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🍒子どもの詩328 Family-51

      〜疲れた顔〜

      「母は港」と言われます。家族の誰もが、母を経由して会社に行ったり学校に行ったりする。そして疲れて港に帰って、また母と会話して元気になる。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       父のつかれた一日
    「ただいまー」
    つかれた声で帰ってきた父
    母が玄関まで行きかばんを持つ
    「おかえり」とぼくが言うと
    「ただいま」と答えてくれた
    作業服をぬぎいすにすわった
    ビールを出して母といろいろ話しながら飲む
    そのように父は
    母と話すのがいちばん安心できるんだな
    食事をすませたあとお風呂に入る
    あがってくると
    つかれていた顔がふつうの顔にもどっていた
    ぼくにはそのときの顔が一番若く見える
         6年 ひでまさ

     全くもって、幸せなお父さんです。
     しかし「港」のお母さんだって、疲れることがあるのです。その時お母さんにとって、「港」になるのは何でしょう。

       夜のサイクリング
    今日は弟のピアノの日
    お母さんは仕事なので
    私と弟で自転車に乗って行きました
    帰りにお母さんが自転車でむかえに来てくれて
    「帰りはサイクリングや」
    とお母さんがいいました
    いつもおこった顔や
    仕事で疲れた顔のお母さんしか見ていません
    でも今日の夜のサイクリングのお母さんは
    生き生きと元気な顔

    山の上にはまあるいお月さん
    カエルがないて  もうすぐ田植えの季節
    風は北風からすずしい風に
    また  こんな日があったらな
         4年 さゆり

     疲れたお母さんの顔を笑顔に戻す「港」、それは元気なさゆりさんたち子どもかなぁ?

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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