえるけしきもちがってわくわくする
じてんしゃにのれるってたのしいな
もっといろんなところにいきたいな
1年 さくら
じてんしゃ
おばあちゃんにじてんしゃをかってもらったよ
ギヤーが6までついていてへんそくできるよ
くろくてメーターやとけいもついているよ
むっちゃくちゃかっこいいじてんしゃだよ
でもぼくはじてんしゃにのれないよ
なつやすみにいっぱいれんしゅうしたよ
おとうさんとおかあさんは
いっぱいじてんしゃをおしてくれたよ
こしがいたくなってしっぷをはっていたよ
おにいちゃんは
まいにちのりかたをおしえてくれたよ
れんしゅうをさぼろうとして
おにいちゃんになんかいもおこられたよ
なんかいもこけたよ
あしやおなかやてをすりむいたよ
いっぱいかにさされてたいへんだったよ
小さいこに「じてんしゃようのらんの」といわれて
くやしくてぼくはないたよ
ずっとれんしゅうしてやっとのれるようになったよ
ぼくはいままでの百ばいうれしかったよ
おとうさんとおかあさんと
おにいちゃんとおねえちゃんがみているまで
こうえんの中を三しゅうしたよ
みんなが「ようがんばったな」とほめてくれたよ
じてんしゃはなんどもこけたので
いっぱいきずがついたよ
じてんしゃくん
ごめんね
はやくおばあちゃんのいえまで
じてんしゃでいきたいな
1年 けいすけ
じてんしゃにのれたよ
じてんしゃにのれたよ
はじめはこわかったからいやだったよ
でもまいにちじてんしゃにのってあるいたよ
ちょっとこいでみたよ
二かいこげたよ
おじいちゃんにうしろをもってもらったよ
「はよ こげよ」
はやくこいだよ
「もっとうで」
「もっとうで‥‥」
あれっ?
こえがちいさいな
いそいできゅうブレーキをかけたよ
おじいちゃんがうしろのほうでわらっていたよ
えっ?
じぶんでのれたのかな
それからなんかいもれんしゅうしたよ
つぎのひ やっとのれたよ
うれしいとおもったよ
さいしょはふらふらでこけるとおもったよ
いまは「びゅわーんびゅわーんはしるー」って
うたいながらはしってるよ
かぜがすずしいよ
1年 めいく
1年生になると、活動範囲が広がります。また、既に乗れている友達の影響もあるでしょう。たくさんのプレッシャーを感じながらも、よく耐えて頑張りました。そして自転車に乗る事で、見える景色も変わりました。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。