
🍒 梅子黄 (うめのみきばむ)
〜子どもの詩348 Theme-135〜
七十二候シリーズ、第三弾です。第二十七侯(6/16~6/20頃)は、「梅子黄 (うめのみきばむ)」。青々と大きく実った梅の実が、黄色く色付き始める頃となりました。
Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
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うめぼしづくり
夜 ぼくはゲームをしていた
おばあちゃんは
テレビを見ながらうめのへたをとっていた
大きなボールの中からうめをとり出す
つまようじでせんぬきのようにへたをとる
おもしろそうやな
「ぼくにも手つだわせて」
「ええで でもうめをきずつけたらあかんで」
ちょっと心ぱいになった
うめのへたは ぼくが思っているより小さかった
へたを上にむけて
そのすきまにつまようじをそっとさした
きずがつかないように
おばあちゃんのまねをしてくるっととった
二こめもしんちょうにゆっくりとった
おもしろいなあ
三十こぐらいとった
一こぐらいはちょっときずがついたかな
「まだまだたくさんのうめがのこっているな」
「そうや 全部で二キロのうめや」
もうちょっとスピードをあげた
全部で五十こぐらいとった
チョークのこなが手についたみたいに
ざらざらになった
「なんや このにおい」
ぼくの指はうめのあまずっぱいにおいがした
なんでこんなにあまそうなにおいがするのに
ちょうすっぱいうめぼしになるのかな
次の日の朝
おばあちゃんはへたをとったうめを
大きいびんに入れた
とうめいなびんの中に塩もたいりょうに入れた
「なんで そんなにたくさんの塩を入れるん?」
「これくらいなら まだ少ないほうや」
びんをゆすったら
下のほうに塩がたくさんたまっていた
だからうめぼしはちょうすっぱくなるんだな
おばあちゃんはうめの上に大きい石をのせた
学校から帰ってくると
びんのまわりにちょっとだけ水ぶんがついていた
あせをかいているようだ
どんなふうに変化してうめぼしになっていくのか
楽しみだなあ
4年 しんや
この時期、家に梅の木があって梅の実を利用しようと考えている場合、とても忙しくなります。「梅仕事」という言葉があるくらいですから。
梅干しだけではありません。氷砂糖とホワイトリカーで「梅酒」作り。氷砂糖と酢で「梅サワー」作り。多くの家庭で、甘づっぱい香りが満ちているのかなあ。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。