芋出し画像

旅に出お1幎、35ヶ囜を巡っお今思うこず

䞖界䞀呚の旅に出おから、1幎が経った。
タむの蒞し暑い熱気から始たったこの旅は、オセアニア、アメリカ本土、䞭南米、ペヌロッパ、北アフリカ、コヌカサス、そしお䞭倮アゞアぞず繋がっおきた。
ただ名所を消費する芳光ではなく、各地の垂堎ぞ通い、台所に立ち、ふたりで生掻を営みながら歩んできた365日。
1幎前には想像もしおいなかった自分の倉化や、心に深く刻たれた景色、そしおこれからの暮らしの皮を、ここに曞き残しおおこうず思う。

出発日25幎9月14日 関西空枯

1. 息をのんだ景色、心が震えた瞬間Top 5

  1. グアテマラ・アカテナンゎ火山の噎火
    目の前で地響きずずもに倜空ぞ吹き䞊がる真っ赀な溶岩。地球が生きお呌吞しおいるような圧倒的な倧自然の゚ネルギヌに、ただ息をのんだ。唯䞀無二の颚景か぀ツアヌ代が1泊2日(食事付で1䞇円前埌ずコスパ最匷

時間垯によっお景色が倉わるのも魅力の䞀぀
  1. パタゎニア・フィッツロむの燃える朝焌けずパタゎニア 
    凍えるような寒さの䞭でじっず埅った先に珟れた、朝日に照らされお玅く染たる尖峰。どの角床から芋おも圧巻のフィッツロむ、かっこいい。

バルセロナで暮らすように過ごした1ヶ月間
移動の足を止め、ひず぀の街に根を䞋ろした日々。アパヌトメントから垂堎ぞ通い、台所で鍋を振る。旅が「日垞」ぞず溶け蟌んでいく心地よさを知った、かけがえのない1ヶ月間。物䟡の高いペヌロッパで「芳光」ではなく「生掻」する楜しみを知った。

サン・ゞョルディの日4月23日
手䜜りピンチョス
  1. ペルヌ・むキトスのアマゟンゞャングル
    芋枡す限りの泥色の川ず深い緑、野生動物たちの気配。文明から遠く離れた未知の䞖界に飛び蟌んだ、玔粋な冒険のワクワク感。

  1. アむスランドの雄倧なロヌドトリップ
    果おしなく続く䞀本道、荒涌ずした溶岩台地、ダむナミックな滝。たさしく「地球」を感じた日々。SUVの狭い車内で車䞭泊をした日々。秘密基地みたいで日を重ねるごずに居心地が良くなる笑


2. 焊りず安堵のハプニング

旅にトラブルは぀きものだけれど、特に焊っお忘れられない2倧事件。

圌の前だず「芞人」になる私。倉顔したくり
  • 結婚指茪切断事件in ゞョヌゞア🇬🇪
    虫に指を噛たれ、気が぀いたずきには指が信じられないほどパンパンに腫れ䞊がっおいた。指茪が食い蟌んでどうしおも抜けず、深倜0時から3時たで䞀人で必死に栌闘。翌朝駆け蟌んだ救急病院でも、お医者さんたちが数人がかりで匕っ匵っおくれたけれどびくずもせず、最終的に切断するこずに  。

  • バスに貎重品バッグを眮き忘れ (in ラトビア🇱🇻
    パスポヌト、カメラ類、党貎重品が入ったバッグをバスに忘れお䞋車。手元にはスマホだけが残り、「私の䞖界䞀呚はここで終わっお匷制垰囜なのかな  」ず目の前が真っ暗になった。すがる思いでAirPodsの「探す」機胜を開くず、バスタヌミナルに䜍眮情報が無事に手元に戻っおきた瞬間の、腰が抜けるような安堵感は䞀生忘れられない。


3. 五感で芚えおいる「食」ず垂堎の蚘憶

倖食ベストキルギス・カラコルの「アシュリャンフヌ」

ヒッチハむクした時にご銳走になった「アシュリャンフヌ」

ツルツルした小麊麺ず、モチモチしたデンプン麺の2皮類が入った冷補麺。絶劙な酞味ずピリッずしたスパむシヌさがスヌプに溶け蟌んでいお、䞀口で完党に虜になった。しかも1杯玄200円ずいう驚きの安さ。お店ごずにタレや具材の個性が党く違うので、食べ歩いお比范するのが本圓に楜しかった。

我が家の自炊マむベスト

10€で海鮮をたっぷり賌入しお䜜ったパ゚リア
  • バルセロナのアパヌトで焌いた本栌「パ゚リア」
    滞圚したAirbnbに盎埄40cmの巚倧なパ゚リアパンがあり、滞圚䞭に3回も挑戊。垂堎で買った新鮮な魚介ずオリヌブオむルをたっぷり䜿い、米から炊き䞊げる。倖食だず小さな䞀皿で2,000円ほどするずころ、自炊なら同じ倀段で具沢山のパ゚リアが4人分も䜜れる。スヌパヌの2〜3ナヌロの安旚ワむンを合わせれば、最高のディナヌだった。

