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Photo byyuriha_spiritual

自分の「怒り」に気づいたら、母との向き合いが始まった

    #創作大賞2026
    #エッセイ部門
    #親子関係
    #気づき
    #思考


    先日、母と偶然会った時に、自分が無意識に怒りを抑えていたことに気づいた。

    🔽その時の記事はこちら

    その怒りがまだ胸の中に残っていたので、夫にその日あったことを話してみた。

    すると夫は、
    「受け取り方で多分だいぶ変わるんだと思う。お母さんは、悩んだら辛いから、『悩まない方がいいよ』って、あなたの事を考えて言ったんだと思うよ」と言ってくれた。

    「まあね、そうだとは思う。お母さんは私を傷つけるようなことは言わない人だから、私のことを思って言ったんだとは思うんだよね。」

    そう答えながらも、私の心はざわついていた。

    「でも、ムカついちゃったんだよ、すごく。『悩んでバカじゃないの!?』って言われてる気がしちゃったんだよ」

    夫が母の意図を理解してくれてることは嬉しかった。
    たぶん、私も心の中では分かっている。母が私のことを思ってくれてるって。
    でも、どうしても「怒り」がおさまらなかった。

    その数時間後、なぜか母から電話がかかってきた。

    「ねぇ、〇〇君って知ってる子?ちょっと大変な噂を聞いたから電話したんだけど…」

    「あー知ってるよ。そんなことあったんだね…」

    そんな少し心がざわつく話をきっかけに、お互いの心が動いた流れで、先日ムカついたことを、思い切って話してみることにした。

    母は驚いていた。
    私がそんな怒りをためているなんて、全く分からなかったみたい。
    思ってることを勢いに任せて話したので、何を話したのかはもう覚えていない。
    たぶん話しながら泣いていた。

    母は私の言葉を静かに受け止め、最後にこう言ってくれた。
    「これからは何でも話してください」

    言いたいことを言えて、心が少し軽くなった。
    今まで、母に何かを言い返すことなんてなかったから。
    こんなに話せたことが、自分でも驚きだった。

    自分の「怒り」に気づいてあげること。
    これが、誰かと向き合う前に必要なことなのかもしれない。



     
     
     
    50代平凡な主婦です。娘のことで悩んでいるうちに、自分の心と向き合うようになりました。日々の気づきをシェアできたらなと思っています。

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