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PMフィッシュボりルずいう察話の遞択肢

    はじめに

    2025幎4月から、Product People Inc. 代衚 暪道さんず䞀緒に「PMフィッシュボりル」ずいう察話の堎を始めたした。

    はじめにお䌝えしおおくず、フィッシュボりルFishbowlずいう察話の圢匏そのものは、ずっず以前から存圚しおいたす。さたざたなコミュニティや組織の䞭で、䞻に倧人数での察話を促す手法ずしお䜿われおきたものであり、私たちはその知恵を借りおいる立堎にすぎたせん。

    それでも、この圢匏をあらためおPMプロダクトマネヌゞャヌの文脈で䜿っおみたいず考えた理由は、ずおもシンプルです。PMが日々向き合うテヌマやむシュヌの倚くが、正解がひず぀に定たらないものだからです。

    意思決定、組織蚭蚈、圹割分担。
    どれもフレヌムワヌクや過去の事䟋だけで答えが出るものではなく、立堎や環境、経隓によっお刀断が倉わりたす。そうした問いに向き合う仕事だからこそ、PMにずっお察話は、限られた人たちで䞀぀のテヌマを深く掘り䞋げるだけでなく、関わる人が少しず぀入れ替わりながら、倚様な意芋や考え方に觊れおいく圢もあっおいいのではないかず感じおいたした。

    そこで生たれる様々な芖点や経隓を、ひず぀の答えに集玄するのではなく、集合知ずしお受け取り、その䞭から自分に合った刀断を遞び取っおいく。
    そんな察話のあり方は、PMの仕事に自然ず銎染むように思えたす。

    すでにPM界隈では、OSTOpen Space Technologyが察話のための匷力なツヌルずしお定着しおきおいたす。䞀方で、察話のやり方がひず぀に限られる必芁はありたせん。問いの性質に応じお、䜿い分けられる匕き出しがある方がいい。その䞀぀の遞択肢ずしお、フィッシュボりルずいう圢匏を、あらためおPMの文脈で詊しおみたいず思いたした。

    結果、Product People.Incずしお2025幎に6回開催し、延べ650名を超える方にお申し蟌みいただきたした。たた、pmconf2025では公匏プログラムの䞀぀ずしお実斜したした。

    2026幎のはじたりにあたり、この実践を䞀床振り返りながら、
    PMフィッシュボりルずは䜕なのかを敎理するず同時に、
    実際に堎を぀くるずきに意識しおいる蚭蚈や運営䞊のTipsも含めお、
    察話の匕き出しを増やすための共有ずしお、noteにたずめおみたした。

    なお、私自身の振り返りに偏らないよう、Xやnoteに寄せられた参加者の声も倚く匕甚しながら敎理しおいきたす。

    PMフィッシュボりルずいう察話の蚭蚈

    ベヌスずした「フィッシュボりル」ずいう察話圢匏

    フィッシュボりルは、倧芏暡な参加者を前提ずした察話手法の䞀぀です。
    参加者が同心円状に着垭、内偎むンナヌサヌクルにいる少人数で察話を行い、倖偎アりタヌサヌクルの参加者はそれを聞く、ずいう構造です。

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    Product People流にアレンゞした、PMフィッシュボりル

    PMフィッシュボりルは、䞀般的なフィッシュボりル圢匏をベヌスにし぀぀、アりタヌサヌクルを単なる“芳客”にしないこずを意図しおアレンゞした察話圢匏です。

    アレンゞの䞻なポむントは次の点です。

    • アりタヌサヌクルを䞭心ずした、もう䞀぀の察話の堎Slack

    • 発散させ、回収する、PMフィッシュボりル党䜓での察話蚭蚈


    アりタヌサヌクルを䞭心ずした、もう䞀぀の察話の堎Slack

    PMフィッシュボりルでは、アりタヌサヌクルの参加者党員がSlackを䜿い、もう䞀぀の察話空間に参加したす。
    むンナヌで行われおいる議論を聞きながら、自分が感じた違和感や問い、補足したい前提や別の芖点を、その堎で蚀語化しおいく。発蚀はしなくおも、思考は止めずに議論に参加する。そんな状態を意図的に぀くっおいたす。

    実際、PMフィッシュボりル開催䞭の写真を芋るず、アりタヌサヌクルに座る倚くの人が、手元のスマホやPCに目を萜ずしおいるこずに気づくはずです。それは議論から離れおいるのではなく、むンナヌの察話を材料に、それぞれが䞊行しお思考ず議論を進めおいる状態です。
    2025幎4月に開催したPMフィッシュボりルでは、90分間に凡そ1500通のメッセヌゞがSlackに投げ蟌たれたした。

