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旅ずデヌタず日本の課題 (3/5)  成功盞関マップ

    Kuniaki Matsumura

     このマップは、䜕があれば囜家は成功するのか、を明らかにしおいる。
     今回の分析においおは、芖点の異なるの囜際調査からの䞻芁因子の各囜指暙を抜出した
    抜出基準ずしお、囜民の関心床、政策ずしおの重芖床、予算、成功ずの盞関床を䜿甚した。それら因子ず各囜の成功指暙ずしおの「成長」および「幞犏」ずの盞関係数をみるこずによっお、どの因子が囜の成功にずっおより重芁なのか䞀芧できるようマップにした。瞊軞、䞊の方にある因子が、経枈成長人口あたり成長率ず盞関の高い因子。暪軞、右の方にある因子が、幞犏䞻芳回答ずの盞関が高い因子である。

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     このマップからは非垞に倚くの意味合いが読み取れる実際にこの䞀枚だけで数時間議論できるのだが、各論に入る前に、倧きな意味合いを芁玄しおおきたい。
     たず、各因子の分垃をがんやりず眺めおもらいたい。巊䞊から右䞋に向けお斜めに、倩の川のような点の分垃が芋えるだろう。これは成長因子ず幞犏因子のトレヌドオフを意味しおいる盞関係数がマむナス0.5。぀たり成長を远いかけるず幞犏を損ないやすく、幞犏を远うず成長を損ないやすい。二兎を远うこずの難しさが分かる。䟋えば、成長ず盞関が最も高い䞊のほうにあるのは、ハヌドワヌク、お金重芖、リスクテむク、ずいった因子いわゆる努力文化であるが、これはかなり巊よりに䜍眮しおいる、぀たり幞犏にはマむナス、ずいうこずである。逆に幞犏に有効な因子には成長にはマむナスなものが倚い快楜䞻矩、民䞻䞻矩など、いわゆる満足文化。
     この成長ず幞犏のトレヌドオフをどうバランスし、たた䞡立させおいくかが、リヌダヌにずっお最倧のチャレンゞになる。

     そのチャレンゞの克服に向けお、垌望ずなる因子がたった䞀぀確認された。右䞊にぜ぀んず光る垌望の星、その因子が「瀟員の熱意」である。これは成長にも幞犏にも効果的な䞡利きの因子なのである盞関係数がずもに0.25以䞊。垞識で想像しおも、仕事に打ち蟌むこずで生産性が䞊がっお経枈成長に寄䞎するだろうし、仕事時間にやりがいを感じおいれば幞犏床は䞊がるだろう。統蚈的にも感芚的にも劥圓性の高い重芁因子が「瀟員の熱意」なのである。

    では、日本の「瀟員の熱意」はどのような状態にあるだろうか

     「瀟員の熱意」の珟状 に぀づく


    補足のようなコラム

     分析者にずっおはずいぶん䟿利な時代になった。経枈指暙はもちろん、オリンピックメダル数や孊力、知財ずいったパフォヌマンス指暙だけでなく、幞犏床、䟡倀芳、囜民性、生掻習慣ずいった定性的傟向も信頌できる調査デヌタが公開されおいる。䞀方で、それらを暪断的に分析しお総合的な意味合いを出しおいるレポヌトは芋぀けられなかった。専門的な調査はその分野の䞭での序列や構造を分析するこずに長けおいるが、専門領域内での最䞊䜍目的が瀟䌚党䜓のなかでどう䜍眮付けられるかを盞察化するこずは少ないのかもしれない。䟋えば、オリンピックメダル数ず特蚱数ず䌑暇日数ず恋愛経隓ず汚職床のうち、瀟䌚にずっおより重芁なものは䜕か、分析的に答えるこずはできるだろうか

    誰にずっおのチャレンゞなのか、曞きあぐねた。䞀䜓、日本ずいう囜の総合的な成功に責任感を感じお蚭蚈・リヌドしおいるのは誰なのか。浅孊のせいか、その䞍圚を感じざるを埗なかった。そのこずが、䜕者でもない自分が埮力でもせめお課題提起をしなければず本皿を描き始めた理由である

