
フランスワーホリ半年間の振り返り
その時々で決断し、行動し、おそらくそれなりの運を掴んできた。
だから、少しはそんな自分を認めてもいいのかもしれない。
Bonjour!
ワーキングホリデーで今年の6月からフランスに来ています。
今は南仏プロヴァンスの町「サン=レミ=ド=プロヴァンス」(サンレミ)にある日本食レストランで働きながら、フリーランスのWebデザイナーとしても活動しています。
サンレミでの生活は、残り3週間となりました。
次に向かうのはパリ。仕事探しや家探しに追われ、大忙しの師走を迎えています。
さて、6月16日にフランスに降り立ってから、ちょうど半年が経ちました。
ワーホリは1年間という期間限定のビザなので、ここが折り返し地点です。
以前立てたワーホリでの目標の進捗具合を確認しながら、この半年間を振り返ろうと思います。
半年間の思い
ワーホリに来た動機は些細なものでした。
「いつかまたフランスに行ってみたい」「30歳を前にワーキングホリデーをしてみたい」というものです。
だから、正直なところ、フランスに来れたら達成でもありました。
しかし、ストイックな性格の僕は、気づけば目標を作り、仕事にプライベートに忙しい毎日を過ごすようになっていました。
「生活」「仕事」「日常」「教養」「自分」「遊び」という項目ごとに30個ほどの目標を立てました。
これがあることで、ある程度の指針ができたのは事実です。
ただのんびりするわけでもなく、自分らしく、意のままに動く。
ワーホリという貴重な1年間を最大限活かすために、このような目標を立てて良かったと感じています。
目標の達成状況と共に半年間を振り返る
まず、この半年間を簡単にまとめてみます。
6月:パリ
フランスに到着。パリのゲストハウスで1週間半滞在。何人か友達ができ、音楽祭や言語交換イベントなどに参加した。
7月:リヨン
語学学校に通い始める。同じ学校に通っているいろんな国の人たちやワーホリの日本人、日本が好きなフランス人など、多くの人たちと交流した。週末は毎週旅をしていた。
8月:リヨン
語学学校の期間を延長した。30歳を迎えた。同じ学校の外国人の友達と毎日遊んでいた。次に働く場所が決まった。
9月:サンレミ
地中海沿岸を旅して、夏のバカンスを満喫した。日本食レストランでの勤務スタート。理想とのギャップに一時的に落ち込んだ。
10月:サンレミ
移動手段の一つとしてヒッチハイクをし始めた。仕事で疲労が溜まっていたが、体にムチ打って週末はほぼ毎週出かけていた。ボランティアに参加したり、トラブルで家に帰れない事件が発生した。
11月:サンレミ
バカンスをもらい、バルセロナを始めいろいろと旅に出かけた。あまり働いた感覚はない。いきなり寒くなり、冬服を着込み始めた。
12月:サンレミ
一人でお酒を飲む機会が増えた。進路のことをずっと考えている。パリでの仕事を探し、弾丸でパリに行こうとするも、またもトラブルが発生した。
わずか半年ながら、振り返ると本当にいろんなことがあったと感じてしまいます。
日が沈む中で家に帰れなくなったり、高速鉄道TGVを乗り損ねたり(40ユーロ無駄になった)、トラブルには多く直面したものの、ヒッチハイクで何度も乗せてもらえたり、幸運と不運どちらもたくさん「運」を掴んだものです。
ここからは、目標の達成状況を確認しつつ、項目ごとに振り返りたいと思います。
1.生活面
【目標と実績】
★★★ 01. 1年間、偶発的なものを楽しみ続ける → 今のところ達成
★★★ 02. フランスに1年間滞在して、明るい思い出を日本に持ち帰る → 未測定
(星★の数は重要度を表しています)
僕のワーホリ期間のモットーは、「偶発的なものに喜びを覚えたい」です。
人との出会い、ラッキーな出来事、ふと湧いた好奇心に従う行動。
こうした偶然を楽しむことを意識しています。
この目標は定量的には測れませんが、今のところそれに沿って行動できています。
たとえば、今働いている日本食レストランは、フランスに来てから見つけた仕事です。
ここに雇われなければ、そもそもサンレミという街自体知らなかったでしょう。
この時点で十分に目標を果たしていると思います。
サンレミでは、コミュニティが小さいことに不満を感じることがあります。
しかし、週末にヒッチハイクで出かけ、新たな人との出会いを楽しむことで、「一期一会」を実感しています。
引っ込み思案な性格の僕にとっては、しんどいことも多く、精神的に疲れることもあります。