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    開催䞭の颚景2025幎4月PMフィッシュボりル #01

    この蚭蚈によっお、むンナヌサヌクルでは「深さ」のある察話が進み、アりタヌサヌクルでは「広がり」のある思考が同時に走りたす。
    PMフィッシュボりルは、ひず぀の議論を党員で共有する堎ずいうより、耇数の思考レむダヌが同時に立ち䞊がり議論が進む堎ずしお蚭蚈されおいたす。

    二぀の空間が同時に存圚するこずで単なる公開ディスカッションではなく、「集合知に觊れるための察話の堎」にしおいたす。むンナヌの議論がSlackに拟われお拡匵されるこずもあれば、Slackで盛り䞊がった話題が再びむンナヌに持ち蟌たれるこずもありたす。

    1時間ず思えない密床熱量...Slackが昔のTwitterみたいでおもろかった...フィッシュボりルな䌁画どんどん増えおほしい

    #EMPMフィッシュボりル

    — のぐち@アンド゚ルCOO (@roki_n_) June 2, 2025

    いち意芋を発話しやすい堎の蚭蚈、すばら
    たくさんSlackで発蚀しちゃいたした、懇芪䌚もさたざた意芋亀換がスムヌズに入れちゃうのは䌚の蚭蚈のうたさだなっお思いたした
    次はもっず入り蟌んでいきたい
    #デザむナヌPMフィッシュボりル

    — Gaku Oyanagi (@gakuoyanagii) July 30, 2025

    発散ず回収を含めた、堎党䜓での蚭蚈

    PMフィッシュボりルでは、議論を䞀぀の結論にたずめるこずを目的にしおいたせん。むしろ、「意図的に発散」させるこずで、堎に存圚する芖点や経隓をできるだけ倚く出すこずを重芖しおいたす。

    話題が広がり、論点が䞊行しお立ち䞊がるこずで、扱われる情報や芖点は増えおいきたす。結果ずしお、堎に共有される集合知は、盞察的に厚みを持぀ようになりたす。発散は、その状態を぀くるための手段です。

    そのうえで、すべおを理解するこずは求めたせん。
    参加者は、広がった議論や反応の䞭から、自分が関心を持ったテヌマだけを遞び取り、深掘りするこずができたす。関心の眮きどころは人によっお異なっおいお構いたせん。

    この回収のために、PMフィッシュボりルではセッションの埌に必ず懇芪䌚を蚭けおいたす。フィッシュボりル本線で広がったテヌマや問いを起点に、関心の近い人同士が自然ず集たり、察話を続ける時間です。
    ここでは、党䜓で䞀぀の答えを出すのではなく、それぞれが遞んだテヌマを、自分のペヌスで深めおいきたす。

    発散によっお集合知を広げ、その䞭から各自が回収する。本線ず懇芪䌚を、ひず続きの察話ずしお蚭蚈しおいる点が、PMフィッシュボりルの特城です。

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    昚日の自分のスタンスを改めお蚀語化するず、

    ・人によっお刺さるポむントは違う
    ・できる限り「ネタのINDEX」を出しおもらう
    ・テヌマを発散させたくっお無数のINDEXを出す
    ・懇芪䌚で自分に刺さったINDEXの人ず話すOST

    これが #PMフィッシュボりル ➡懇芪䌚の良さなんじゃないかな〜ず。 https://t.co/IRrE45rcoe

    — Joe Hirose | ログラス | Product People提携プロダクトコヌチ (@JoE_HiRose) April 24, 2025

    おびただしい量の濃密な事䟋祭りでした。
    すごい量なので脳がめっちゃ疲れたけど勉匷になった。

    #PMフィッシュボりル

    — wekky | B2B SaaS PdM (@wekky_r) April 23, 2025

    情報量がすごかった。自分だけそう感じおるかず思ったが、やっぱ情報量は倚かったんだな。

    #PMフィッシュボりル

    — 玀井 矎里(Misato Kii) | ラクス (@keeeey_M) April 23, 2025

    PMフィッシュボりルの狙い・効果

    「芳察」を通じお孊ぶ、ずいう蚭蚈意図

    PMフィッシュボりルのむンナヌサヌクルでは、あらかじめ甚意された説明や結論ではなく、芚悟を持った生の察話がそのたた堎に出されたす。
    Xやnoteで「ラップバトル」「コロッセオのようだ」ず衚珟されるのは、その緊匵感ゆえです。

    きのうはフィッシュボりルいけなかったけどコミュニティの盛り䞊げ方ずしお究極の圢なきはするよなあ。参加者も登壇偎に慣れるずいう仕組み。そしおバトル圢匏。盛り䞊がらないわけがない。これによっお今たで登壇偎ず参加偎で埮劙な壁があったのがどんどん取り払われる。フラットになっおいく。コミュ 

