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🍒子どもの詩139 Healing-6

      〜人の善意〜

     子どもの詩を紹介するnoteです。
           🔹 
     ニュース番組で、これでもかこれでもかと、悲惨な事件や騙し騙される事件が登場すると、気持ちは深く深く《厭世》へと沈んでいきます。そんな時には、人間の善意をもう一度再確認したい思いがします。生まれた時は、そうじゃなかったでしょと思いたい。
     心洗われる作品を2点紹介します。

       そうりつきねんび
    がっこうが十二さいになりました
    でもきょうはおやすみです
    おたんじょうびなのにだれもきません
    おいわいしてあげなきゃ
    ぼくはおめでとうをいいに
    はしっていきました
         1年 いたる

       くまちゃんのせんたく
    おかあさんとおねえちゃんといっしょに
    ぬいぐるみのくまちゃんをあらいました
    くまちゃんシャンプーをしました
    くまちゃんのあたまがきれいになりました
    それからおかあさんが
    くまちゃんをせんたくきであらったよ
    おねえちゃんと
    せんたくきのなかをのぞいていたら
    くまちゃんがぐるぐるまわっていました
    「くまもめがまわりそうやで」
    とわたしはいいました
    あらったあとおかあさんがぬいぐるみを
    せんたくばさみでつまんでほしていました
    ちょっといたそうだったので
    くまをすわらせるいすをもってこようとしたら
    おねえちゃんととりあいになって
    けんかになったよ
    そうしたらおかあさんが
    「けんかはやめな」といったよ
    さいごはふたりで
    いっしょにくまをすわらせました
    きれいになったくまちゃんは
    とてもうれしそうにわらっていたよ
    こんどはうさちゃんのぬいぐるみをあらって
    きれいにしてあげたいな
         1年 まき

     おもちゃBOXの中で、クマちゃんはウサちゃんに、ニコニコ顔で話しかけたりして‥‥。
    「もうすぐ、君の番だよ。」
     もう一度人の善意を信じてみたくさせる、そんな作品達です。

     
     
    気がつけば、子どもの書く文章を収集する人生になっていました。職業柄とも言えますが、誰もがしていることではないので、やはり謎です。ただ一つ言えるのは、自分の体験し得なかった事やこれから起こる可能性の低い出来事を、子ども達が代わりに体験してくれている、そんな認識です。感謝です。

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