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🍒社会科見学

      〜子どもの詩367 Activity-4〜

     遠足ではないのでオヤツは持って行けませんが、それでも社会科見学は、子ども達がとても楽しみにしている活動です。学校から飛び出し、教科書や資料で学んだことを自分の五感で確かめるのです。
     あんずさん達5年生は、「国土の特色」や「食料生産」を社会科で学習しています。食料自給率や海産物の輸入についても学びます。この日は発展学習として、中央卸売市場へ社会科見学に行くことになりました。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。   
           🔹
       おもしろおどろきいっぱい市場見学
    「いいにおいや」
    今日は待ちに待った社会科見学
    まずは中央おろし売市場
    市場に入ったとたん 私の目に飛びこんできたのは
    ものすごい数の段ボール
    それと同時に段ボールのにおいも
    実は私は段ボールのにおいが好き
    「めっちゃ段ボールあるやん」
    私はわくわくしてきた
    段ボール一個一個に産地が書いてあり
    遠い県から県内の近いところまで
    さまざまなところから
    運ばれてきていることが分かった
    山のように積まれた段ボールの間をぬけると
    勢いのある声が聞こえてきた
    せりが始まっていた
    まずはスイカだ
    高い台に乗った人が声を出している
    でも何と言っているのか分からない
    どんどんどんどん変な言葉が聞こえてきて
    私の頭はもうパニック
    まったくさっぱり分からない
    たぶんみんなもそうだと思った
    次は野菜
    野菜のせりではちょっと分かったこともある
    それは仲おろし業者の人が指で何かをしているのだ
    「何 あれ?」
    そう思ってみていると市場の方が教えてくださった
    あれは「手形」といって
    指で値段を示しているそうだ
    となりの人に見えないように出した手を
    高い台に乗った人はいっしゅんで読み取っている
    すごいと思った
    その後買った品物を小分けしたり
    ふくろづめにしたりしている
    仲おろし業者の店も見せてもらった
    そして最後に私たちは梅雨のむし暑さもふき飛ぶ
    寒さを体験することになる
    そこは品物を保管しておく冷ぞう庫と冷とう庫だ
    冷とう庫はタオルもこおるマイナス二十度
    信じられない寒さだった
    冷とう庫から出ると私のめがねは一気にくもった
    こんな寒さは初めての体験だった
    初めての市場で初めて知ることがいっぱいだった
    市場見学を終えて
    私たちはバスに乗り次の見学へ出発した
         5年 あんず

     世の中のことをたくさん学び取ろうとしている、勢いのある世代です。こんな頃が、無性に懐かしく思えてなりません。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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