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Photo byobachan_note

🍒子どもの詩253 Family-28

      ~留守番~

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     「初めて」の付く事柄には、いつも緊張感がともないます。「初めてのお遣い」「初めての歯医者」「初めての学校」「初めてのプール」等々。
     お母さんの腰の痛みのため、急に幼い弟と二人で「初めての留守番」をすることになった2年生の智花さん。さあ、うまく出来たのでしょうか?

       しんどかったるす番
    先生
    この前のるす番
    めちゃくちゃたいへんやったんで
    学校から帰ったらお母さんが「こしがいたいから
    お父さんとびょういんへいくから
    るす番しててね」言うたんや
    一人でしゅくだいをしよったら
    なんか家じゅうがシーンとしとった
    とけいのチッチッチッという音が
    ごっつい耳にひびいて
    なんかへんな気もちやった
    それできゅうにプープープとでんわがなった
    あっ  りょうへいがひるねしとるのに‥‥
    はしっていってでんわとったら
    プーいうてきれてしもた
    あああ
    なんや思ったらまた友だちからでんわやった
    「るす番しとうからあそばれへん」いうてたら
    となりのへやでりょうへいが
    「おかあちゃん  おかあちゃん」いうて
    大声でビービーないた
    よしよしいうてだいたらなきやんだ
    けどおろしたら
    また「おかあちゃん」というてないた
    だいたりおろしたり  だいたりおろしたり
    もううるさい
    めんどうみきれん
    おもちゃの車にのせておかしをやったら
    やっとわらった
    六時ごろやっとお母さんたちが帰ってきたら
    りょうへいが「おかあちゃん」いうてだきついた
    やっぱりりょうへいにはお母さんが一番やなあ
    お母さんに「るす番えらかったね」というて
    いっぱいほめられたんや
    りょうへいもわたしもにこにこになったよ
         2年 智花

     自分自身の「初めての留守番」は、遥か遠い昔のことなので記憶のかけらも残っていません。ただ働き始めた時に初めて一つの仕事を任され、緊張感の中で何とかやり遂げ、その後安堵したことは思い出すことが出来ます。智花さんにとっての「初めての留守番」は、そのような思いで読みました。
     しっかり留守番ができましたね。もちろん花丸です。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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