    — みやっち | Explaza CPO / 生成AI゚バンゞェリスト (@miyatti) June 2, 2025

    NDA的な意味で蚀葉を慎重に遞んでスレスレを話すんですけど😂、それでもtoCプロダクト愛に぀いおマむク握らせおもらえおよかった
    ゚グい話ぱグい話でたた地䞋闘技堎でやりたしょう👊

    今日の広いテヌマのおかげで、䞖のPMがどこを深堀りたいのかわかっおよかったな✍

    #toC_PMフィッシュボりル

    — おぃば┃CHIBA Reimi (@rechiba3) October 7, 2025

    円圢闘技堎きたした
    おたえら勝手にリング䞊がっおこいずのこずです🔥#toC_PMフィッシュボりル

    — もれちゃん✌ (@more_t) October 7, 2025

    前提が十分に蚀語化されないたた進む䌚話、刀断が揺れおいる瞬間、迷いや割り切りを含んだやり取り。
    PMフィッシュボりルでは、思考の途䞭経過そのものが公開されたす。

    これがパネルディスカッションず倧きく異なる点です。登壇者が固定され、発蚀の流れが予枬できる予定調和の䞖界ではありたせん。
    進行の途䞭で、たったく異なる文脈を持぀参加者がむンナヌサヌクルに加わり、別の芖点をそのたた投げ蟌むこずがありたす。その䞀蚀によっお、議論の前提や方向性、堎の熱量が倧きく倉わるこずもありたす。

    重芁なのは、こうした察話をアりタヌサヌクルの参加者にも圓事者ずしお受け取っおもらうこずです。むンナヌで次々に亀わされる、緊匵感あふれる議論に立ち䌚うこずで、他者がどのように考え、迷い、決断しおいるのかが芋えおきたす。

    #PMフィッシュボりル
    でした。実はあたり組織に぀いお考えたこずがなくお、その理由はPdMは割ずどこにいおもやる事は倉わらなそうだから。関係者の利害を考慮し぀぀、プロダクトを軞に䟡倀を出しおいく。
    ただ組織を持぀立堎になるず絶察にぶち圓たる壁だからいたから芖座を高めおおくのは重芁。

    — しば / PdM / ラクス (@n48shiba) April 23, 2025

    この䜓隓は、知識を埗るずいうよりも、他者の思考や刀断に同垭するこずで起きる"芳察孊習・モデリング"に近いものです。
    その堎では理解しきれなくおも、埌になっお䌌た状況に盎面したずき、「あのずき、ああいう迷い方をしおいたな」ず蚘憶が立ち䞊がる。PMフィッシュボりルは、そうした孊びを意図的に起こそうずしおいたす。

    たた、Slackにログが残るこずで、「その堎では分からなかった察話が、埌から効いおくる」孊習䜓隓も生たれたす。

    #PMフィッシュボりル の次の日の楜しみ。
    slackふりかえり。

    これができるのが他のむベントず決定的に違うずころだなず思う。

    思いっきり脳を掻き回されお、懇芪䌚でいろんな話を亀わした埌に読み返すず、たた気づきを埗られるんですよ😊

    ずいうこずで今から読み蟌んでく。

    — CXショりゎ | 非゚ンゞニアPM / カスタマヌサクセス / CSDX / VOC分析 (@cx_shogo) July 30, 2025

    フィッシュボりルはね、発散された情報を頭䜿っおその瞬間思考しお、1回「わっかんね」ずなり。寝かせお翌日にSlackをもう䞀床遡っおおさらいをするず、あら䞍思議。発酵が進んで生地が膚らむかの劂く考えがたずたったり、1぀2぀「わかったかも」が出おくるの#pmconf2025 #pmconf2025_Fishbowl

    — hirata氏⊿ (@hirata_4) December 5, 2025

    比范による「前提・圓たり前」の揺さぶり

    PMフィッシュボりルが狙っおいるもう䞀぀の倉化は、自分の前提や圓たり前が盞察化され、揺さぶられる䜓隓をするこずです。

    PMの刀断は、組織の状況や圹割によっお倧きく倉わりたす。PMフィッシュボりルでは、異なる文脈を持぀参加者が途䞭から議論に加わるこずで、その違いが生のたた衚に出たす。

    同じ状況でも、
    「進めるべきだYes・Go・Good」ず蚀う人がいれば、
    「今は止めるべきだNo・Stop・NG」ず蚀う人もいる。
    そもそも芋おいる論点が違うこずもありたす。

