
「スニーファー」って? ① スニーカーの履き心地のローファーが高齢者をも救う An old gentleman's style book
「高齢者のファッションご意見番」を自称している私ですが……(いや、ちょっと言い過ぎですね笑)。
実は最近、「スニーファー」なる言葉を初めて耳にしました。スニーカーとローファーを掛け合わせた造語だそうです。
実は私、このスニーファーという概念が世に出る10年以上前から、すでに愛用者でした。
(ちょっと自慢です。笑)
■ 神の一足との出会い
10年以上前、アメリカのアウトレットモールで、コールハーンのローファーに出会ったのが始まりでした。
上質な革を使っているのに柔らかく、底は合成ゴム。
「ローファーだから脱ぎ履きが楽。しかも革底ではないから、とにかく歩きやすい」
その履き心地に、すぐさま大ファンになりました。
特に、国内外の学会に参加する際にはまさに「神」のような存在。
①とにかく軽くて歩きやすい
②スーツやジャケットスタイルにも合う
③長時間歩いても足が痛くならない
④スーツケースにしまいやすい
学会というのは意外とカジュアルが許される場でもあるのですが、日本でプレゼンをする際に、ビーチサンダルやTシャツで登壇するような勇気は私にはありません。
そんな場面では、この靴は最高の相棒でした。
■ 妥協なき「足元」の美学
かつての私の通勤スタイルは、スーツにネクタイ、革靴が基本。
ニューヨークのビジネスマンのように、「歩きやすいから」という理由で、スーツにハイテクスニーカーを合わせるスタイルも流行りましたが、当時の私には、どうしても自分の美学が許せませんでした。
かといって、革靴は夏場に蒸れるし、長時間の歩行には不向き。
院内ではスクラブに履き替えるとはいえ、移動中は常に「見た目の品格」と「快適さ」の狭間で葛藤していました。
そこに颯爽と登場したのが、この「底だけスニーカー」のローファーだったのです。
(後編へ続く)
スニーカーローファーについての変遷と、スニーファー論を展開しているdaleさんの記事も紹介しておきます。↓