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【14話】呪いがとけるまで・・・


    マインドコントロールの完了


    キャバクラは中絶のため
    1週間休みをもらっていた。

    術後すぐに水子供養連れて行かれ

    その次の日に吉田に駅前に呼び出された。

    泣きすぎてパンパンに腫れた顔で
    車に乗り込む


    吉「どうやぁ~ちょっとは落ち着いたか?」
    私「。。。べつに。。。」
    吉「別にか。。。それでこれ。」
    と封筒を渡された。

    前に言っていた慰謝料もどきの15万円だった。


    吉田の嘘と中絶の痛みはこんなに薄いんだなぁ~

    と思い私は渡された封筒を黙って見つめた。

    吉「確認してや!」
    私「。。。金額?」
    吉「後で足らんって言われても無理やで!」

    そして封筒から現金を出し数えた。

    諭吉が15枚。。。


    15万円で何ができるか考えた。


    。。。何も思いつかなかった。

    こういうお金をはした金と呼ぶんだろう。
    と思った。



    そして吉田は口数の少ない私に話し出した。

    吉「り~んはどうしたい?」
    私「何が??」
    吉「俺といてるのか辛いなら別れるし。
    でも俺はり~んには悪いと思ってる。

    今までの奴にはそんな感情持った事ないけど
    り~んにはほんまに悪い事したって思ってるから」


    。。。。


    。。。


    はぁ?!(◎_◎;)

    今までの奴って誰よ?!何よ?!💦


    急なカミングアウトに
    パンパンに腫れてた目を見開いた。


    私「えっ?!今までの奴って
    中絶させたの初めてじゃないってこと?!」

    吉「うん。。。💧
    でもそいつらには何とも思わんかったけどり~んは別!!💕
    本気で悪い事したと思ってるねん🥹」

    (こいつ正気かっ?!
    なんでその話今私に言うた?!💦)


    私「私は子供おろさないといけない関係の人と
    付き合い続けるのは無理かなって思ってる」
    と答えた。

    吉「そうか。。。
    じゃぁ俺たちはもう終わりなんやな。。。」

    と言って少しの間があいた。


    私は車のドアノブに手をかけ帰ろうとした。



    吉「最後なんやしちょっと話そう。。。」



    そこから吉田は大真面目に
    他の女の子に中絶させるは何とも思わなかったけど
    私の時は始めて悪いことをしたと思った。
    だから俺は私の事を特別に思っている
    今までの女とは違うんだってことを





    その後車の中で7時間語り続けた。




    全然なんのフォローにもなってない話に呆れて
    帰ろうとするとドアロックをかけられ

    吉「まぁまぁまぁ!
    まだ話は終わってない!笑」

    と語り続けた。




    2時間くらい経って
    (この人一人でどんだけ喋るん?!(;一_一))




    3時間経って
    私「トイレ限界やから帰っていい?」
    吉「俺も!!コンビニ行こう」


    コンビニに向かう道中走って逃げようとしたら
    普通に捕まった。

    その後はずっと腕を捕まれコンビニのトイレ前で待機

    (脳内でアメリカの女性受刑者の映像が流れる。)


    吉田はコンビニでトイレをやめて
    私の腕を掴みながら駐車場で立小便をしだした。

    今なら振りほどいて逃げれるかもと
    思い思いっきり腕を振り払い
    逃げようとしたが、

    力が強すぎてビクともしない。

    さらに私が暴れたことで吉田のおしっこが
    かかりそうになって私は悲鳴をあげた。

    頭をはたかれ
    吉「おまえ何してんねん!!
    俺、変質者みたいになるやろ!!💢」

    (何が違うねん!!💢)



    強制的に車に戻される



    4時間後

    もうどうでもよくなってきた。。。

    同じ話をずっとされ
    私への愛を語られる。

    精神的にも肉体的にも疲労の限界がきていた。

    (術後&精神的にも不眠)


    頭の奥から煙が出るような感覚

    何を話しても通じない
    この環境に私の精神の限界がきていた。


    これはまさに
    【完全なマインドコントロール】
    だった。

    マインドコントロールとは、物理的な強制力を用いずに、情報操作や心理的テクニックを駆使して、人の認知や感情、価値観、意思決定を操作・誘導し、精神的に支配することを指します。洗脳(brainwashing)と類似の概念ですが、一般的に洗脳よりも巧妙かつ密かに行われるため、被害者が支配されていることに気づきにくいという特徴があります。

