
71歳、AIに救われた④——実録「AIで詐欺を見抜く方法」
小説編はこちら
第1話
https://note.com/leal_gnu5097/n/nbdf0a433b17a?app_launch=false
第2話
https://note.com/leal_gnu5097/n/n1f9fcc367f2b?app_launch=false
第3話
https://note.com/leal_gnu5097/n/ne87ec4131bb8?app_launch=false
この章を書いているのは、第一部の小説の「修造」のモデルになった、本人です。
小説はフィクションですが、骨格は実話です。AIに警告されながら送金した話も、違和感をAIにぶつけた話も、全て本当にあったことです。
ロマンス詐欺の「5段階構造」
詐欺師たちは、必ずこの順番で動きます。
第1段階:接触
SNSや知人の紹介を装って近づく。日本語が自然で、丁寧。
第2段階:信頼構築
毎日メッセージを送る。相手の話をよく聞く。感情的な繋がりを作る。この段階に数週間から数ヶ月かける。
第3段階:投資への誘導
「私も使っている」「絶対に安全」「一緒にやりましょう」。
第4段階:追加入金の要求
最初は小額。利益が出たように見せて、大きな金額を入れさせる。
第5段階:出金妨害と手数料要求
出金しようとすると「手数料」「税金」「凍結解除金」が次々と発生する。
詐欺師が使う「7つの言葉」
①「私も使っているから安心」→ 個人の体験談は証拠になりません。
②「今だけのチャンス」→ 焦らせて判断力を奪う常套句です。
③「絶対に損しない」→ 合法的な投資に「絶対」はありません。
④「他の人には秘密に」→ 家族や友人に相談させないための言葉です。
⑤「あなただから特別に教える」→ 特別感を演出して判断を曇らせます。
⑥「手数料を払えば全額戻る」→ 払うたびに新しい手数料が出てきます。
⑦「当局が差し押さえている」→ 本物の当局は、メッセージで個人に送金を求めません。絶対に。
AIに聞く時の「魔法のテンプレート」
おかしいと思ったら、このテンプレートをそのままAIに打ち込んでください。
以下の状況が詐欺かどうか教えてください。
【相手との関係】
(例:SNSで知り合った。知人の紹介。)
【相手から言われたこと】
(例:投資を勧められた。手数料を払えば
出金できると言われた。)
【お金の動き】
(例:○万円を送金した。追加で○万円を
求められている。)
【私が感じた違和感】
(例:なぜ見知らぬ人がこんなに親切にするのか。)
これは詐欺ですか?正直に教えてください。最後に
AIは感情を持ちません。だから正直である。
「おかしい」と感じた瞬間に、すぐAIに聞いてください。
AIはあなたの「もう一人の冷静な自分」になってくれます。
私はその声を、一度、無視しました。でも最後は、聞けました。
だから今、こうして書けています。
71歳、あべさだお
(完)
📖 1記事で読める「エッセイ版」はこちら
https://note.com/leal_gnu5097/n/n0624b926ea74