インドは行くもの🇮🇳☺️|旅と食エッセイ|インド#1
大学3年生の春休み、
インドに行った。
小学生のとき、
国語の教科書で、
マザーテレサの
「死を待つ人の家」について初めて知り、
なんとなく、ずっと、
訪れたいな、
と思っていた。
そして大学生になると、
なぜか、
行ってみたい、
という漠然とした気持ち、
というよりも、
大学の必修科目のような、
「インドは今、行くもの」、
みたいな感覚になった。
インターネットはもちろん使える時代だったが、
パソコンは大学の課題のレポートで、
ワードやエクセルを使うことが主な使い道だったし、
携帯はガラケーではなかったものの、
今のように何でも検索して、
膨大な情報を簡単に知ることができる、
というわけではなかった。
少なくとも、私には。
でも、
インドに行くなら、
ホテルではなく、
ホームステイをしたいと思っていた。
インドの食文化、
生活を体験したかった。
今思うとラッキーだったな、
と思うのだが、
パソコンで調べると、
ちょうどまさに当時、
私の希望を叶えられる
個人経営の旅行会社を発見した。
連絡をとって、
後日、
オフィスに伺った。
当時は、
今のようにYouTubeで、
気軽に他の旅行者の方がインドに行っている様子を見ることはできなかったし、
周りにインドに行ったことがある方もいなかったので、
怖いもの知らず、
みたいな状況だったと思う。
なんせ、
私の心の中では、
必修科目の気概なのだから、
淡々と準備を進めていた。
インドから日本に帰国する飛行機の中で、
隣のインド人の男性が話しかけてきて、
「一人で旅行したんだ」と話したら、
「もう二度と一人で来ないでください。」
と言われ、びっくりした。
そうか、
そういう視点もあるんだ、
とそのとき初めて知った。
今思うとすごくのんきだったというか、
無事で良かったな、
と思うけど、
まぁ、
いろいろな怖い情報が
入りすぎていなかったからこそ、
冷静に、
集中して、
自分がそのとき持ち合わせていた
危機管理能力を最大限発揮することが
できたと思う。
例えば今まで親に、
気を付けなさいと教えられてきたこと、
ちょうど大学の授業で学んでいた
食品衛生・食中毒防止の知識、
生まれてきてから約20年の経験で培った
自分の直感などを駆使した。
そして、
無事に帰国することができて、
まさに、
やはり、
自分にとって、
そのときに必要な実習形式の授業だったと思う。
見事に、
クリアできたインド旅行という名の必修科目。
コルカタと、
ニューデリーの2カ所を寝台列車で移動し、
それぞれでホームステイをした、
約1週間。
日本では聞かないような、
何かがこすれているかのような
甲高いクラクションがひっきりなしに鳴っている、そんな様子を、
一度YouTubeなどで見て、
その音をイメージしながら、
読んでいただければと思う。
お好きな方は、
濃くて、
温かいチャイを飲みながら。
インド編はこちらもどうぞ🇮🇳✨️