    深夜12時も越え、

    夜7時から話はじめてもう日が変わった。。。


    私「あのさぁ~もう日が変わった。
    そもそも『私が辛いなら別れていい』じゃなかったん?」

    吉「うん!そりゃお前が辛いなら
    付き合い続ける意味ないからな!」
    私「だから別れよって!」

    吉「なんで?!こんなに一緒にいて楽しいのに?!( ゚Д゚)」



    ?!!!(;゚Д゚)


    (もうわからん!
    この人が言ってる意味が分からない。。。💦)


    私は黙って吉田を見つめていた。


    吉「俺とおったら楽しいやろ?」
    私「うん。でもしんどい。」
    吉「でも俺との旅行楽しかったやろ?」
    私「うん。でもしんどい」
    吉「でも俺みたいにこんなに喋る奴会ったことないやろ?」
    私「うん。ほんまに意味が分からん」
    吉「なっ!俺とおったら楽しい事いっぱいあるねんで!」

    この辺から私は地に足が付いてない感覚になってきていた。

    恐らく吉田ワールドに連れて行かれたのだろう。


    ギリギリの精神状態の中
    まだ別れる方向で私は頑張っていた。


    吉田の演説も6時間を過ぎた。

    「俺がどれだけり~んを好きかわかってるか?」
    「俺といてて楽しかったやろ?」
    「俺がどれだけり~んに時間と金使ってるかわかってる?」
    「俺はり~んのためならなんでもする」
    「俺はり~んのためを思って言っている」
    「俺ほどの男はもう出てこないと思うよ」
    「旅行楽しかったな!
    これからもいろんなところ一緒に行けると思ってたのに。。。」
    「り~んは今までの女とは違うから」

    などなど
    6時間ず~~~~~~~~~~~~~っと
    語りかけられてついに私の限界がきた


    『あぁ。。。
    そんなに私を大切に思ってくれてるんや。😵‍💫』
    『いつも私を楽しまそうと頑張ってくれてたんだ😵‍💫』
    『確かに楽しかったかも😵‍💫』
    『こんなに熱弁するほど私と別れたくないんだ😵‍💫』

    などドンドン意味の分からない方向に
    私の思考も変わっていった。


    これを思い出して書いてる
    14年後の私は
    当時の自分に飛び蹴りしてやりたい気持ちです😭


    ⚠️この手の人間との話し合いには
    ・絶対に個室で2人にならない
    ・第三者を入れる
    ・話に付き合わない

    失敗し続けた私だから断言しときます!!
    (特に自分はしっかりしてるから大丈夫と思ってる人要注意)



    いよいよ1時過ぎに

    吉「なぁ!仲直りして一緒に楽しい事いっぱいしよう。
    クリスマスプレゼントにあげた時計だって
    『共に時を刻もう』って意味であげたって言うたやん!
    これからも一緒に。。。な?」




    私「。。。。。。。。」


    吉「なっ?俺がどれだけり~んを思ってるかわかったやろ?」

    私「。。。。。」

    吉「もううんって言うてくれ!!」
    私「イヤや。。。」

    吉「何でやねん!俺ほどお前の事思ってるやつおらんし
    俺ほどお前を笑わせれる奴なんておらんねんで‼️」

    私「。。。そうなん?」
    吉「そうやで!!
    こんなおもろいお兄さん見たことないやろ?!✨」

    私「。。。さぁ。。。」
    吉「絶対おらんから!
    俺はお前の笑顔が見たいんや!!」
    (この日も最後は絶好調に昭和のドラマが出た。)



    もう私はわからなかった。

    何が正解で何が間違ってるのか

    私の信念はもうどこに行ったのかもわからなかった。




    もうこれ以上抵抗する私の方が
    どうかしているんじゃないかという気持ちになった。

    少なからず
    『何時間も拒否し続けた私の方が我がままだ!』
    という感覚になっていた。


    『こんなに何時間も私への愛を語り続けているのに
    邪険にするなんて私はそんな冷たい人間じゃない』
    そう思って





    私「もうわかったよ。。。」


    ついに付き合い続けることを許可してしまった。


    吉「なぁ!!俺とおった方がいいのわかったやろ?
    こんないい男他におらんから!
    これからもよろしくな!」

    と抱きしめられた。

    私は人形のように身体に力が入らなかった。

    頑張って抱きしめ返そうとするが
    体力的な問題と本心ではない精神状態のせいだったのか
    全く力が入らず
    されるがままに何10分もベロベロにキスをされた。