それでも、いろんな人との出会いが生活を豊かにしてくれているのは間違いありません。
2.仕事・キャリア面
【目標と実績】
★★☆ 03. 今後の人生の生活・仕事リズムを確立させる → 未達成
★★☆ 04. フランスの美をたくさん浴び、デザインの仕事に活かせるインスピレーションを生み出す → 未達成
★★☆ 05. オンラインの仕事を安定させる → 一部達成
★★☆ 06. フランスでの人付き合いから直接仕事をいただく → 達成
★★☆ 07. フランス語で仕事をする → 達成
★☆☆ 08. スモールビジネスに触れて、マーケティングを学ぶ → 未達成
★☆☆ 09. これまで全く縁のなかった仕事をする → 未達成
★☆☆ 10. ボランティア活動に参加する → 達成
★☆☆ 11. 文章を書いてお金をもらう → 未達成
ここでは、フランスでの仕事とフリーランスの仕事について書きます。
フランスに到着してすぐ、フランス語を学ぶために語学学校に通っていました。
当初は1ヶ月の予定で申し込んでいたものの、その後の仕事が見つからなかったため、急遽もう1ヶ月延長することになりました。
結果として、お金を使い過ぎてしまいました。
フランスの物価は安くないのです。
銀行口座の残金が一桁万円になる日が来るなんて。
「デザインの仕事でもっと稼げれば」と思うこともあります。
それでも、今はすぐにでもお金を稼ぎながらフランスの生活を知り、フランスとの接点を持つために、ここフランスで働く必要がありました。
いくつか応募した中で縁のあった南仏プロヴァンスの日本食レストランに採用され、4ヶ月という短期間の希望も受け入れてもらえました。
さらに、オーナーにはアパートまで探してもらい、とてもお世話になりました。
本当にありがたい気持ちです。
レストランでの仕事は不慣れで大変なこともありますが、なんとか食らいついています。
スタッフ全員がフランスに長く生活している日本人で、仕事だけでなく、フランスの生活についてもわからないことはなんでも教えてもらえました。
最初はキッチンスタッフとして働いていましたが、徐々にホール業務も担当するようになり、仕事内容はかなり広がりました。
今では調理から接客、オーダーや会計、電話対応まで、幅広く担当しています。(目標07)
働きながらフランス語を使うことで、語学学校で学んだことを実践で活かせています。
実際、働き始めてからの成長も実感しています。
フリーランスの仕事については、現状維持が続いています。
既存のクライアントからの継続案件をいただいているものの、新規クライアントの獲得には至っていません。
今の稼ぎだけでは到底生活できないため、もっと拡大させたいです。
しかし、思いがけない収穫もありました。
今働いているレストランでイベント用のチラシを制作したことをきっかけに、オーナーから名刺やメニュー表の制作依頼をいただくことができました。(目標06)
自分の特技を活かしながらお店に貢献でき、嬉しい気持ちです。
2025年には、フリーランスデザイナーとしての仕事をさらに拡大したいと考えています。
そのためにも行動を起こし、これまで停滞していたインプットの量を増やしていく予定です。
最初は片手間だったこの仕事ですが、より多くの時間と労力をかけて軌道に乗せ、いつかは安定した収益を生み出したいです。
フランスでの生活を通じて、そうした思いが明確になったことは大きな収穫です。(目標03・05)
また、デザインだけでなく、マーケティングの勉強にも挑戦したいです。
1月からパリに移動するため、そこで自分の足を使って学びたいと思っています。(目標08)
仕事の話とは少し離れますが、南仏プロヴァンスに来てからボランティア活動をする機会がありました。
移民への職業支援を行うボランティア団体が主催した料理イベントに参加し、当日は配膳スタッフとしてお手伝いしました。(目標10)
アルルの中央広場で行われたイベントは、15人のプロの料理人が特製料理を提供し、その売上を募金するという大規模なものでした。
フランス社会のボランティア精神や、人を助けることへの意識の高さを間近で感じる貴重な機会となりました。
また、外様である自分を温かく受け入れてもらい、フランスの一市民として社会に貢献できたことが嬉しかったです。
「人を支え合う社会って素敵だな」と心から感じたイベントでした。
ちなみに、後日アップされたイベントの動画には、料理を食べている僕の姿が抜かれていました。(こちら)
ボランティアとして働いたはずなのに、なぜそこだけ…笑
3.日常面
