
🍒子どもの詩145 Family-12
〜父と娘の川散歩〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
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「父」、「娘」、「川」、「散歩」。同じシチュエーションで書かれた、二篇の詩を紹介します。
まず一篇目。自然散策を共にするイメージで、お読みください。
朝の散歩
朝六時
川の岸辺をお父さんといっしょに散歩した
朝の空気は昼の空気とちがって
ひんやりとしている
あ カワセミがいる
むねがオレンジで羽は青 先は黒い
ゴイサギが同じ場所でじっとしている
お父さんが
「魚をまちぶせしとるんや」と教えてくれた
一日中ここにいるのかな
川辺の木の中から
にぎやかな鳥の声が聞こえてくる
オオヨシキリやホオジロが鳴いている

お父さんがくわの実をとってくれた
むらさきがかった青の小さい実
ブルーベリーのような甘ずっぱい味がする
わたしが「おいしい」と言ったら
「自然の味や」と教えてくれた

ぼたん色のノアザミ
黄色い月見草
せが高く茶色の実がついたオオバコ
黄色と白の朝顔に似たスイカズラ
川はゆったりと流れている

すずしい風がふいてきた
お父さんが
「風が気持ちええなあ」と言った
二人で行った散歩
ますます自然が好きになった
5年 ひより
ゆったりと川は流れ、すずしい風が吹く。読んでいて、気持ちが良くなります。
もう一組の父と娘の川散歩も見てみましょう。
お父さんとおさんぽ
「やったあ」
今日は父の日
わたしはこの日をまっていた
一週間前からプレゼントを考えていた
それは おさんぽ
お父さんはおさんぽずき
でもいつも一人で歩いている
なんかさみしそう
わたしがついていってあげたかった
「父の日のプレゼントあげる」
「なになに」
「お父さんとおさんぽだよ うふふ」
お父さんはびっくりした顔で
「じゃあ さっそくおさんぽ行くか」
「うん」
やったあ
ついにお父さんと行ける
お父さんの顔もうれしそう
わたしはわくわくわくどきどき
あるいていると白つめ草がいっぱい
モンシロチョウにモンキチョウ
ながれのおそい川にはカニがニひきいた
「あっ カニだ」
「ほんまや」とお父さん
二十分間のおさんぽで
いっぱい生きものを見つけたよ
父の日のおさんぽ
「いろんなもんがおったな
あや ありがとう また行こな」
「また いっしょに行こうね」
2年 あや
「父の日のプレゼントあげる。お父さんとおさんぽだよ、うふふ。」なんて言われたら、胸がキュンとしますよねー。
羨ましすぎて、「くそっ!」と思ってしまいました。