メインコンテンツへスキップ
見出し画像

リヨンで2ヶ月間過ごしてみた【フランスワーホリ】

    ケント

    あっという間だった。でも振り返るといろんなことがあった。

    この充実感が嬉しい。



    Bonjour!
    6月からワーキングホリデーでフランスに来ています。
    先日、30歳の誕生日を迎えたものの、数週間経っても未だに実感は無く、結局年齢なんてそんなものなんだ、と思っている今日この頃です。

    今日は2ヶ月間過ごしたリヨンの街に別れを告げ、新たな拠点である南仏プロヴァンスの小さな町にやってきました。

    今は純粋に悲しい気持ち。
    もちろん次に向けたワクワクはあるものの、どちらかと言うとリヨンへの愛着を引きずる別れとなりました。

    2ヶ月なんて長い人生からすれば短い期間です。
    でもたった2ヶ月でも充実した期間だったのは事実です。



    ワーホリは1年間その国に滞在できる権利です。
    逆に言うと、1年間しかその国に滞在できません。

    僕はフランスに1年間滞在したいと思って、ワーホリビザを取得しました。

    当初の思惑は、「フランスのいろんなところを巡りながら1年間過ごしたい」というもの。
    だから、リヨンに1ヶ月間過ごした後は次なる場所に向かう予定でした。
    南に西にフランス国内いろんなところで1年間過ごそうと思いました。

    しかし、リヨンに来て語学学校に通い始めてから、僕の思惑はずれ始めます。
    まず、フランス語に苦労したこと、そして仕事や家を探すのが難しいこと。
    結果として、予定を大幅に変えることにしました。



    リヨンの語学学校に自ら申し込んでフランス語を習い始め、僕はA2という初級レベルのクラスに入りました。
    日本では独学しかしたことがなく、人から教わるのはここが初めてでした。

    4週間の集中コースで1,050ユーロ(約17万円)という安くないお買い物。
    それでもフランスにいるならフランス語をできなければ。その思いで、習い始めました。

    毎日必死に食らいつき、少しは理解できるようにはなりました。
    しかし、1ヶ月ではそれほど伸びなかったのも事実です。

    せっかくリヨンに来たんだから、と予定を入れまくる。
    その結果、勉強に集中できる環境だったのに、あまり自習の時間は取れませんでした。

    それでも予定をたくさん入れたことで、いろんな出会いがあったし、楽しい日々を過ごせました。
    その点については良かったと思ってます。

    だから、この1ヶ月間でフランス語は満足いく結果にはなりませんでした。

    今この状態で野に放たれても、生きていけない。
    そんなことを感じ、さらに学び続けたいと思うようになりました。



    僕はワーホリ期間中に現地で仕事をしたいとも思っていました。
    金銭的に悩む日々をいち早く抜けたい。その考えはもちろんのこと、もっといろんな体験をして自分の視野を広げたいとも思っていたからです。

    リヨンの後は南仏プロヴァンスに行きたいと思っていたため、日本人向けのネット掲示板等でいろいろと求人を探していました。
    幸いフランスには日本人の経営者、特に飲食店を経営してる人が多く、求人は山のように見つかります。

    しかし、大半がパリ。
    南仏はあまりありません。

    一応いくつか連絡はしてみるものの、音沙汰のない日々を過ごしました。
    なんとか連絡はくれても、短期では雇わない、との通知。

    「南仏」「家付き」「2〜3ヶ月」
    という僕の条件はあまりに厳しすぎるもので、結果として合致するところは見つけられませんでした。

    そのため、もう少し様子を見ながら探していきたいと思うようになりました。



    以上の2つの理由から、僕はリヨンの滞在を1ヶ月延ばすことを決め、語学学校と学生寮に申し込みました。

    決断は簡単ではありませんでした。
    でも、ちょうどその時に見た友達の投稿に心が動かされます。

    一文無しになった時、自分の気持ちがどう動くか確かめたい。

    友達のTwitter

    確かに…!

    もちろん責任は全て自分で背負います。
    ポジティブだけではないことはわかってます。
    でも、できるところまではやってみよう。そう思い、決断をしました。

    学校は1,000ユーロ、学生寮は500ユーロ、定期券は73ユーロ。
    合計約25万5000円という大きな出費でした。
    特別予算にしては痛い出費です。。

    それでも8月までリヨンにいられる嬉しさも感じました。



    結果的にこれは大正解だったと思っています。

    まず、南仏での仕事が見つかったこと。
    いろいろと応募していた中から、ひとつ好意的に連絡をくれたところがあり、そのまま採用となりました。

    プロヴァンスの田舎町の日本食レストランの仕事です。
    期間は9月から4ヶ月間、年末までの雇用です。

    採用側の立場で考えるとやはり2〜3ヶ月は短過ぎると思いました。
    僕はここでは外国人だし、信用を持ってもらう難しさを感じたためです。
    だから、すこし延ばして4ヶ月を提案してみたところ、なんとか受け入れてもらえました。

