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Photo bykarasu_toragara

🍒子どもの詩144 Pet-4

      〜ぼくのカメきち〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     今日は、ペットについての考察です。格調高く言えば、「小動物の自他認識」。平たく言えば、ペットは自分のこと、どう思っているの?飼い主のこと、どう考えているの?

       ぼくのカメきち
    夏休みの少し前
    ぼくはカメきちとあった
    おばあちゃんの家からのかえり道
    車のライトが黒いかたまりをてらした
    お母さんが「カメちゃうか」と言った
    ぼくはあわてて車からおりて見に行った
    「ほんまや  カメや」
    この日からぼくとカメきちの生活がはじまった
    ぼくが学校から帰ってくると
    ぼくの方を見て
    カツンカツンと音をたててくれる
    うれしい
    水かえのとき外に出してやると
    ゆっくりさんぽする
    かわいい
    毎日の水かえとえさやりをきめているけど
    時々わすれることがある
    そんなときお母さんに
    「かわいそうやからにがしたり」っておこられる
    ごめんねカメきち
    もうわすれないようにするから
    ずっとぼくのそばにいてね
    大すきだよ  カメきち
         2年 だいち

     カメは、人間のように鏡を見る習慣がないので、自分の姿の全体像を見ることはありません。背中は、ちょっと重く感じているでしょうが、甲羅と呼ばれる湾曲した板がついてるなんてつゆ知らず‥‥。カメにすれば、目視して確認できるのは時々食べ物をくれるヒトです。自分も、ヒトみたいなもんじゃないか、そのように認識しているのではないでしょうか。
     これまで、犬や猫をたくさん飼ってきました。今も関わりが深いです。時々不思議に思うのは、どう考えても犬の鳴き声ではないなと思うような声、猫の鳴き声ではないなと思うような声をたまに発することです。もしかして、言葉を話そうとしている?
     次にあげる作品を読むと、私の考察は、まんざらピントハズレではないような気がしてなりません。

       ひみつ話
    ぼくの家は犬がいます
    名前はレオです
    レオに「レオ〜  おまえにひみつ話ある〜?」
    ときくと
    「ワン!?」と言われました
    ぼくはおどろいてこけました
    ぼくはレオにひみつ話をしました
    ぼくのひみつ話は
    ゲームがほんのちょっと強いと言う事です
    ぼくが「レオのひみつ話は?
    な  おしえて〜」と言ったら
    「クークークー」と言われました
    ぼくはきっと
    好きな犬がいるんだなとおもいました
         5年 いたる

     もしかして、会話が成り立ってる?
     ペットと、マジなトークができる機器、誰か作ってくれませんか?

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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