
フランスワーホリを終えて1年ぶりの帰国
この1年間で得たたくさんの経験。
今後も一生なくならないこの経験値に、少し嬉しくなる。
Bonjour!
2024年6月から2025年6月まで、ワーキングホリデーでフランスに滞在していました。
ビザの期間をフルに使い切り、丸1年滞在したあと、無事に日本へ帰国しました。
帰国の途中には、ロサンゼルスやサンフランシスコなどアメリカ西海岸にも立ち寄り、思いがけず「世界一周」を達成する形での帰国となりました。
今回は、そんなワーホリを終えて約1年ぶりとなった日本への帰国について書いてみようと思います。
飛行機を降りた瞬間、ぶわっと熱い空気に包まれました。
におい、暑さ、そしてジメジメとした湿気。
懐かしさと同時に、若干の不快感、そして強い安心感を覚えました。
日本語だらけの看板、日本語が飛び交う空間。
当たり前だったはずの光景が、なんだか新鮮に映ります。
この1年間でどれだけ多くのことを経験したのかを、そんな何気ない瞬間から実感しました。
ロサンゼルスから11時間かけてたどり着いた成田空港。
疲れ切って、早く家に帰りたいという気持ちが込み上げます。
それでも、久しぶりに見るコンビニにちょっと興奮し、おにぎりとサンドイッチを購入しました。
つい2週間前まではパリの日本食レストランで働いていたので、特別日本食が恋しかったわけではありません。
それでも、久々のコンビニメシには思わず笑みがこぼれました。
成田空港から実家のある東京までは、電車で2時間以上の道のり。
久しぶりの帰国でも、迷うことなく帰れるのは、やっぱり慣れた場所だからこそです。
途中、重たいスーツケースを転がしながら渋谷にも立ち寄ってみました。
今やスクランブル交差点は、日本を代表する観光スポット。
東京出身の僕にとっては見慣れた光景ですが、この1年でさらに増えた観光客の多さに、少しだけ時間の流れを感じました。
「ただいま。」
そこに広がっていたのは、何も変わらない実家と、何も変わらない家族の姿。
少しだけ違和感を覚えつつも、結局1年という時間なんて、そんなものなのかと気づきました。
自分がどれだけ海外で濃い時間を過ごしてきても、時間の流れはみんな平等。
まるで長い夢を見ていたような、そんな不思議な感覚の帰国でした。
アメリカで1週間過ごしたことで、正直フランスでの思い出が少し過去のものになってしまった気がします。
それでも、家族にこの1年間の出来事を話していくうちに、フランスでの記憶が次々とよみがえってきました。
「どこで、何をしていたのか。」
父も母も興味深そうに聞いてくれました。
僕の両親は、海外へは旅行でしか行ったことがありません。
だからこそ、こうやって自由に海外で生活する僕の行動力が羨ましいとよく言います。
そう思ってもらえることは、素直に嬉しいです。
でも、親の一番の関心ごとは、やはり「これから僕がどうするのか」。
正直、まだ具体的なことは何も決まっておらず、言葉に詰まってしまいました。
この狭い実家にもそう長くいられるわけではないので、早く次の一歩を決めたい気持ちが強まります。
これから何をして、どこで、どうやって生きていくのか。
日本に帰ってきたとはいえ、課題は山積みのままです。
日本に帰ってきてからわずか2日後、僕は大阪にいました。
目的は、大阪万博。
急遽行くことを決め、夜行バスに揺られて大阪までやってきました。
すでに2回も訪れていた妹からいろいろ情報を仕入れ、パビリオンの予約にもチャレンジしていました。
しかし、結果は全て落選。
結局、ノープラン・ぶっつけ本番で会場に向かうことになりました。
入場してまず真っ先に向かったのは、フランス館。
すでに1時間待ちの行列ができていましたが、「少しでもフランスを感じたい」という気持ちが勝りました。
ただ、いざ中に入ってみると、そこには「観光客向け」のフランスが広がっていました。
有名ブランドの展示、インスタ映えするインスタレーション、自然や文化を紹介するコーナーなど。
もちろん、パビリオン自体のクオリティは高く、楽しめる内容ではありました。
けれど、どこか自分の中ではピンと来ない感覚が残りました。
きっとそれは、実際にフランスに住んだからこそ芽生えたものなんだと思います。
憧れのフランス、そして住んだ人にしかわからないリアルなフランス。
その目に見えないギャップこそが「体験した人だけが得られる感覚」なのかもしれません。
その後も万博を一日中満喫しました。
個人的には「コモンズ」という、いろんな国が集まったエリアがお気に入り。
僕はフランスが好きなだけでなく、世界中の国々を巡り、文化に触れるのが好きなんだと改めて感じました。
日本に帰ってきたばかりだけど、またすぐに海外に行きたくなる。
そんな気持ちが、もう芽生えていました。
フランスにいる間、日本人というだけでちょっとした「特別感」がありました。
日本が好きなフランス人が自分から声をかけてくれたり、現地の人たちに日本の文化や魅力を紹介したり。
それは小さな優越感でもあり、同時に、自分が異国の地で存在価値を持てているという実感にもつながっていました。
でも、今は日本にいる日本人。
当たり前の存在に戻った自分に、少し物足りなさや寂しさを感じつつも、これが「ありのままの自分」なんだと改めて気づかされます。
これからのことはまだ決まっていません。
日本に、東京に、どれくらい滞在するのかも、正直わかりません。
でも、どこにいても、何をしていても、フランスで過ごした1年間の経験は確実に自分の中に残っています。
だからこそ、これから何かにつまずいたり、落ち込んだりすることがあっても、きっと乗り越えていける。
そんな小さな自信を、今は感じています。
フランスに関する投稿はこれで最後になります。
でも、僕の挑戦はまだまだ続きます。
これからも、その様子を引き続き発信していくので、読んでいただけたら嬉しいです。
↓ワーホリの振り返りはこちらに書いてます。