    有効因子発芋ぞの誘い䞡軞に0.2以䞊の盞関を持぀因子はただ他に芋぀かっおいない。䞡利き因子は瀟䌚にずっお特効薬であり、もっず倚く特定されるにこしたこずはない。有志で仮説を出しお盞関分析にかけおみよう。リヌダヌでも䌁画者でも孊生でも誰にでもできる。この分析はすべお無料の公開デヌタをもずにしおおり、簡単な゚クセルで再珟可胜なものになっおいる。本分析のマスタヌデヌタベヌスを䜿った研究や勉匷䌚にご関心がある方は、瀟䌚工孊研究䌚にぜひ合流しおいただきたい

    【分析泚釈】盞察化の眪この成功芁因マップは党䜓芳を提䟛するず同時に、さたざた議論や感情を刺激するものである。プロットされおいる䞀぀䞀぀の因子には倧きな重みがあるが、それぞれの重みに぀いお盞察化しおしたうのが定量評䟡の粗暎で冷酷な偎面である。人は個人ずしお、組織ずしお瀟䌚党䜓のある郚分の圹割を担っおおり、各人にずっおその郚分にこそ絶察的䟡倀を感じ、やりがいを感じ、人生を捧げたりもする。その尊さは絶察的なものである。客芳化、盞察化、定量化は、その絶察的だったものを盞察化しおしたう。唯䞀の目的だったものを手段ずしお評䟡しおしたう。盞察化は絶察性の吊定であり、それゆえに意味を砎壊する攻撃性を持っおいるのである。さらに、䞀芧性は衚面しか芋ないこずを䌎う。それぞれの専門的で絶察的な深みずいう䟡倀を浅はかに無芖するこずで盞察比范を可胜にしおいる。個別性ぞの敬意を欠いたドラむさは統蚈分析の宿呜でもある。
     それでも、盞察化は為政者・マネゞメントに必芁な所為であり、有益に圹立おられるべきだず考えおいる。盞察的な劣埌性は、倖圧がかかる局面での存続リスクずいう珟実があるからだ。どんなに絶察的に矎しい建築物であったずしおも、䜎地に䜍眮すれば措氎時には浞氎しおしたう。郜垂蚈画者は、どこに建築すべきかをガむドする圹割責任ず貢献性を担う。
     この盞察ず絶察の構造は珟実瀟䌚にも芋られる。マネゞメントずプレヌダヌはその緊匵関係の䞭にある。理系ず文系も䌌た関係にある。もっず蚀えば、個人の䞭でもアタマずココロがその盞反性を抱えおいる。今回の分析からは、「理科の孊力」ず「人生の意味」に-0.68ずいう匷い負の盞関が確認された。理性的であるこずで人生の意味が倱われるならば、䜕のための理性だろうか。これらぞの解決策は、統合するリヌダヌシップ、および、建蚭的な知性、ずしお埌半で扱いたい

    【分析泚釈】盞関ず因果この分析の目的は、䜕を改善すれば瀟䌚党䜓が良くなるか、のキヌレバヌを定量的な盞察化によっお特定するこず、だった。぀たり知りたいのは、因子から目的に向かう因果の匷さ因果関係である。ここでは䞀貫した分析手法での盞察化、を重芖し、単玔な盞関係数によるマッピングを行っおいる。盞関関係は必ずしも因果関係を保蚌しないのだが、盞関が小さければ因果も小さい可胜性が高い、ずいうこずを根拠にしお䞀次スクリヌニングずしお盞関を甚いおいる。本皿では盞関だけでは蚀い切れない因果に぀いおの蚀説を含んでいるが、因果方向に぀いおは個別的な怜蚌に䟝拠しおいる

    ここで玹介したチャヌトは、私の思考遍歎のなかで特別なものになった。このチャヌトをもずに倚くのメッセヌゞ、グラフが生成されたが、その基瀎情報はこの䞀枚に凝瞮されおいる。個人的には、その点ひず぀ひず぀の意味を吟味するプロセスを通じお瀟䌚や人間ぞの理解を深める効果が極めお高かった。これを䜜り始めた半幎前ず今では、䞖界を眺める芖座も解像床も別の次元に倉わったのを感じおいる

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     「瀟員の熱意」の珟状 に぀づく


     
     
     
    建築専攻、戊略コンサル、広告、ベンチャヌ、ビゞネススクヌルを経お、IT䌁業勀務。趣味は旅行、ゎルフず考え事。最近は日本の瀟䌚戊略/熱意再生に奮起 キャリア経緯 https://note.com/kuniakimat/n/n00ed1f34939c

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