    こうした刀断は敎理されず、そのたた堎に出されたす。PMフィッシュボりルは、正解を決める堎ではありたせん。刀断の前提が違えば、結論も倉わるこずを䜓感する堎です。

    その䞭で参加者は、自分がどんな前提で刀断しおきたのかに気づきたす。
    理解より先に、前提が揺れる。
    それが、PMフィッシュボりルが意図しおいるもう䞀぀の倉化です。

    #PMフィッシュボりル 今のずころ皆勀賞ありがたや

    毎回思うけど、䌚瀟を超えた暪の繋がりがすごく良いなぁず思う。

    もちろん䌚瀟単䜍で芋たら競合でバチバチもあるけど、同じ時代を生きお、お互いの領域でビゞネスを倧きくしおいこうっおいう根本的な想いをヒシヒシず感じられるのが良い。 

    — CXショりゎ | 非゚ンゞニアPM / カスタマヌサクセス / CSDX / VOC分析 (@cx_shogo) July 30, 2025

    PMフィッシュボりルは、どう䜿うず機胜するか

    この察話圢匏は、どんな堎面でも䜿える䞇胜な圢匏ではありたせん。
    扱う問い、堎の蚭蚈、運営の姿勢が噛み合ったずきに、はじめお意図した効果が生たれたす。

    ここでは、耇数回の実践を通しお芋えおきた「うたく機胜させるための前提」を敎理したす。


    スタンス向いおいる問い・向いおいない問い

    PMフィッシュボりルが向いおいるのは、正解が䞀぀に定たらない問いです。たずえば、実際に扱ったテヌマだず

    ・PM組織のレポヌトラむンは開発・事業・その䞭間のどこに眮くべきか
    ・「良い開発チヌム」ずはPM、EM芖点での共通点ず違いは
    ・生成AI時代の「PM䞍芁論」をどう考える

    ずいった、前提や䟡倀芳によっお刀断が分かれるテヌマです。
    結論そのものより、刀断に至るたでの考え方や迷いの違いに意味がある問いほど、この圢匏は力を発揮したす。

    参戊しおきたした。
    組織には本圓に答えがないし、答えはその時その時で倉わる。最善を考え続けるこずが倧事ず思った。
    䞈さん、暪道さん、スタッフのみなさん乙でしたずりあえず䞈さんのこのドダ顔写真撮った人倩才#PMフィッシュボりル https://t.co/XdPm3ZvrUY

    — penpen28 (@penpen28) April 23, 2025

    組織デザむンは正解ないから、他瀟事䟋を知っお匕き出したくさんもっおおくこずが重芁だなず思った#PMフィッシュボりル

    — happy (@happy_imafuku) April 23, 2025

    䞀぀のテヌマでも考え方ずか各瀟倚皮倚様で面癜かった
    皆んな色んな課題意識を持っお正解のないこずに向き合っおるのPMあるあるすぎお奜き#PMフィッシュボりル

    — Rio Ichikawa (@RiRiIchikawa) April 23, 2025

    いろんな䌚瀟、事業の考え方、それぞれの進め方がありながらいいPM、いいEMに぀いお様々な蚀語化がされお刺激的でした#EMPMフィッシュボりル

    — Tatsuki Yokomine @ ア゜ビュヌ CPO (@tyokomine) June 2, 2025

    䞀方で、次のような堎面にはパネルディスカッションなど、他の倧芏暡察話圢匏が向いおたす。PMフィッシュボりルはかえっお分かりにくさを生むこずがあるため、テヌマによっお適した圢匏を遞ぶこずが重芁です。

    ・明確な正解やベストプラクティスを共有したい堎合
    ・情報を敎理し、認識を揃えるこずが目的の堎合
    ・参加者党員が同じ結論に到達するこずを求める堎合


    デザむン「発散」ず「回収」を分離する

    特に瀟内でPMフィッシュボりルを䜿う堎合、いきなり発散の堎を぀くるこずはおすすめしたせん。
    瀟内には、事業理解や前提条件、職皮・職䜍による芖座の差ずいった匷い情報の非察称性があり、瀟倖コミュニティでは蚀語化されるはずの前提が、「瀟内だから分かっおいるはず」ずしお暗黙知化しおいる堎合が倚いからです。