    深夜2時にやっと解放された。


    魂を抜かれたような。。。

    もう何も考える力が残ってなかった。


    カエデがすでに帰っていた。

    カ「り~んどこ行ってたん?大丈夫?!」
    私「ん?わからん。吉田とロータリーで話してた。
    それから言うてた15万もらった。」
    カ「そっか。ちゃんと別れれた?」
    私「。。。7時間粘った結果敗北しました」
    カ「えっ!?(;゚Д゚)7時間って何?!」
    私「車で7時間説得されて
    根負けしてやっと解放された」
    カ「えっ!?じゃぁ吉田と付き合い続けるの?!💦」
    私「ん?ってことになるの?。。。なるんか。。。」
    カ「り~んはそれでいいの?」
    私「もうわからん。もうどうでもいい。。。」
    カ「。。。凜がいいならいいけど。。。」


    とその日は気まずい空気で終わった。



    それから吉田は毎日私に会いに来た。

    仕事の合間を縫ってとにかく
    私をいろんなところに連れて行き

    とにかく喋り続けていた。

    吉「俺はり~んの笑顔が見たいから
    笑わせるのは俺の仕事や!!」
    と誇らしげに言っていた。

    私の1週間の休みの間
    昼も夜も時間の許す限り吉田は私のそばにいた




    いよいよ仕事復帰


    同伴から始まり2時間延長

    そこそこアルコールも入り酔っぱらってきた頃に
    同伴客は帰った。

    バックヤードに戻り、
    仕事モードが切れた瞬間、私は泣き出した。。。


    もう収集が付かないくらい急に大号泣しだし
    周りもビックリしていた。

    仲の良かった女の子たちが
    背中をさすって落ち着かせるが
    全然泣き止まない。

    もう仕事にならず
    この日はそのまま帰った。


    その後毎日飲んでは泣く

    凛は使い物にならなくなった。

    店長から呼び出され2人で
    店長の車で話をした。

    店「友達の感覚で言えば休ませてやりたいけど
    店長の立場としては凛に
    おってもらわないと困るねん。」

    私「うん。。。(´;ω;`)」
    店「おまえ吉田と別れろ!」
    私「。。。」
    店「何でなん?!」
    私「わからへん。。。
    でも今あの人が毎日笑わせてくれてるから
    なんとか生きれてるねん。。。(´;ω;`)」
    店「それは違うやん!
    吉田は罪滅ぼし的に必死になってるだけやで?」
    私「それでも今一人になるのキツイ。。。
    まだ元旦那の嫌がらせも続いてるし
    このメンタル状態では一人でいれない。」
    店「俺がおるやろ!!」
    (ん?!告白?!気のせいよね?!( ゚Д゚)💦)


    店「俺は吉田の事許してないし、
    今すぐ電話して別れさせたいけど
    凜がそういうなら何もできひんやん。。。」
    私「ごめん。。。」
    店「それならそれで今の状態じゃ
    仕事にならんからどうにかしてくれ」
    私「お店辞めたい。」
    店「無理!!」
    私「もう飲んだら泣くし
    まともに仕事にならんし辞める。今は無理やって。」
    店「今店辞めたら吉田の思う壺やん!」
    私「でももう笑われへん。。。」

    店「辞めるは無理やから
    シフト減らすでいいやろ?」
    私「いや!辞める!」
    店「無理!!週3は入って!
    俺も譲歩してるやん!!」
    私「。。。仕事にならんで?」
    店「とにかく今引きこもったら
    終わるから店に来い!!」

    一旦それで話は終わった。


    1週間休んで
    手術の日から毎日吉田と会い続け

    とにかく私を楽しまそうとする吉田に
    身も心も完全に預けてしまったのでした。

    この時の私はカルト宗教にハマった人みたいになっていて
    吉田との交際を周りが止めれば止めるほど
    のめり込んでいった。

    何かがおかしいと思いながらも
    吉田がいなければ
    私は壊れてしまうと思うようになっていた。


    吉田のマインドコントロールは
    華麗なまでに完璧に完了していた。


    今振り返れば恐ろしい状態だけど、
    当時はそれが【唯一の光】のように思えていた。











     
     
    不倫、モラハラ、毒親、自己破産。人生の理不尽にフルボッコにされてきたアラフォーです。13年の共依存から脱出するため、私の全恥部を晒すことに決めました。同じ「生きにくさ」を抱えるあなたへ。一人じゃないと笑い合いたい。有料マガジンには、表では書けないドロドロの深淵を詰め込んでいます。

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