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保護猫の預かりボランティアとは~【命を預かる】乳飲み子から最期の看取りまで

こんにちは、今日も「預かり日和」のひよりです。

この記事は保護猫の預かりボランティアを検討している方へ向けて書いています。

保護猫の預かりボランティアは、健康な猫だけではなく、さまざまな事情を抱えた猫を預かることもあります。

「命を預かる」ということに変わりはありませんので、参考にしていただけると嬉しいです。


猫を預かるということ

保護猫の預かりボランティアをしていると、本当にさまざまな猫たちと出会います。

  • まだ目も開いていない乳飲み子。

  • 人を怖がり、心を閉ざしている猫。

  • 病気やケガを抱えている猫。

  • 残された時間が少ないとわかっている猫。

「預かる」という言葉だけを聞くと、少しの間お世話をするだけのように思われるかもしれません。

けれど実際に、その意味はもっと重く、もっと深いものなのだと思います

「私は、猫の「命」を預かっているんだ。」

そう感じる瞬間が、何度もあります。

預かり=特別な人だけができる活動ではない。

でも、自分が対応できる範囲を正直に伝えることが大切と言えます。

乳飲み子から始まる「命を預かる」

乳飲み子

乳飲み子の預かりは、まさに命のスタートラインに立ち会うことです。

  • 数時間おきの授乳。

  • 体温の管理。

  • わずかな体調の変化への気づき。

昨日まで元気だった子が、急に弱ってしまったり、命を落としてしまうこともあります。

それでも、

  • ミルクを飲んでくれた瞬間。

  • 体重が少し増えた日。

  • 小さな目が開いたとき。

その一つひとつが、何よりの希望になります。

ここで支えているのは、ただの「お世話」ではありません。

「その子が生きていく力」そのものを支えること。

それが、乳飲み子を預かるということだと感じています。

離乳期(生後3~4週ごろ)の預かりにも注意が必要

また、離乳期の子猫を預かる場合も、とても大切な時期です。

ミルクから離乳食へ移行する時期は、食事内容や量の変化によってお腹の調子を崩すこともあります。

  • 最初は少量から始める

  • 下痢や嘔吐はしていないか

  • 食事の間隔を空けすぎていないか

など、乳飲み子と同じように日々の体調管理が、とても重要な時期となります。

人慣れしていない猫の「心」を預かる

人慣れしていない猫

成猫や人慣れしていない猫を預かることもあります。

  • ケージの奥から出てこない。

  • 目を合わせてくれない。

  • 手を伸ばすと逃げてしまう。

そんな姿を見ると、焦る気持ちが出てしまいそうになります。

でも、そこで大切なのは「待つこと」です。

「ここは怖くないよ」
「急がなくていいよ」

そう心の中で語りかけながら、その子のペースを尊重します。

少しずつ距離が縮まり、こちらを見てくれるようになったとき。

その瞬間に気づくことがあります。

「私はその子の“心の時間”も預かっているんだ。」

だから、安心できる環境を作り、そっと待ってあげることの大切さを知ります。

病気を抱えた猫を預かるということ

病気やケガの猫

保護猫の中には、すでにケガをしていたり病気がわかっている子もいます。

  • 治療やケアに専念する子。

  • 治療を続けながら里親さんを探す子。

  • 長い時間を生きることが難しい子。

預かりボランティアのゴールは、

「元気になって里親さんへ行くこと」だけではありません。

ときには、

その子が「穏やかに過ごせる時間をつくる」こと自体が役割になることもあります。

痛みがある日も、眠る時間が増える日もあります。

それでも、

「今日は少し楽そうだね」
「ここにいるから大丈夫だよ」

そう声をかけながら過ごす時間にも、確かな意味があります。

「看取り」も命を預かること

看取りの猫

看取りは、預かりボランティアの中でも特に静かで、深い時間です。

  • 最初から看取りとして預かる子

  • 途中から看取りに変わってしまう子

預かった猫が、必ずしも元気になって旅立てるとは限りません。

  • 食べる量が減る。

  • 眠っている時間が長くなる。

  • 少しずつ体の力が弱くなっていく。

  • 苦しそうな様子が増える。

その変化を見つめながら、ただそばにいることしかできない時間があります。

それでも、

「今日も穏やかに過ごせたね」
「いつも傍にいるから大丈夫だよ」

声をかけてあげたり、体をさすってあげる。

それで、その子の不安が少しでも和らぐのなら、それも預かりでの役割なんだと思うのです。

何かをしてあげることだけが、命を支えることではない。
そばにいてあげることも、確かに支えになる。

看取りは悲しみだけではなく、「一緒に生きた時間」となります。

預かりボランティアは「幸せのバトン」をつなぐこと

預かりボランティア

預かりボランティアは、「その子の次のステップへの幸せのバトンをつなぐ」こと。

乳飲み子には、生きる力を。
人慣れしていない猫には、人を信じる時間を。
病気の猫には、穏やかな時間を。
看取りの猫には、最期まで寄り添う時間を。

それぞれの猫に、それぞれの「必要な時間」があります。

そしてその時間は、次へとつながっていきます。

里親さんへつなぐことだけがゴールではありません。

その子がその子らしく過ごせる時間を守ること。
あたたかい部屋で愛情を注ぎながら看取ること。

も、預かりボランティアの大切な役割なのです。

「命を預かる」責任と覚悟

預かりボランティアは、楽しいことばかりではありません。

  • 夜中の授乳。

  • 通院やケア。

  • 体調の変化への不安。

  • 食欲や排泄の確認。

  • そして、別れ。

それでも、その一日一日には確かな意味があります。

「この子が安心して眠れた時間」
「ここで過ごせてよかったと思える時間」

それらは、何にも代えがたいものです。

大変さの中にこそ、命と向き合う重みがあるのです。

おわりに~その子の人生の一部を預かる

預かりボランティアは、その猫の一生すべてを背負うことではありません。

  • ほんの数日かもしれない。

  • 数カ月かもしれない。

  • あるいは、最期までかもしれない。

それでも、その時間を一緒に生きることには意味があります。

「この子がここに来てよかった」

そう思ってもらえる時間をつくること。

乳飲み子から看取りまで、預かるのは、猫の身体だけではありません。

その子の命、その子の時間、その子が生きた証。

それらすべてを預かっているのだと思います。

私は、これからも預かる子との大切な時間を、静かに丁寧に向き合っていきたいと思っています。

【最後にお伝えしておきたいこと】

保護猫の預かりボランティアは、必ずしも病気の子や看取りの子を預かるということではありません。

保護猫団体から預かる場合は、家庭環境や預かる側が対応できることなどを考慮し、預かる猫を相談しながら決めるケースが多いです。

預かりを経験する上で、「命を預かる」を学びたいときもあると思います。

なので、さまざまなケースがあるということを紹介させていただきました。

保護猫の預かりボランティアをする上で、何かの参考になれば幸いです。


こちらの記事も併せてお読みいただけると嬉しいです。

Thank you❤️

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