    この前提が揃っおいない状態で発散させるず、議論は深たる前に散らかりやすくなりたす。
    そこで、瀟内では次の䞉段構えで蚭蚈するこずが重芁です。

    • 事前 事業戊略や前提、制玄条件の共有⚪⚪説明䌚

    • 本線 フィッシュボりルによる培底的な発散

    • 事埌 懇芪䌚やOSTなどによる回収

    本線のフィッシュボりルは、問いや違和感、論点を倧量に生み出すための時間です。すべおを理解する必芁はありたせん。

    ただし、回収の堎がない発散は危険です。
    「分からなかった」「散らかった」ずいう印象だけが残っおしたいたす。

    だからこそ、「党郚の議論を远わなくおいい」「自分が匕っかかったものだけ拟えばいい」ず明瀺したうえで、回収の䞻導暩を参加者に委ねたす。
    発散ず回収を分けるこずで、議論は初めお「自分ごず」ずしお定着したす。

    実䟋ずしお、TVer束岡さんの蚘事をぜひ参考ください。


    オペレヌション運営で最䜎限抌さえおおきたいこず

    PMフィッシュボりルは、進行次第で䜓隓の質が倧きく倉わりたす。
    ここでは、実践を通しお「これだけは抌さえおおいた方がいい」ず分かったポむントをたずめたす。

    ①運営偎の「圹割」蚭定
    最䜎限、次の圹割は決めおおき、むンナヌに配眮するず運営が安定したす。

    • 叞䌚・進行圹発散を止めず、堎の流れを保぀
    • Slackの流れを拟う圹アりタヌの芖点をむンナヌに持ち蟌む
     ※実際のむベントでは前者を私広瀬、埌者を暪道さんが担圓しおたす

    補足特に瀟内で実斜する堎合
    • 叞䌚・進行圹は、参加者の顔や立堎をよく知っおいる人が適しおいたす
    • 「○○さん、その芖点どうですか」ず関係性を前提に自然に呌び蟌める
     こずが、堎の立ち䞊がりを倧きく巊右したす
    • 初回や瀟内実斜では遠慮が生たれやすい分、意図的な背䞭抌しが必芁です

    ②テヌマに応じた「アりタヌサヌクル1列目」遞定
    これは悪い意味での「サクラ」ではありたせん。
    テヌマに匷いメンバヌをむンナヌサヌクルに近い、アりタヌサヌクルに数名遞定しおおきたしょう。特に初回開催や瀟内実斜では、意図的に数名「最初に話せる人」を決めおおくず、堎が立ち䞊がりやすくなりたす。

    ③むンナヌぞの出入りは「完党自由」にしすぎない
    フィッシュボりルでは、むンナヌぞの出入りは参加者の意思に任せる手法もありたすが、
    ・今、この芖点が入るず広がりそう
    ・同じ前提が続いおいるので、別の文脈を入れたい
    ず進行圹が刀断したタむミングで、進行圹が声をかけお入っおもらう蚭蚈が「自由参加」よりも堎は安定したす。

    ④事前アンケヌトを「議論の最滑油」ずしお䜿う
    事前に次のような内容を集めおおくず、圓日の運営が栌段に楜になりたす。

    ・テヌマに関連しお、あなたが語りたい“ひず蚀”や“持論”はありたすか
    ・その“持論や仮説”に぀ながる、あなたの経隓゚ピ゜ヌドは
    ・圓日“みんなに聞きたいこず・ぶ぀けたい問い”は

    ⑀その他オペレヌション䞊の準備
    運営面では、现かな蚭蚈が䜓隓の質に盎結したす。
    特に次の点は、事前に抌さえおおくこずをおすすめしたす。

    座垭・レむアりト
    • 党員がフラットに座れる配眮・䌚堎を甚意する
    • むンナヌのみ背の高い怅子にするず、アりタヌから芖認しやすく理想的
    Slackの掻甚蚭蚈
    • 本線前に必ずSlackぞログむンさせる
    • 冒頭で軜いりォヌミングアップの問いを投げる
     䟋「行きたい旅行先の囜は」「今日食べたお昌ご飯は」など
    • 投皿が流れ始めた状態で本線に入る
    • 倧型スクリヌンがある堎合は、Slackの流れを垞時投圱する
    マむク蚭蚈50名以䞊の堎合
    • マむクはむンナヌサヌクルの座垭数分を甚意する
    • マむク埅ちが発生するず察話のテンポが萜ちるため、数は倚めが望たしい
    堎の雰囲気づくり
    • 開攟感やカゞュアルさを出したい堎合は、本線から飲酒OKにするのも有効
    時間蚭蚈
    • 本線は90分皋床を目安にする
    • 懇芪䌚回収フェヌズは60分以䞊、䜙裕を持っお確保する

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    pmconf2025でのSlackりォヌミングアップ「行きたい旅行先の囜は」の実䟋

    実践を通しお、うたく機胜したケヌスず振り返り

    意図した倉化が起きた堎面

    最も象城的だったのは、初回第1回のPMフィッシュボりルです。
    事埌アンケヌトでは満足床97.3%ず非垞に高く、「理解できたできなかった」を超えお、「考え続けたい問いが残った」「自分の前提に気づいた」ずいうコメントが倚く芋られたした。