    それに伴い、1年間のスケジュールも考え直すことにしました。
    国内をあちこち行くのではなく、拠点を限定しよう。
    以下のように決めました。

    7〜8月:リヨン
    9〜12月:南仏プロヴァンス
    1月〜6月:パリ

    すっきりした気持ちになりました。
    これまでワーホリ1年間をどう過ごすかを考える毎日でもあったので、先の予定を決めたことで落ち着くことができました。



    他にも、リヨンでの滞在を延ばしたことで、友達と関わる時間をより作れたし、フリーランスで受けている仕事の時間も作れました。
    もちろん勉強時間も作れて、以前にも増して時間の使い方を意識できるようになりました。

    リヨンに滞在している日本人、日本が好きなフランス人、語学学校のクラスメイト、その他イベントで会って仲良くなった人たち。
    数えきれないくらいの多くの人たちと会うことができました。

    特にフランス人とは、カタコトのフランス語でも会話をしたため、以前よりも実践的になってきました。
    語学学校での授業でも、理解できるようになってきたり、発言することも増えてきたり、成長を感じられるようになってきました。

    1ヶ月間が短過ぎたことを反省したものの、延長したことで感じることができた自らの成長に嬉しさがありました。



    僕は人と会って話すことが好きです。
    しかし、根っこは人見知り。大人になって人見知りを克服するために尽力してきましたが、今でも完全に直ったとは言えません。

    人に話しかけることに躊躇うことはあるし、外国の人ならなおさら言葉のことを考えて身を引いてしまうことがあります。

    リヨンに来た当初もその思いは抱えていました。
    しかし、徐々にこの街にこの生活に慣れてきたことで、余裕から来る自信を感じ始め、自分から話しかけに行くことが増えてきました。

    特に語学学校の人たちは毎日顔を合わせるため、(少し遅れたものの)やっと仲良くなることができました。
    遊びに行ったり、飲みに行ったり、出かけたり。
    多くの時間を過ごせました。

    僕が誕生日を迎えた時はお祝いしてくれました。
    学校を卒業した時も快く「追い出して」してくれました。
    改めてみんなには感謝の気持ちがたくさんです。

    でも、まぁお酒を飲み過ぎたものです。
    お金を節約したいのに、逆にお酒にはお金を使い過ぎたものです。これは反省。
    ピクニックをして、バーに行って、クラブに行って、、
    でも楽しかったから罪悪感はありません。気づいたら英語力が少し上がっていました。

    みんな国籍はバラバラなのにこんなに楽しめるんだ。
    そんな体験すらも嬉しいものでした。
    いつか彼らと英語ではなく、フランス語で楽しく話せる日が来ると信じています。



    日本の人たちにも仲良くしてもらいました。
    どれだけ英語が話せたって、やはり同じ国の人には安心感を強く感じるものです。

    生活する上での苦労、フランス語学習の苦労、人生の悩みや不安、、
    ワーホリ中の同世代の人も多く、同じ立場、同じ心境を共有できました。

    同じ日本人でも、育った環境が全く違う。
    そんな人たちとこんな遠くの場所で知り合う面白さを常に感じていました。

    以前の投稿にも書いたように、僕は特定の集団に居続けることがあまり好きではありません。
    だから、いつもふらっと来てふらっといなくなる。
    そんな僕をも受け入れてくれました。
    改めて感謝の気持ちでいっぱいです。



    2ヶ月なんてあっという間です。
    でも、その期間にはいろんな人との出会いがあったし、いろんな経験や学びがありました。
    改めて、フランスに来て良かった。そんな気持ちでいっぱいです。

    充実感は自分の満足感や納得感にもつながります。
    この感覚を感じれたことで、自分のした決断を肯定できるのが嬉しい。
    少しまた自分を肯定できるようになりました。

    リヨンを出発する瞬間は感傷的になってしまいました。
    それだけ居心地の良さを感じていました。

    けど、リヨンで人脈無しから楽しい日々を作ってきたように、新しい町でもまたゼロから頑張っていきたいと思います。

    1年間のワーキングホリデー。
    上手くいったら嬉しいけど、上手くいかなくなって得るものは必ずある。
    自分を信じて突き進みます。




    ↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。

     
     
     
    やってみて、考えて、言葉にする。日々の暮らしで見つけた小さな気づきを、自分なりの言葉でまとめています。 フリーランスとしてWeb制作・マーケティングに携わる32歳。フィリピン就職、ジョージアノマド生活、フランスワーホリを経て、大阪在住。旅と本と野球とお酒のために生きている。

    あなたへのおすすめ