明日に迫る文学フリマ大阪
折小野和広さんのnoteの記事を読んで、ちゃんと「NT」のことを覚えていただいていることを知りました。
折小野さんの短編小説を読んだ後、私が「本にしたらどうですか」というようなことをご本人に言ったそうです。自分の小説をほったらかしにしていたというのに…。
最初に読んだ折小野作品は、Puolukka Mill代表の折小野美貴子さんから渡された短編小説(主に「夏を待つ」に収録されている作品)でした。籐籠の中に大量のA4ホッチキス止めの紙の束が入っていて、とても小説には見えなかった。私は自分の小説を知り合いに読まれるのはとても辛いタイプだったので、「どうぞー」とうちで採れた野菜ですみたいな感じで手渡されたことがなんだか衝撃的でした。
そういうところから始まり、こうして一緒に文学フリマに本を出すということになりました。「十七回目の世界」は、条件が整えば話題になってちゃんと売れる小説と思っています。その「ちゃんと売れる」は、名前の知られていない著者の場合、〇〇賞受賞という肩書や有名人が大々的に宣伝してくれるといったことがなければなかなかありません。小説家デビューして賞の候補になるのが生き残る最低条件である世界を見てきた身としては、それも当然だということも身に染みて知っています。
という訳で、脆弱なNTネットワークながら、今後もまた新たな本を作っていきたいなと思っています。明日は折小野さんと文学フリマ大阪に出店します。
文学フリマ大阪
9月13日(日)12:00~17:00
会場はインテックス大阪です。
ブース:そ-73
