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🍒子どもの詩252 Theme-86

       〜わな〜

     読みに来ていただき、ありがとうございます。
     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹
     誰もいない公園で一人遊びする、いたずら好きな少年。子どもの頃の私も含め、彼らは皆同じ思いを持つようです。「魔が差す」という言葉で片付けてはいけませんが、無性に作りたくなってしまうのです。〈落とし穴〉。人を「困らせたい」とは思わないけれど、「驚かせたい」とは思います。ともあき君も、その一人でした。

       おとしあな
    おとしあなをつくった
    三十センチから四十センチのあなを
    シャベルでほった
    十五分もかかった
    やっとほって五分休んだ
    かべ側がくずれて二~三センチの石を
    石がきのようにつめた
    また新聞紙をのせた
    その上に土をのせた
    赤土だからすぐにわかる
    砂場の砂をとってパラパラまいた
    石もところどろこに置いた

    二日たってあなをさがした
    いきなりあなにおちてしまった
    中には雨水がたまっていた
    雨水のせいでかべがくずれていた
    しかもどろ水だった
    くつもどろどろ
    くそっ!
    自分のわなに自分がひっかかった
         5年 ともあき

     お見事。絵に描いたような「落ち」がつきましたね。「落とし穴愛好家」達は、皆よく似た体験をもちます。
           🔹
     最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
     また読みに来ていただけたら、嬉しいです。


     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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