【目標と実績】
★★☆ 12. パリに住む → 未達成
★★☆ 13. パリ以外のフランスの都市に住む → 達成
★☆☆ 14. noteに100本以上の記事を投稿する → 未達成
フランスへのワーホリビザを申請する際には、「申請動機作文」と「滞在中の計画書」を提出する必要があります。
要は、「フランスに何しに行くの?」「フランスで1年間どう過ごすの?」ということを説明する書類です。
僕はこれを考える中で、フランス国内の3つの場所で住んでみたいと思い始めました。
1都市だけではフランスのことを何も知ったことにはならないからです。
現在、すでにリヨンと南仏プロヴァンスを経験しているので、当初の計画通りに進んでいると言えます。(目標13)
フランスのみならず、ワーホリの期間中にいろんな場所に住んでみたいと考える人は多いと思います。
しかし実際に現地に行くと、仕事探しや家探し、慣れない環境への対応など、大変なことの連続です。
そのため、結局移動しないか、旅行で済ませる人が大半です。
僕もその大変さを十分に感じていますが、それ以上に好奇心が勝り、今のところは移動を続けられています。
特に南仏プロヴァンスでの生活は運が良かったと思います。
そもそも南仏はパリやリヨンと比べて仕事の数が圧倒的に少なく、探すのが非常に難しい地域です。
それでも、偶然今のレストランに採用していただき、さらに住む家まで探していただけました。
オーナーにはとても感謝しているし、僕の「いろんな場所で暮らしてみたい」という気持ちを理解してもらえたことに、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
前述の通り、12月で南仏プロヴァンスのレストランの仕事を辞め、1月からはパリで新たな生活を始めます。(目標12)
この「ワクワクする気持ち」をこれからも大事にしたいと思っています。
noteへの投稿に関しては、今のところ週に1本が精一杯という状況です。
この投稿がフランスに来てから36本目になるので、目標である100本にはかなり厳しいペースです。(目標14)
書きたいアイデアはたくさんあるものの、思っていた以上に執筆時間が取れないのが現状です。
ただ、数だけを追って質を落とすことは避けたいので、目標は置いておいて、しばらくはこのペースで投稿を続けるつもりです。
4.教養面
【目標と実績】
★★☆ 15. フランス社会と日本社会の比較を、自分の経験を踏まえて人に説明できるようになる → 未達成
★☆☆ 16. ルーブル美術館とオルセー美術館について、解説できるレベルで詳しくなる → 未達成
★☆☆ 17. フランスのアートに対する思いや具体的な施策について、調査する → 未実施
★☆☆ 18. 哲学をテーマに、フランス人やフランスに住んでいる人とディスカッションする → 未実施
「フランスを始めとしたヨーロッパの先進国の国民は、深く広い教養を持っている。」
これは、日本にいた時の僕がヨーロッパに抱いていたイメージでした。
実際にフランスで生活してみると、そのイメージが大きく間違っていないことを実感します。
フランス人は、自分で主体的に、幅広い観点から物事を考える傾向があると思いました。
特に、フランス革命が起きた国らしく、民主主義や資本主義について考えを持ち、違和感や意見を言語化して表現できる人が多い印象です。
また、フランスにおける資本主義は「お金を稼ぐことが最重要」というわけではなく、芸術や文化に対する深い尊重と共存しているところが、とても興味深いと感じています。
フランス人との出会いを通じて、いろんな価値観に触れられるのは、自分にとって大きな刺激になっています。
ただ、目標の達成度はまだ低い状況です。
フランス社会については、なんとなく説明できる部分もありますが、まだまだ不十分だと感じます。
もっと観察を重ね、さらに理解を深めていきたいです。(目標15)
ルーブル美術館とオルセー美術館については、どちらも年間パスポートを購入しました。
これまでに何度か足を運びましたが、解説できるほど詳しくなるにはまだ時間が必要です。(目標16)
パリでの生活では、少しでも多くこれらの美術館を訪れ、知識を深めていきたいです。
フランスのアートへの施策調査(目標17)や、哲学をテーマとしたディスカッション(目標18)については、全く手を付けられていません。
これらも少しずつ挑戦し、フランスで得られる教養をより豊かなものにしていきたいです。
5.自分の面