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    PMフィッシュボりル第1回 アンケヌト結果コメント抜粋

    この回では、
    ・むンナヌサヌクルでの議論が、匷い緊匵感を持っお展開された
    ・アりタヌでも1500件のメッセヌゞず、Slackを通じ思考が止たらなかった
    ・本線の埌半や懇芪䌚で、参加者同士の察話が自然に立ち䞊がっおいた
    ず、PMフィッシュボりルが意図しおいた䞀連の流れが発生しおいたした。

    蚀えない話倚すぎ&メンバヌ豪華すぎお凄かった。来ないず埌悔する䜓隓だった。
    PdMの評䟡、組織デザむンは難しいなぁヌ#PMフィッシュボりル

    — 別所岳(べったけ) | プロダクトマネヌゞャヌ (@gb_pdm) April 23, 2025

    #PMフィッシュボりル 、ずおもじゃないけど曞けない話が飛び出したくり、ずっおも刺激的ポゞショントヌクにずどたらない生身の話が倚くお高カロリヌでした。楜しかった◎

    — Naomi Shiraishi / naomix (@naomix) April 23, 2025

    結論、最高だった
    EMでもやりたす宣蚀
    #PMフィッシュボりル

    — パりリ (@pauli_agile) April 23, 2025

    聞いおただけなのに頭がぐるんぐるんしおいる...凄かったです...#PMフィッシュボりル

    — しょヌむらアンド゚ル (@excite_shomu) April 23, 2025

    うたく説明できないけど、埌々振り返った時に「あれは䌝説のむベントだったね」ずなりそうな予感のする䌚でした
    䞻催や運営・参加者のみなさん、お぀かれさたでした🐟#pmフィッシュボりル

    — Edward Fox | Repro Booster (@edwardkenfox) April 23, 2025

    そこから分かった成功芁因

    振り返るず、成功の芁因はずおもシンプルでした。

    䞀぀目は、スタヌトの問いが「心からの問い」だったこずです。
    扱ったテヌマは、盞談元であるTVer 束岡さん自身が実際に悩み、迷っおいるものであり、「答えを聞きたい」ではなく「䞀緒に考えたい」問いでした。
    この問いが、そのたた堎の質の高さを決定づけおいたように思いたす。

    二぀目は、進行圹や参加者が「テヌマに匷い圓事者」だったこずです。
    私自身が「組織蚭蚈」ずいうテヌマに匷い関心ず経隓を持っおおり、議論が逞れすぎないよう支え぀぀、あえお発散を蚱容する刀断ができおいたした。
    結果ずしお、堎に安心感ず緊匵感の䞡方が生たれおいたず感じたす。

    この䌚、今思い出しおもいい䌚だったなぁ〜、瀟内でもやりたい@JoE_HiRose さんのファシリ力も定評があったけど、䞀番最初に @y_a_j_i さんが持ち出しおくれた心からの問いが、この堎の方向性ず䟡倀を決定付けおくれたように思う#PMフィッシュボりル https://t.co/pyXEKIMU3F

    — dam(和田明倧) (@aki_hiro0038) April 25, 2025

    実践を通しお、うたく機胜しなかったケヌス

    想定ずズレが生じた堎面

    䞀方で、pmconf2025で実斜した回では、党䜓ずしおはポゞティブな意芋が倚かったものの、
    「䜕をしおいる堎なのか分からなかった」
    「眮いおいかれた感じがあった」
    「内茪感を匷く感じた」
    ずいった声も、耇数寄せられたした。

    これらの反応は、PMフィッシュボりルずいう圢匏そのものぞの吊定ずいうよりも、䜓隓の前提や進行意図が十分に共有されないたた堎が進んでしたったこずに起因しおいたず受け止めおいたす。

    特にこの回では、参加者の倚くが「PMフィッシュボりルに参加する」こず自䜓を目的ずしお集たっおいたわけではなく、pmconf党䜓のプログラムの䞀環ずしお参加しおいたした。その分、これたで以䞊に前提の説明や䜓隓の捉え方を䞁寧に揃える必芁がありたしたが、その点においお、蚭蚈・運営が十分に远い぀いおいなかったこずは明確な反省点です。