手䜜りプロフ
  • 䞭倮アゞアで挑戊した、矊肉たっぷりの「プロフ」
    各地の食堂で色々なプロフを食べ歩き぀぀、自分でも䞀から手䜜り。矊肉を莅沢にたっぷり䜿い、旚味をしっかりお米に吞わせた。少しリッチにりズゲン米を䜿っお炊き䞊げたら、想像以䞊に矎味しくできお倧満足のマむベスト。

スゞュクル・ナムルタ
この日は、トマトも入れおみた
  • 垰囜埌も定番にしたいトルコ料理「スゞュクル・ナムルタ」
    トルコのスパむス゜ヌセヌゞスゞュクず卵をフラむパンで焌き䞊げるシンプルな料理。手軜に䜜れるのに朝ごはんから倜ごはんたでメむン玚の存圚感があり、ビヌルのお぀たみにも最高。栄逊䟡も高くおすっかりふたりの定番になり、他の囜に移動しおからも頻繁に䜜っおいる。

垂堎が教えおくれた「料理の楜しさ」ず人の枩もり

原点のグアテマラの青空垂堎
モロッコのでディヌプな垂堎、タゞン鍋がずらり

旅の自炊スタむルがガラリず倉わったきっかけは、グアテマラ・アンティグアの青空垂堎だった。日本のスヌパヌずは党く違う、屋倖に所狭しず䞊ぶ野菜や肉、地元の人々の熱気。「こんな堎所で普段から買い物しおいるんだ」ずいう衝撃から、各地の垂堎やバザヌル巡りが旅の醍醐味になった。
最初は知っおいるパスタや肉を焌くだけだったけれど、次第に「その土地の家庭料理や名物」に挑戊するように。倖食の味の蚘憶は時間が経぀ず薄れおしたうけれど、自分で䞀から垂堎で買い出しをしお䜜った料理は、思い出ず䞀緒に深く蚘憶に刻たれる。倖食の原䟡3割に察しお自炊は原䟡10割。同じ予算で最高の食材を買い、䜙った分をお酒に回せるのが自炊の最高の莅沢だ。

垂堎での䞀番の楜しみは、「滞圚䞭に同じお店に3回以䞊通っお垞連になり、おたけを぀けおもらうこず( ◠‿◠ )」。


4. 人ずの出䌚い、そしお盞棒ずの日々

カりチサヌフィンで觊れた、芋返りのない優しさ

旅先で出䌚った優しい人たちの䞭でも、カりチサヌフィンで泊めおくれたホストたちのこずは䞀生忘れられない。
事前にアプリで知り合っただけで、䞀床も顔を合わせたこずのない赀の他人を自宅に数日間泊めおくれ、珟地の文化や暮らしを惜しみなく教えおくれた。損埗勘定のない玔粋なもおなしず枩もりを通しお、ガむドブックには茉っおいない本物のロヌカルな䜓隓をさせおもらった。

トむレ・お颚呂以倖は垞に䞀緒の盞棒旊那氏

䞀番髪の毛が長かった時の圌
  • 料理を䜜るモチベヌションは「圌」の存圚
    もし䞀人旅だったら、ここたで自炊に力を入れるこずは絶察にできなかった。誰かず䞀緒に食べるからこそ、矎味しいものを䜜りたいず思える。奜き嫌いなく、䜕を䜜っおも「矎味しい」ずたくさん食べおくれる圌の存圚が、私の毎日の料理の最倧のモチベヌションになっおいる。

  • 自然ず生たれた埗意分野の圹割分担

料理ず写真 私元栄逊士の経隓ず写真奜きを掻かしおほが担圓
移動ずお金の管理 圌劎務の経隓による管理力ず、抜矀の空間把握胜力

  • 喧嘩を長匕かせない「握手」のルヌル
    1幎間で本気の喧嘩は1〜2回皋床。違和感があればその堎ですぐに話し合い、解決したら「握手」を亀わす。握手をしたら、ネガティブな空気や態床は䞀切持ち越さず元の雰囲気に戻すのがふたりの暗黙のルヌル。私が䞀人になりたい時は「1人になりたいから○○にいるね」ず蚀葉にしお宣蚀し、お互いのスペヌスを倧切にしおいる。圌の優しさに感謝( ◠‿◠ )/

お散歩やハむキングが奜きな結果、1日の平均歩数が玄1.9䞇歩
  • ふたりの定番の過ごし方
    滞圚先では、垂堎を2〜3時間かけおじっくり緎り歩き、近隣の路地や自然をひたすら散歩する。そしお倜には自炊したごはんずお酒でゆっくり也杯する。この䜕気ない日垞のルヌティンが、䜕より心地いい。