【目標と実績】
★★☆ 19. 世界中の人たちとの交流を通して、これまで気づかなかった自分の強みを知る → 少し達成
★☆☆ 20. 友達3人以上に自分に会うためにフランスに来てもらう → 未達成
★☆☆ 21. 日本に興味のないフランス人に日本を知ってもらう → 未実施
ここは、自分の努力だけでは達成が難しい部分です。
しかし、だからこそ意識していきたいと思っています。
リヨンの語学学校に通っていた頃、常にいろんな国の人たちに囲まれた環境で過ごしていました。
英語(たまにフランス語)を使ってコミュニケーションを取る日々は、僕にとって理想的な時間でした。
その頃は、夏の暑い季節で、毎週のように友達とバーに行って、冷たいビールを片手にほろ酔いで語り合っていました。
心から笑い合ったあの日々は、今でも良い思い出として残っています。
そんな中で、友達から僕自身の印象について話してもらう機会もありました。(目標19)
「繊細な部分もあるけど、行動力があってポジティブだね」(意訳)
台湾人やシンガポール人、ラテンアメリカ出身の友達からもらったこの言葉を聞いたとき、とても嬉しかったのを覚えています。
自分ではあまり意識していなかった強みを教えてくれた彼らに感謝しています。
他を知り、己を知る。
フランスでの生活を通じて、視野が広がった一方で、根本的な自分自身はそう大きく変わらないことにも気づきました。
自分の「コア」を理解することは、これからの人生をより生きやすくしてくれるのではないかと思っています。
一方で、フランス人との関わりについては、まだ希薄なままです。(目標21)
南仏プロヴァンスでの生活では、コミュニティを十分に広げられなかった後悔があります。
パリでの生活では、この反省を生かし、より積極的に人とのつながりを深めたいです。
6.遊びの面
【目標と実績】
★★☆ 22. フランスの都市・村を10箇所以上訪れる → 達成
★★☆ 23. モナコ、バルセロナ、バスク地方、マドリード(スペイン)、リスボン(ポルトガル)、プラハ(チェコ)、ウィーン(オーストリア)に旅行する → 未達成
★★☆ 24. 日本人以外の友達100人以上つくる → 未達成
★★☆ 25. 地中海で泳ぐ → 達成
★☆☆ 26. フランスのお祭りに参加する → 達成
★☆☆ 27. スノーボードをする → 未実施
★☆☆ 28. お寿司を握って振る舞う → 未実施
★☆☆ 29. アート作品をつくる → 未実施
★☆☆ 30. 好きなワインを決める → 未達成
ワーホリの大きな目的の一つは「ホリデー」です。
「せっかくフランスに来たんだから、たくさん遊びたい!」そんな気持ちは、今でも変わりません。
僕は大の旅行好き。暇さえあれば出かけています。
リヨンと南仏プロヴァンスでの生活を通して、フランス各地を巡るという目標をある程度達成できています。(目標22)
リヨンでは市内の観光スポットをほぼ制覇したし、南仏プロヴァンスではアルルやアヴィニョンなど、歴史ある美しい街をいくつも訪れました。
これまで毎週のようにバスや電車、ヒッチハイクで大きな街や小さな村までいろんな場所を訪れ、その土地ならではの魅力を存分に楽しんでいます。
フランスの都市や村を巡る中で、それぞれの場所に独自の文化や雰囲気があることに気づきました。
一見すると同じような建物や自然の風景に見えても、細かいところを見ていくとその違いがわかり、面白く感じられます。
こうした発見を繰り返していくと、少しずつフランスに馴染んでいく感覚があります。
また、旅行中に撮った写真をインスタグラムに投稿するのも楽しみの一つで、最近は写真の撮り方も勉強し始めました。(Follow me!)
夏にはバカンスで、ニースを訪れ、念願の地中海を泳ぐことができました。(目標25)
暑い中で少し冷たい海に潜る瞬間は、とっても気持ち良かったです。
ダメ元で持ってきた海パンも大活躍でした。笑
一方で、ヨーロッパの他の国への旅行は、まだあまり実現できていません。(目標23)
フランス国内の旅行に集中していたり、時間的な制約もあり、なかなか羽を広げずにいます。
ただ、パリに移動すれば近隣国へのアクセスが容易になるので、これから少しずつチャレンジしていきたいです。
南仏プロヴァンスの生活では、人との交流が少なく、どうしても一人旅が中心でした。
パリでは、積極的に人とのつながりを増やし、旅行以外のアクティビティにも挑戦していきたいです。(目標24・27・28・29)
フランスといえばワイン!