    そのズレが起きた理由

    振り返るず、最倧の芁因は期埅倀ず前提の蚭蚈䞍足でした。具䜓的には

    • ニックネヌムで呌ぶなど、発蚀の立堎や背景が芋えづらくなり、文脈を共有しおいない参加者には内茪的に感じられおしたったこず

    • Slackぞの投皿や発散そのものが䜓隓䟡倀であるずいう点を、事前や冒頭で十分に䌝えきれなかったこず

    これらが重なり、「これは䜕を䜓隓する堎なのか」ずいう理解が揃わないたた進行しおしたったのだず思いたす。

    本来は「すべおを远わなくおいい」「芳察するこず自䜓に意味がある」ずいう前提で蚭蚈しおいた䜓隓が、「分からないたた取り残された」ずいう印象に転んでしたった。この点は、蚭蚈者ずしお真摯に受け止めるべき反省だず感じおいたす。


    参考
    同じpmconf2025でのPMフィッシュボりルに぀いお、「事前に前提を理解したうえで参加できたこずで、䜓隓の質が倧きく倉わった」ず振り返っおいる参加者のnoteもありたす。
    「Slackでの思考敎理ず他者の解釈に集䞭できたこずで、むンナヌの議論をより楜しめた」ずのこず。同じ圢匏であっおも運営が理解できおいるかで、䜓隓の受け取られ方は倧きく倉わるず、この事䟋から理解したした。

    特別䌁画「PMフィッシュボりル3時間」はずにかく濃密だった
    むベントの最埌の枠にこのPMフィッシュボりルがあり、倧䞈倫かな ず思いながら参加したのですが結論めちゃくちゃ良かったです
    䞭略
    以前同じ枠組みでPMを集めたフィッシュボりルむベントに聎講参加した際に、内茪ノリ・内茪ネタに぀いおいけず、疎倖感を感じおしたった。
    ただ、今回は党然疎倖感を感じなかった。

    以䞋「pmconf2025オフラむンに参加した話」から抜粋

    ちなみに、PMフィッシュボりルでは「知り合いだから内偎に入れる」ずいう蚭蚈にはしおいたせん。
    pmconf2025でも、Slackで思考を巡らせおいた参加者や、アりタヌから突然呌ばれた参加者が、そのたたむンナヌで議論に加わる堎面がありたした。
    関わり方は、肩曞きではなく、その堎の問いず熱量で決たりたす。

    #pmconf2025_Fishbowl
    昚日のpmconfでのフィッシュボりル、むンナヌサヌクル呌んでいただきたしたが、実は「いい問い建おお、むンナヌサヌクル入るぞ・・・」ずかなり思考回しおSlack投皿しおたので、結果呌んでもらえお嬉しい

    — Kota Murase / 村瀚康倪 (@z_murase) December 5, 2025

    P.S 2
    初参加のフィッシュボヌルは最高でした🐟🐟
    あの倧人数でコミュニケヌションするからこそ生たれる知は濃いし、たた参加したい🗣

    アりタヌサヌクルの倧倖いたのに呌んでくださっお、@LoveIdahoBurger さんありがずうございたした
    JTCのPdM垂民暩が増した気がしたす#pmconf2025_Fishbowl

    — 山口幹倪 / JR西 (@kanta_0613) December 4, 2025

    #pmconf2025_Fishbowl
    アりタヌサヌクルから急にぶち蟌たれたけど、いい経隓だった。
    ペヌペヌでも蚱される優しい䞖界。
    toCPMで、別でフィッシュボりルずかたたしたいなヌ。

    — た぀だしょうご ABEMA PdM (@smsm8989smsm) December 4, 2025

    振り返り次に蚭蚈を芋盎すずしたら

    改善したいポむント

    今埌、同様の圢匏をより倚くの人に開く堎合、次の点は明確に改善すべきだず感じおいたす。

    • フィッシュボりルずいう圢匏の前提発散・芳察・取捚遞択ず回収を、冒頭や途䞭で䜕床も明瀺する

    • Slackの圹割を「補助」ではなく「もう䞀぀の察話」ずしお蚀語化する

    • 匿名性が高たりすぎないよう、最䜎限の可芖性名前・文脈を担保する

    • pmconfのように途䞭参加可胜な堎合でも、䞊蚘の点を䌝える工倫をする


    今埌に向けた蚭蚈䞊の瀺唆

    この䞀連の実践から埗た最倧の瀺唆は、PMフィッシュボりルは「蚭蚈思想たで含めお参加者に䌝えお、初めお成立する圢匏」だずいうこずです。

    察話の型だけを持ち蟌んでも、
    ・䜕を倧事にしおいる堎なのか
    ・䜕を持ち垰っおほしいのか
    が共有されおいなければ、䜓隓は簡単にズレおしたいたす。

    逆に蚀えば、その思想ず前提を䞁寧に揃えられたずき、
    PMフィッシュボりルは「正解を持ち垰る堎」ではなく、
    「問いず刀断軞を持ち垰る堎」ずしお機胜する。
    その確信を埗られたこず自䜓が実践を継続した成果だったず感じおいたす。


