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🍒子どもの詩267 Worker-16

      〜畳職人〜

     時代の流れと言ってしまえばそれまでなのですが、伝統的な日本の仕事が次々と消えています。畳職人もその一つです。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       ぼくのおじいちゃん
    ぼくのおじいちゃんは畳職人
    結婚してから畳屋になった
    ひいばあちゃんとじゅうぎょう員の三人で
    畳の土台を作った
    ひいばあちゃんとじゅうぎょう員が高齢になり
    おじいちゃんはたった一人で畳屋を守ってきた
    ぼくが三年生の時火事にもなったが
    おじいちゃんはそれにも負けず畳屋を守ってきた

    おじいちゃんが作る畳の土台は
    昔ながらのワラサンドだ
    日本家屋やお寺に使用される高級品だ
    値段は高いが重くて丈夫
    やわらかく長持ちなんだ
    最近の畳は建材床ばかり
    値段は安く  軽く  使い勝手が良いらしい
    おじいちゃんが作るワラサンドを使う人は減ってきた
    最近の家は畳の部屋が少ない
    一つの家に一部屋あるかないかだ
    そういえばぼくの家も畳の部屋はあるが建材床だ

    ますますおじいちゃんの出番は減ってきた
    おじいちゃんはもうすぐ畳屋を閉める
    長い間一人で守ってきた畳屋を終わりにする
    日本の伝統を守り続けてきたおじいちゃん
    ぼくはおじいちゃんをほこりに思う
    おじいちゃんの畳のすばらしさをもっと分かってほしい
    世界中に畳のよさが伝わってほしい
    ぼくはおじいちゃんに言いたい
    「長い間おつかれさまでした」と
         5年 りょうたろう

     伝統を守り続けてきたおじいちゃんへの尊敬の気持ちが、いっぱいいっぱい詰まった作品です。
           🔹
     最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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