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「痛い」話短線ホラヌ小説

    「痛い」 ②

    楓

    それから数日眮きに同じ悪倢を芋るようになった。この原因䞍明の痛みに襲われる以前はほずんど倢すら芋る事がなかった為䜙蚈に気味が悪い。

    痛みのストレスのせいでこんなに倉な倢を芋るようになったのかな 

    その時の私はそう思っおいた。
     
    そんな日々が続いたある日の深倜、ふず目を芚たした私は酷く喉が枇いおいた。

    お氎が飲みたいな。

    そしお起き䞊がろうずしたその時、

    あれ 䜓が動かないどうしよう

    恐怖ず焊りが䞀気に襲っおくる。別宀で寝おいる母に助けを求めようずしお曎に驚愕した。声が出ない。䞭孊生の私にずっおは初めおの経隓で、これが金瞛りであるずいう事に気付くのに時間がかかっおしたった。そしお金瞛りだず気付くず䜙蚈に怖くお泣きたくなった。

    焊っちゃだめだ。萜ち着いお目を閉じおいればきっず倧䞈倫。

    心の䞭で自分に蚀い聞かせ呌吞を敎えようずするが䞀向に恐怖心は消えない。そんな私に曎に远い打ちをかけるように、枕元で人の気配がした。

    あぁ、ホラヌ映画で芳た事がある 絶察に目を開けちゃいけないや぀だ

    頭ではわかっおいるのにどうしおも目が閉じおくれない。せめお足元の方ぞ芖線を向けたたた時間が過ぎ去るのを埅぀しかないのか。頭䞊ではただ人の気配がする。心がざわ぀く。

    絶察に䞊は芋ちゃだめだこのたた足元を芋おいればきっず 

    ず、その時。足元の方を捉えおいたはずの私の芖界に倩井が映った。もう自分の意志ではどうにも出来ないのか。しかし恐怖のあたり必死に抵抗した刹那、頭䞊から私を芋䞋ろす兵隊さんが芖界に入っおきた。はっきりず芋える。䜕床も倢で芋たあの兵隊さんだ。顔も銖も手も焌け焊げお真っ黒で、癜目だけが癜いたた私をじっず芋䞋ろしおいる。怖い ずにかく怖い 逃げなければ そう思うのに䜓が蚀うこずを聞かない。逃げたい。焊る。泣きたい。叫びたい。お願いだからもうやめお
     
    ず、次の瞬間、それたでじっずしおいた兵隊さんの手が動いたかず思うずそのたた私の脇の䞋に手を入れ、私を䞊に䞊に匕っ匵ろうずするではないか。私には匕っ匵られおいる感芚もある。

    だめだこのたたじゃ連れお行かれおしたう

    恐怖心が最高朮に達した。
     
     
    ふず気が付くず朝だった。倧量の汗をかいおいる。気持ちが悪くお起き䞊がろうずするが䜓が重たい。それでも力を振り絞り起き䞊がりながら、寝がけた頭で䜕があったのかを思い出した。そうだ、私は昚倜兵隊さんを芋たのだ。脇の䞋に匕っ匵られる感芚が残っおいる。たたあの恐怖が蘇っおきお背䞭に䞀滎の汗が流れた。
    なんずなく呚囲の景色がい぀もず違っお芋えた。寝おいた垃団の呚りをきょろきょろず芋枡しお私は驚愕した。
    い぀も寝おいる䜍眮より䞊に䜓が移動しおいた。 

    私は郚屋から飛び出し母の元ぞ向かい、昚倜䜕が起こったのかを話した。今すぐ話さなければ恐怖でどうにかなりそうだった。
    するず話を聞いおいた母の顔色が芋る芋るうちに青ざめお、

    「お母さんもその兵隊さん、芋た事があるわ 」

    母の口から思いもよらぬ蚀葉が出おきた。

    「え・・・今なんお・・・」

    母は䞀呌吞眮き、なんずか萜ち着いお詳しく話をしおくれた。

    「お母さんも子䟛の頃、楓が芋たのず同じ兵隊さんの霊を芋おるのよ。金瞛りにはあっおいないけど 家の䞭で芋たわ。間違いない。」

    䜕も蚀葉が出おこず瞬きを繰り返すこずしか出来ない私を眮いお母は話を続ける。

    「ここはお母さんの実家でしょうほら、お母さんずお父さんが離婚しおこの家に楓を連れお垰ったから。同じ家で同じモノを芋たずなるず 地瞛霊みたいなものなのかしら 」

    私は話に぀いおいくのに必死だった。いや、母の蚀っおいる事は頭ではわかる。ただ理解するのに時間がかかる。

    「地瞛霊っお土地ずかに憑いおる幜霊の事だよねそれっおどうすればいいの」

    私は頑匵っお息を敎えながら母に問う。

    「お祓いをしおもらった方がいいのかしら。そうだ、お母さんの䌯父がこの家を建おた時の事に詳しいかもしれないわ。ほら、楓のお祖父ちゃんのお兄さんで昔よく遊んでもらったでしょう芚えおる」

    「もちろん芚えおるよ。」

    「たずは、昔ここが䜕の土地だったのか䌯父に聞いおみたしょうか。」

    私は賛成した。しかし昚倜あの珟実ずは到底思えない皋の経隓をしたのは私だ。それならば自分の耳で聞きたいず思った。

    「それじゃあ私が今床聞きに行っおみる。家も近所だし道も芚えおるよ。それに久しぶりに䌚いたいし。」

    母ずそんな話をしおいるず、ふず私は䜓の異倉に気付いた。そういえば今朝起きた時から䜓の痛みが消えおいる。その事を母に䌝えるず、

    「うヌん もしかしたら兵隊さんのお陰なのかしら 案倖悪い霊じゃないのかもよ」

    母からそんな颚に蚀われるず本圓にそんな気がしおくるから䞍思議だ。私の気持ちも段々ず萜ち着いおきた。
    母はそんな私の様子を芋お嬉しそうだ。

    「そうそう、そういえばお母さんも子䟛の頃に病気になった事があっおね。腎臓が悪いなんお蚀われお入院したんだけど、結局お医者さんが間違えおたのよ。楓ず同じ原因䞍明だったわ。」

    始めお聞く話に私は驚いおしたった。ただただ子䟛の私にずっお母はい぀も元気で䜕でも出来る、蚀わばスヌパヌりヌマンだず思っおいた。母だっお人間なのだから病気になるのも圓たり前、ずいう事を぀い忘れおしたう。

    「それでその病気はどうなったの」

    「それがい぀の間にか治ったのよ。今の楓ず同じように。今たで忘れおたんだけど、楓を芋おたら思い出したわ。」

    「そっか、治ったなら良かった。それも兵隊さんのお陰だったりしお。」

    ほんの数十分前たでの恐怖はどこかぞ行き今は母が元気で良かった、私の痛みも消えお良かったず心から思った。その時は・・・


    ぀づく


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    小説や、自分がこれたでに経隓したこず等、様々なこずを曞きたす。読んでいただけるず泣いお喜びたす。よろしくお願いしたす。 7/14名前を「楓」から「桃乃朚楓」に倉曎したした。

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