メインコンテンツへスキップ
見出し画像

何事も、無理せず自分のペースで続けることが大事(『老子』二十四章)

    今回取り上げるのは『老子』二十四章からの言葉。

    跨ぐ者は行かず
    (読み:マタぐモノはイかず)

    『老子』二十四章

    大股で歩く人は遠くまで歩き続けることはできない、という意味。

    大股で歩くということは、普段の歩き方よりも無理をしているわけです。

    無理は長続きしません。

    誰しも、自分に合った歩幅というものがあります。

    他の人と比べて歩幅が小さかったとしても、無理さえしていなければ、歩き続けることさえできれば、他人よりも遠くへ行けるのです。

    大事なのは自分のペースを守ること。

    この二十四章では他にも以下のように言っています。

    跂つ者は立たず
    (読み:ツマダつモノはタたず)

    『老子』二十四章

    爪先立ちをしている人は長くは立っていられない、という意味です。

    以前に別の記事でも取り上げました。

    このあたりの『老子』の比喩表現はとても分かりやすいなと思います。

    どちらの言葉からも、老子が自然体を大事にしていたことが伝わってきますね。


    大股で歩くのも、爪先立ちするのも、どちらも自然体ではありません。

    普段とは異なるところに力を入れていて、無理をしている状態です。

    無理をすると疲れてしまい、どこかでやめてしまうことになりかねません。

    再開できれば良いのですが、実際はそこで諦めてしまうことも多いでしょう。

    そうならないためにも、無理をしないことが大切です。

    無理さえしなければ長く続けることができます。

    「継続は力なり」です。

    跨ぐ者は行かず
    (読み:マタぐモノはイかず)

    『老子』二十四章

    大股で歩くと長く歩き続けることはできない、という言葉。

    何事も無理はいけません。

    人生は長いのですから、健康にコツコツと長く続けることを大事にしましょう。

    私もこのnoteをコツコツと続けていこうと思います。


    中国古典が初めてという方には、分かりやすい現代語訳・原文・解説で楽しく読める「ビギナーズ・クラシックス」シリーズがおすすめです。


    この記事が参加している募集

     
     
     
    日々感じたことや思ったことを、古典・歴史に紐づけて徒然なるままに発信中。ほっとしたり、学びになったり、何となく前向きになれるような記事を目指しています | 専攻は中国古代史 | 日本の歴史も好き | 博物館学芸員資格あり | Amazonアソシエイトに参加しています

    あなたへのおすすめ