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プロフェッショナルになるより自分の生き方を選択しました【ワーホリ後・就活終了】

世の中で正解とされているものなんかじゃない。

自分にとっての、自分に合った正解に沿って生きていきたい。



こんにちは!
フランスでのワーキングホリデーを終え、8月から2ヶ月間、大阪のゲストハウス「君彩家」で住み込みスタッフ(フリアコ)として働いていました。
現在は、引き続き大阪に残って、ITエンジニア兼Webデザイナーとしてフリーランスで活動しています。

東京から大阪に戻ってきました。
夜行バスで梅田に着いた瞬間、「あ、帰ってきたな」という気持ちになりました。
たった2ヶ月の滞在ですが、大阪という街が少しずつ「ホーム」になってきている気がします。

先日、ようやく話題の映画『国宝』を観てきました。
俳優陣の演技の見事さもさることながら、すっかり歌舞伎の世界に引き込まれてしまいました。
芸の世界の奥深さがじわじわと伝わってきて、とても満足のいく時間でした。

最近はめっきり映画館に行かなくなっていましたが、やはりあの没入感の中で作品に全身を委ねる体験は格別です。
『国宝』、まだ観ていない方はぜひお早めに!



8月から始めた就職活動が、先日ようやく一区切りつきました。
そして今月から、新しい働き方がスタートしました。

結果的に「就職」ではなく、「フリーランスの継続」という形に落ち着きました。
先週、東京にある会社と業務委託契約を結び、リモートで働き始めました。
先週末に東京へ行っていたのも、その会社の方と直接お会いするためでした。

会社は、アフリカのIT支援を行う、創業5年の小さなベンチャー企業です。
社員3名と数名の業務委託メンバーで運営されており、少数精鋭のチームという印象を受けました。
代表の方は20年来のITエンジニアで、かつてJICAの青年海外協力隊で2年間アフリカの大学でIT教育に携わっていました。
先日お会いした際、穏やかでありながら論理的思考の方という印象を受けました。

小さな会社なので、明確な役割の線引きはなく、さまざまな業務をシームレスにこなすことになります。
最初の担当は、Webデザインの経験を活かせる広報まわりの業務です。
とはいえ、今後はアプリ開発や環境構築を担うエンジニアとしての役割も期待されています。
そのため、プライベートで続けているプログラミング学習は継続しつつ、Androidアプリの開発・運用についても学んでいく予定です。

勤務はフルリモートで、労働時間も自由。報告は週次、全体ミーティングは週1回のみ。
すべてが自己管理に委ねられる環境ですが、むしろそのほうが責任感を持って働けそうだと感じています。
最初の2ヶ月は試用期間で、しばらくはパートタイムとして働きます。
フルタイムや正社員への移行は今後の状況次第ですが、柔軟に対応していただけているだけに、ただただ感謝しています。

これからはその会社の業務をメインにしつつ、これまでもフリーランスとしてお付き合いさせていただいているWebデザインの業務、そして大阪で新たに始めたまちづくりのボランティア(「がもよんフェス」のスタッフ)などを並行して行うことになります。
また、プログラミングやフランス語などの勉強も引き続き行っていきます。
マルチタスクではあるし、忙しい日々ではあるものの、毎日のように充実感を感じながら生活できています。



以前の投稿にも書いたように、もともと僕は「日本でWebアプリ開発の実績を積み、再び海外に挑戦する」という目標を立てていました。

そのため、マニュアルに沿うように就職活動を進め、結果として4社のIT企業から内定をいただきました。
いずれも受託開発やSESを中心としたシステムインテグレーター(SIer)で、大手企業やその関連会社が多くを占めていました。
こんな自分を採用してくださったことには、本当に感謝しています。

それでも、就職活動の最中からどこかに違和感があり、内定をもらってもなお、その感覚は拭えませんでした。
会社員として働く自由度の低さや、これまで培ってきた経験を十分に活かせていないもどかしさ。
目標を掲げ、覚悟を決めて動いていたはずなのに、心のどこかで「本当にこれでいいのか?」という思いが残っていました。

そんな時、登録していた海外向けのイベントサイトを通じて、今の会社からオファーをいただきました。
事業内容を見た瞬間、稲妻が走るように「これだ」と直感しました。
すぐに履歴書と簡単な志望動機を送り、翌日にはオンライン面談、そしてその場で即採用。
そのスピード感も含めて、まるで流れに導かれるような展開でした。

この決断に至るまで、僕は70社以上に応募し、25社の面接を受け、複数のエージェントから紹介を受け続けていました。
けれど、最終的に選んだのは、そうした「正攻法の就職活動」の延長線上にはなかった会社です。
不思議なご縁だと思いますが、今はこの選択にまったく後悔していません。