日本にいた頃はほとんど飲まなかったワインですが、南仏プロヴァンスに来てからは飲む機会が増えました。
一人でボトルを買うこともあり、白・ロゼ・赤とさまざまな種類を楽しんでいます。
まだ一番のお気に入りは決められていませんが、少しずつ味の違いがわかるようになってきたし、好みがわかってきた気がします。(目標30)
ワインに詳しい人に話を聞きながら、これからも探求し続けたいです。
目標に書いていなかったものの、達成したことがあります。
それは、車の運転。
僕はこれまで車を所持したことはありませんが、旅行の時などに1年に1度以上のペースで運転していました。
フランスでも運転したいと思い、国際免許を取得していました。
先日、現在働いているレストランのオーナーの計らいで、実際に車を運転させてもらうことができました。
左ハンドルやスピード制限、ロンポワン(ラウンドアバウト)など、いくつもの日本と違う点に戸惑いつつも、すぐに慣れてドライブを楽しみました。
プロヴァンスの自然豊かな景色の中、車で進んでいく感覚は、たまらないものがありました。
もっとも、一番苦労したのは、フランス特有のルールではなく、特徴的な大きなワゴン車の操作だったかもしれません。笑
これもまた一つの経験として、自分の成長を感じています。
まとめ
こうして振り返ると、簡単に達成できた目標から、現実的に厳しかった目標まで様々あります。(達成率33%)
それでも、自ら動いたことで達成できたこともたくさんあり、満足感を感じています。
この半年間を大きく分けると、リヨンでの生活と南仏プロヴァンスのサンレミでの生活の2つに分けることができます。
リヨンで過ごした2ヶ月間では、語学学校に通いながら、ワーホリ仲間や日本が好きなフランス人、そしてフランス語を学ぶさまざまな国の人たちと出会いました。
自由な時間が多かったので、友達と何度も遊びに行ったし、一人で街を巡ったし、運動に読書に悠々自適な時間を過ごせました。
偶然にも、オリンピックのサッカー日本代表の試合を観に行くことができ、また、30歳という節目を迎えることができました。
ジュネーヴ(スイス)やアヌシー、グルノーブルなどにも足を伸ばし、充実した日々を過ごしました。
その後、南仏プロヴァンスのサンレミに移り住み、現在まで日本食レストランで働いています。
キッチンとホールの両方の仕事を通して、自分の成長を感じることができています。
しかし、田舎町という不便な環境やフルタイム勤務によるさまざまな圧迫感を感じることが多くあります。
仕事を終えて、伝統のない真っ暗な闇の中を30分歩いて家に帰る毎日。
公共交通機関が限られているため、移動は必然的にヒッチハイクを選ばざるを得ません。
この生活の中で、孤独感を感じることもしばしば。
精神的に追い込まれ、何度も落ち込み、涙を流すこともありました。
「より良く生きていくには何が大切なのか。」
この経験を通じて、自分の人生にとって大切なものを自問自答するようになりました。
この経験は、次に住むパリで活かしたいと考えています。
半年間という期間は、僕の30年の人生においては短い期間です。
しかし、フランスに来てから確実に成長したと感じているし、今しかできないことを経験できた自信もあります。
フランスに来た当初は、1ヶ月の語学学校を除き、先のことがほとんど決まっていませんでした。
それから学校の期間を延長し、レストランで働き始め、たくさんの人と出会い、いろんなトラブルも経験しながら、日々を送ってきました。
不安なことは山ほどあったけど、一歩一歩前に進んできました。
日本との文化的な違いや言語の壁、つらい体験など、ネガティブなことも多くありましたが、それでもなんとかここまでやってこられました。
これも、その都度決断し行動し、たぶんそれなりの運を掴んできたからだと思います。
だから、少しはそんな自分を認めてもいいのかもしれないですね。
これからの半年間は、未来に向かって考えていきたいです。
ワーホリの期間が終わった後のことは、現時点では何も決まっていません。
でも、世の中がどうなってるかもわからないし、その時できる最大限の決断をし、自分の未来を切り開いていくのでしょう。
フランスという国の良さを存分に感じ、ポジティブな未来を描けるようになりたいです。
とは言いつつも、急ぎすぎることなく、風に吹かれながら余裕を持って生きていきたいとも思っています。
これからもこの田舎町での生活は続きます。
↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。