
🍒子どもの詩198 Food-4
〜コロッケ〜
読みに来ていただき、ありがとうございます。
子どもの詩を紹介するnoteです。
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深夜から明け方までに、民放各局では競うようにテレビショッピングの番組があります。調理器具についても、人気商品が次々登場してきます。電気圧力鍋などは、実演付きの販売です。
中には、古い鍋を下取りして、更に値引きするメーカーだってあるくらいです。古い鍋は、その後どうなるのやら。
さて、歴40年の鍋の登場です。鍋のレジェンドと言えるでしょう。
歴四十年のなべ
「ゴトゴト ボコボコ」
台所から音が聞こえる
今日のご飯は何だろう
このにおいはきっとコロッケだ
行ってみるとおばあちゃんが
真っ黒で油が付いて
でこぼこしているなべであげている
ええ こんななべであげるの
すっごく古そうななべ
もつところまで黒くなっている
「おばあちゃんが死んだら棺桶にいれてな」
そうか
おばあちゃんの大切な大切ななべなんだな
「そのなべいつ買ったん」
「買ったんじゃなくてもらったんや
みかのお父さんが生まれたときの
お祝いにもらったんやで」
だからこんなにぼろぼろなんや
油などがこびりついて
今にもポロポロとはがれそう
これまでの四十年
いろんな料理を作ってきたんだろう
トンカツ チャーハン 天ぷら 野菜炒め
お父さんが小学校へ入学した日も
遠足のお弁当の日も
お誕生日のごちそうを作るときも
そして
お父さんの結婚
初めてお兄ちゃんが生まれたとき
私の家の出来事をずっと見てきたなべ
今日のコロッケは特別おいしい
まだまだ
たくさんのおいしい料理を
作ってほしい
5年 みか
迫力さえ感じる、歴40年の鍋。コロッケだって、こんな鍋にあげられたら、本望に違いありません。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また読みに来ていただけたら、嬉しいです。
