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🍒子どもの詩179 Worker-11

       〜在宅ワーカー〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     数字が大好きで、暇があれば統計表を見ています。
     24.6%。これは2024年度の統計で、全労働者人口に占める、在宅ワーク労働者人口の比率です。日本の経済の4分の1を在宅ワーカーが担っていると言えるでしょう。
     在宅ワークにも色々あります。昔、内職と呼んでいた家内労働者は、どれほどいるのでしょう。正確なところは掴みきれていないようですが、統計として数字に上がってくるのは(僅か)10万人ほど。その内88%が女性です。
     雇用環境が良くなってきているとは言うものの、育児との両立はやはり難しく、外で働くにはまだまだ高いハードルがあると言えます。
     今回紹介するのは、家内労働をしている在宅ワーカーのお母さんです。その様子を傍らで見ながら、子どもが詩に書きました。

       仕事をするお母さん
    「カチャカチャ」
    お母さんが仕事をしている
    その時の顔はいつもとは全然ちがう
    あせが出てきそうなほど真剣な顔だ
    「お母さん  お茶」
    わたしが話しかけるとクルッとふり返って
    「ありがとう」と言う
    そのときのお母さんはニッコリ笑っていて
    部品を見る目とちがうやさしい目だ
    いつものお母さんと同じ顔
    飲み終わると
    また部品を見る時の真剣な目に変わる
    「もうおそいからねなさい」
    お母さんしんどくないのかな
    チラッとお母さんを見ると
    ひたいにあせがにじんで見える
    真剣な目で細かい部品を見ている
    ふだんのお母さんとはちがって見える
    お母さんの仕事への思いが
    ここまで伝わってくる

    二階に上がっても
    思いが音と重なって聞こえてくるようだ
    小さな小さな音が耳にひびく
    それに重なって
    大きな思いが伝わってくる
    「カチャカチャカチャ‥‥‥」
         6年 みお

     日本のお父さんは、とてもよく頑張っています。日本のお母さんもまた、とてもよく頑張っています。それを子ども達は、しっかりと見ています。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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