新卒の頃を含め、今回で4回目となった就職活動でしたが、4回目でもなお、多くの学びがありました。
その中でも特に、「自分が理想とする働き方」と「これからの生き方」という、2つの大きな気づきを得ました。

1.自分が理想とする働き方

僕は、目の届く範囲のチームで、大きな仕事をしていきたいと思っています。

今回、多くの会社に応募し、実際に選考を進める中で、自分のやりたいことやできることを考えるだけでなく、これまでの社会経験を振り返る機会もたくさんありました。
振り返ってみると、チームで何か大きなことを成し遂げた時にこそ、強いやりがいや充実感を感じてきました。
世の中に対してインパクトを与えたり、自分ひとりでは到達できない場所に仲間と辿り着けた瞬間に、深い喜びを覚えます。

一方で、組織が大きくなりすぎると、自分である必然性を感じにくくなり、モチベーションが下がってしまうこともありました。
ある程度、自分の影響力が届く範囲で、仲間の顔が見えるチームで働くほうが、僕には合っていると感じます。
これまでの大企業や中堅企業での経験を経て、今回あらためて「これが自分の理想の働き方だ」と確信しました。

2.これからの生き方

僕は、これからも挑戦し続ける人生を送りたいと思っています。

振り返れば、僕はこれまで様々なことに挑戦してきました。
未経験からITエンジニアになり、脱サラして海外ノマドになり、
英語を学んでフィリピンで働き、フランス語を学んでフランスで働き、
さらに、沖縄、大阪、韓国の釜山など、さまざまな場所でボランティア活動もしてきました。
改めて考えると、我ながらよく動いた方だと思います。

社会人になってから新しい挑戦をするのは、学生時代よりもずっとハードルが高いものです。
僕は最初の会社を辞めたいと思ってから、実際に行動に移すまで2年もかかりました。
それでも一歩を踏み出すことで、新しい景色が見え、視野が広がり、考え方が変わっていきました。
挑戦の中で味わうその「クセになる面白さ」や、他者から「面白い人だね」と言われる嬉しさは、僕にとってかけがえのない原動力です。

僕は小さい頃から真面目な性格で、「きっとこのまま真面目に生きていくんだろう」と思っていました。
けれど同時に、好奇心が強く、行動力もある。
それを活かさないのはもったいない!
この就職活動を通して、僕はようやく「普通じゃない人生を歩む覚悟」ができた気がします。

そんな中で、新しい目標もできました。
それはアフリカで働くことです。

一度は手放したその目標を、もう一度取り戻しました。
今、僕はJICAの青年海外協力隊に応募し、これから選考を受けていく予定です。

理由についてはまた別の投稿で書こうと思いますが、僕にとってこれは新たな、大きな挑戦になります。
ありがたいことに、会社の代表からは「その期間の仕事は中断でいいから、ぜひ行ってきてほしい」と言ってもらいました。

まだスタート地点に立ったばかりですが、こうして柔軟に応援してもらえる環境に、心から感謝しています。



この生き方がわがままなのは、百も承知です。
でも「より良く生きる」ための選択なら、少しくらいわがままでいいと思っています。
その方が、結果的に仕事にも人生にも、前向きなエネルギーをもたらしてくれるからです。

今の会社でアフリカのIT支援の仕事に関わることも、フリーランスとして続けているWebデザインの業務も、大阪でやっているまちづくりのボランティアも、僕にとっては同じ延長線上にあります。

仕事かボランティアか、グローバルかローカルか。そうした区別には、あまり意味を感じません。
大切なのは、自分の力を誰かのために活かせるかどうか。
僕は、僕の能力、学力、体力、経験値(、人間性?)をすべてフル動員して、誰かの役に立ちたいと思っています。

そもそも僕は、小さい頃から「社会に生かされている」という感覚があります。
多くの人に支えられて生きてきたからこそ、今度は自分が誰かを支えたい。
それは「命を救う」といった大きなことじゃなくてもいい。
「やる気を与える」「前向きになるきっかけをつくる」そんな小さなことでも良いのです。

だから、これからも、そうやって社会に貢献できる環境を選びながら生きていきたいと思います。



世の中で言われる「正しいキャリア」とは、ひとつの仕事でスキルを磨き、プロフェッショナルになるというもの。
そんな生き方には、今でも憧れています。

けれど今の僕は、あえてその道を選ばないという決断をしました。
より良い人生を生きるためには、「世の中の正解」ではなく、「自分にとっての正解」に沿って生きていきたい。

誰かにこの生き方を否定されても、もう気にしない。
というより、気にしない強さを持っていたい。
就活のときに感じた、あの「違和感」は自分にとって大事な気づき。
これからもその思いを大切にしていきます。


「お前は何者なんだ?」
パリに住んでいた頃、唐突に聞かれたこの質問。当時はうまく答えられませんでした。
でも、今なら少しだけ胸を張って答えられる気がします。

これからも大阪での生活は続きます。

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