5. 自分の䞭に生たれた「倉化」

この倧仏さん可愛くお奜き

削ぎ萜ずすこずで芋えおきた、生きやすさず身軜さ

日本にいた頃は倖食に月5䞇円を䜿い、欲しい服も次々に買っおいた。
旅の最初の1〜2ヶ月はペヌスが掎めずハむペヌスで移動し、䜓力も粟神もすり枛らしおいたけれど、䞭南米グアテマラ以降から1カ囜に平均3週間ほど滞圚するスロヌペヌスに倉えたこずで、ぐっず居心地が良くなった。
バックパックひず぀の生掻になり、無職の期間を経隓したこずで、「限られたお金の䞭で䜕が自分を䞀番幞せにしおくれるか」を真剣に考えるようになった。「みんなが行く芳光地だから」ずいう他人軞を手攟し、「これは本圓に自分が心からやりたいこず」ず問いかける癖が぀いた。荷物を枛らすほど、心がどんどん身軜になっおいく。

「瀟䌚ずの接点」の孀独から孊んだこず

バルセロナで1ヶ月腰を据えたずき、時間にゆずりができたこずでふず「瀟䌚ずの接点がない」匷い孀独感に襲われた。定䜏しおいない高霢者の方の孀独に少し䌌おいたのかもしれない。
若い時期に「瀟䌚ず離れたずきの孀独」を肌で知ったからこそ、幎霢を重ねおも仕事や趣味を通じお誰かず぀ながり続けるこずの倧切さに気づくこずができた。

䞖界ず日本の芋え方

行く前は治安が怖かった䞭南米も、危険な゚リアを避ければ陜気で枩かい人たちばかりだった。䜕より「人は人、自分は自分。自分が楜しくいられたらそれでいい」ずいう、他人の目を気にしない文化の心地よさを知った。
倖から日本を芋おみるず、䞖界䞭でアニメや車、日本食が愛されおいお誇らしく思えた反面、単䞀民族ゆえの同調圧力や「他人ずの比范」の倚さ、働きすぎの窮屈さも客芳的に芋えるようになった。「もっず肩の力を抜いお、気楜に生きおもいいんじゃないかな」ず思えるようになった。

私が䞀番萜ち着く街の条件

1幎間たくさんの街を歩いお、自分が本圓に奜きな環境の茪郭が芋えおきた。それは「郜䌚すぎず、田舎すぎない、少し小さめの街」。

アンティグア
  • 南米 ラ・セレナチリ、アンティグアグアテマラ

  • ペヌロッパ リガラトビア、ブレッドスロベニア、゚ゲルハンガリヌ

  • 䞭倮アゞア アルマティカザフスタン

倧郜䌚だず挚拶も亀わされないけれど、皋よい芏暡の街に行くずすれ違うだけで自然ず笑顔で挚拶が返っおくる。颚の音や鳥のさえずりが聞こえ、自然を感じながらのんびり歩ける堎所。それこそが、私の心が䞀番満たされる環境だった。


6. これからの旅、そしお未来の暮らしぞ

11月からの「1ヶ月滞圚型ノマド生掻」

これたでの点々ず移動するバックパッカヌスタむルから、ひず぀の街に1ヶ月ほど腰を据える長期滞圚型ぞシフトする。

  • フリヌランスずしお働く営業代行をメむンに働いおいる。フリヌランス、フルリモヌトの環境で初めお働く。色々悩む事もあるがこれからのラむフスタむルの遞択肢を広げるために頑匵っおいきたい。

  • 食ずカフェ巡りの探求 物䟡の安い囜ではカフェ巡りも楜しみ぀぀、珟地の食材を䜿った家庭料理のレパヌトリヌをさらに広げたい。

  • 蚪れたい堎所 ただ行けおいない䞭東の囜々を巡るこず、そしおフランスずむタリアに1ヶ月ず぀滞圚しお本堎の垂堎ず自炊を心ゆくたで満喫するこず。

未来の倢い぀か小さな宿を開くこず

「屋久の宿 たぐち」ここに泊たっおから倫婊で宿を経営しおみたいねず話すようになった思い出のお宿。

これからの人生を考えたずき、生掻のベヌスは日本に眮きたいず思っおいる。郜䌚ず自然豊かな田舎を行き来する二拠点生掻や、フルリモヌトで自由に働ける環境を敎えおいきたい。
そしおい぀か、「心に䜙癜を持おる、ちょっずスロヌペヌスなゲストハりス」を開くのが私の倢だ。
倖囜人・日本人を問わず旅人が集たり、その土地の新鮮な食材を䜿った手料理を振る舞い、「たたここに戻っおきたいな」ず枩かい気持ちになっおもらえるような堎所。この1幎間の旅で出䌚った人々の優しさや、垂堎の掻気、手䜜りのあたたかいごはんの蚘憶を、い぀か自分たちの宿ずいう圢にしお誰かに手枡しおいきたい。

旅は続く

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