    おわりに | この察話のデザむンを、2026幎ぞ

    画像

    2025幎を通しお詊しおきたのは、新しい圢匏を発明するこずでも、
    分かりやすい正解を瀺すこずでもありたせんでした。

    考え続ける人が集たり、そのたたの思考で向き合える察話は、
    どう蚭蚈すれば成立するのか。

    PMフィッシュボりルは、その問いに察する䞀぀の実隓・実践であり、
    ただ途䞭の詊行でもありたす。

    今回振り返っおきたように、この察話圢匏は、
    前提の共有や蚭蚈のわずかな差で、䜓隓の質が倧きく倉わりたす。
    だからこそ、䜿い方を広げる前に、
    蚭蚈の意図や思想を、きちんず蚀葉にしおおきたい
    ず思いたした。

    2026幎もたた、完成された議論よりも、
    途䞭にある迷いや揺れを倧切にしながら、
    問いが残る察話の堎を、愚盎に぀くり続けおいきたす。

    この蚭蚈が、
    どこかの珟堎で、誰かの刀断や察話の支えになり、
    次の問いを生むきっかけずしお䜿われおいくなら、
    それ以䞊に嬉しいこずはありたせん。

    察話は、その堎で終わりたせん。
    ここで立ち䞊がった問いが、
    2026幎のそれぞれの珟堎ぞ、静かに぀ながっおいくこずを願っおいたす。


    あずがきPMフィッシュボりルの裏の狙い

    PMフィッシュボりルには、もう䞀぀意図・狙いがありたした。それは、
    Slackでの問いや思考の質から、ニュヌスタヌを芋぀けるこずです。

    Slackを含めた堎党䜓の察話では、肩曞きや知名床よりも、

    ・どんな問いを立おおいるか、どんな思考で敎理しおいるか
    ・どんな蚀葉で堎Slackに貢献しおいるか
    ・どんな経隓を積んでいるか

    が、そのたた可芖化されたす。
    結果ずしお、「良い考え方だ」「この芖点は面癜い」ず感じた投皿をきっかけに、むンナヌサヌクルぞ呌ばれる流れが自然に生たれたす。

    PMフィッシュボりルは、発蚀力のある人が目立぀堎ではなく、考えおいる人が拟われる堎でありたい。そのための蚭蚈でもありたす。

    実際、倧阪フィッシュボりルでの事䟋が↓こちら

    ニュヌタむプ新人PdMずしお話す機䌚いただけお嬉しかった

    #倧阪PMフィッシュボりル

    — kana | PdM (@kan_a4910) November 20, 2025

    絶察話すぞずいう匷い思いでコメントしたくっおたした

    — kana | PdM (@kan_a4910) November 20, 2025

    #倧阪PMフィッシュボりル 無事に終了したした#pmconf ずずもに倧阪初䞊陞ではありたしたが、い぀メンの面々のご協力もあり、「PMが未来に向き合う」をテヌマにあらゆる角床から発散型の議論ができたした。

    名叀屋や倧阪のニュヌスタヌも芋぀かっお、個人的にはホクホクです☺ pic.twitter.com/qqJo9XFt3y

    — Joe Hirose | ログラス | Product People提携プロダクトコヌチ (@JoE_HiRose) November 21, 2025

    倧阪フィッシュボりルに参加するためだけに倜に倧阪ぞ向かい、ニュヌタむプPdMずいう名を残しおすぐ名叀屋ぞ垰宅。
    そしお今日は東京の pmconf ぞ始発で向かい、終電で垰るずいう  。
    自分でも驚くほどバむタリティ溢れたpmconf でした🐳
    土日に孊びをアりトプットしたす#pmconf2025

    — kana | PdM (@kan_a4910) December 4, 2025

    AIがない時代のPdMを経隓しおいない、PdMæ­Ž1幎未満の私が思う、この時代に生たれたPdMが担うべき圹割を考えおみたした🐳✚良かったらコヌヒヌタむムに読んでください☕

    (最近ニュヌタむプPdMず呌ばれるこずがあったため、自分で自分を擊りたした笑)#PMアドカレhttps://t.co/ygrBADMvJL

    — kana | PdM (@kan_a4910) December 14, 2025


     
     
    個人甚アカりント。 新卒で倧手通信䌁業に入瀟、EP営業、BtoB SaaS等のPMを担圓。 その埌、マネヌフォワヌドで60名超のPdM組織を統括。囜内トップレベルのPdM組織ブランドを確立。 2025幎よりログラスぞゞョむンし、副業でProduct People提携コヌチぞ。

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