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🍒子どもの詩301 Pet-11

      〜ぼくの弟〜

     一人を意識して生活している者にとっては、ペットの存在はとても大きいものです。一人暮らしは勿論のこと、一人っ子も同様。「二人」にはなれなくとも、「一人ではない」と思わせてくれる存在となるからでしょう。
     Akiyama Uです。子どもの詩を紹介しています。
           🔹
       ぼくの弟
    ぼくに弟ができたんだ

    ずっと弟がほしかった
    二人であそべるからほしかった
    お母さんにきくと
    「ごめんね」と言ってだきしめてくれる
    ぼくは「お母さんを一人じめできるから
    いいよ」とお母さんを安心させた
    でも心の中ではやっぱりほしかった

    ぼくに弟ができたんだ

    弟といっても犬のチワワです
    名前はコスケ
    ぼくはユウスケ
    「ぼくは大きいお兄ちゃんなんだよ
    コスケはぼくの小さい弟だよ」
    という気もちをこめて名前をつけた
    本当は犬の名前には
    ちょっとおかしいかなと思ったけれど

    ぼくに弟ができたんだ

    ぼくとコスケは近くのペットショップで出会った
    そこには何回か行ったことがあるけれど
    いつも「この犬かわいいね
    考えてみようね」といって帰る
    でもコスケの時はちがった
    まん丸い目でぼくをじっと見ている
    「大すきなお兄ちゃん
    いっしょにつれて帰って」と
    言っているみたいだった
    犬だから言葉は話せないけれど
    気持ちがわかるような気がした
    そしてコスケはぼくの弟になった

    ぼくに弟ができたんだ

    ちっちゃくて  黒くて  あったかくて
    とってもかわいい
    ぼくを見るとしっぽをふって走ってくる
    ぼくがねころがると顔じゅうをペロペロなめて
    とってもくすぐったい
    ぼくにはあんまりかまないんだ

    コスケ  大すきだよ
    大切な大切な弟だから
    たった一人の弟だから
    ずっとずっとなかよくしようね
         3年 ゆうすけ

     繰り返される、「ぼくに弟ができたんだ」というフレーズ。ゆうすけ君の喜びが、溢れ出ています、
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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