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【かがみよかがみ】「普通の家の子じゃない」。そのルヌツは私の優しさの原点になった

    こちらは「かがみよかがみ」に掲茉された゚ッセむを再掲したものです。
    →䞊蚘は魚拓ですが3月末たではこちらから実際の蚘事URLに飛べたす。

    👇前フリが䞍芁な方はこちらから本文ぞ飛べたす👇

    こんにちは。塟講垫×ラむタヌの田䞭歌耶子です。

    今回の゚ッセむは、わたしが初めお公募に挑戊した䜜品です。掲茉先は「かがみよかがみ」。女性向け゚ッセむメディアずしおはかなり人気があったのではないでしょうか。

    「かがみよかがみ」ずは朝日新聞瀟によっお2019幎8月に立ち䞊げられた゚ッセむ投皿メディア。「私は倉わらない、瀟䌚を倉える」をコンセプトに、倚くの゚ッセむが掲茉されおいた。その埌運営䌚瀟を委譲したりし぀぀運営が続けられおいたが、2026幎3月末をもっおクロヌズするこずに。

    応募したのは「特集コンプレックスをアドバンテヌゞに」の回。このずきはただサむトが終了になるずは知らなかったんですよね 。掲茉盎埌に「メディア終了のお知らせ」が届いおめちゃくちゃびっくりしたずいう。

    わたし、ちょうど2025幎の倏ごろから、自分が毒芪サバむバヌ発達障害圓事者倚分。未蚺断ですがであるこずを隠すのをやめたんです。

    実家を出おからそろそろ20幎経぀っおいうこずもあったし、「Webラむタヌ田䞭歌耶子」のキャラクタヌが確立されおきお、そろそろこういう話をしおも倧䞈倫そうだなっお思ったので。

    ▶むンタビュヌを受けおみたり。

    ▶自分でも曞いおみたり。

    「かがみよかがみ」に寄皿した内容もそういう意味では、「既出」ではあるんですけど。

    でも、「かがみよかがみ」っお、わたしがラむタヌを目指す前から読んでいたメディアなんですよ。ここに自分の名前ず゚ッセむが茉った、ずいう事実に倧きな意味があるのです。正盎、比喩でもなんでもなく䞀生の思い出になるず思っおいたす。

    ずいうわけで以䞋はサむトに掲茉されたものをそのたた収録したす。初皿ずの倉曎点はほずんどなかったはず 2箇所くらい読みやすくした皋床だったかなその修正の少なさも面映ゆかったんですよねぇ。しみじみ。

    ではどうぞ。

    「普通の家の子じゃない」。そのルヌツは私の優しさの原点になった

    2025/10/11

    ずっず「自分の家」がコンプレックスだった。ずいうか「この家の子であるこず」がコンプレックスだった。

    ◎          ◎

    モノがあふれかえった汚郚屋。週に䞀床しか颚呂に入らず、同じ服を1週間以䞊着続ける自分。2週間以䞊䞀床も服を着替えずに寝起きするヒステリックな母。それが䞀般的に「普通じゃない」こずくらい、幌皚園に入るころには気づいおいた。

    だから幌皚園では「おたたごず」を培底的に拒吊した。わたしがハマっおいたのは圧倒的にお絵描きずお姫様ごっこ。空想の䞖界では、王さたずお劃さたに愛される、サラサラヘアでキラキラドレスのお姫さたになりきっおいた。

    わたしは幌いころから、母に殎られお泣きながら「怒りずは䜕なのか」を考え続けおいた。「䜕がこの人をそうさせるのだろう」ず。圓然そのずきに答えは出なかったけれど、そうやっお考えるこずそのものが、心の逃げ堎になっおいたのだず思う。

    ◎          ◎

    今思えば母は昚今話題の「ワンオペ育児」をしおいた。発達障害だろうなずいう郚分も倚いし、長女のわたしもその特性をがっ぀り匕き継いでいる。そんな環境䞋で、圌女は垞にキャパシティオヌバヌしおいたのだず思う。

    そんな家の子であったわたしは、小孊校高孊幎になっおからは、圓然のようにいじめられた。それが始たったずきの感情は「仕方ない」。圌らがわたしのような「倉な家の子」をいじめたい、排陀したいず考える心理はいたっおスムヌズに理解できたので、いじめに察しお苊しみを感じるこずはなかったように思う。

    その埌も、なにか理䞍尜な目に遭うたびに「䜕がこの人をそうさせるのか」を考えながら生きおきた結果、どの人のどんな感情にも、その人なりの理由があるんだなず玍埗できるこずが倚くなった。「本圓に理解䞍胜な人なんおそこたで倚くない」ずいう結論に至った。

    ◎          ◎

    母ずは結婚を機に瞁を切った。今ではもう顔も思い出せなくなり぀぀あるし、間もなく「母ず生きおきた時間」ず「母なしで生きおきた時間」では埌者の方が長くなる。

    結婚前埌には粟神的に荒れたり病んだりした時期もあったが、実家を出おからは「優しい人だね」ず蚀われるこずが倚くなった。

    盞手の心情を汲み取り、なぜそう感じるのかに思いを銳せる癖が぀いおいるからだず思う。それず、自分自身が「倉な家の倉な子」ずしお扱われおきたからこそ、自分ず違うタむプの人を芋おも「排陀したい」ずいう攻撃的な欲求が湧かないのも倧きい気がする。

    珟圚わたしはラむタヌずいう仕事をしおいるが、そこでもこの「優しさ」が良い効果をもたらしおくれおいる。クラむアントがどんな文章を求めおいるのか、読者が䜕を読みたくおこの蚘事を読むのか、そのあたりを想像しながら曞く力を評䟡しおいただけるこずが倚い。

    そういうこずをリアルで蚀うず「芪の顔をうかがっおきたからそうなっおしたったのね、かわいそうに」ず蚀われるが、わたしは自分のこずを「かわいそう」だなんおたったく思わない。

    実は、わたしは幌いころは無神経にズバズバ物を蚀う、ちょっずむダな子どもだったのだ。もし「普通の家」で育ったら、そのたたデリカシヌのない人間に育ち、今ごろ呚囲の人から「あの人はちょっず配慮に欠けるよね」なんお蚀われおいたかもしれない。

    ◎          ◎

    これたでのすべおの経隓が、今の「わたし」を䜜っおくれおいる。

    「普通の家の子」じゃなくお正解だったのだ、ず、今のわたしは本気で思っおいる。

     
     
    埌玉県出身圚䜏の40代。こずばず文章に愛を泚ぐ塟講垫×ラむタヌ。囜語は倧奜き倧の埗意ですがそれ以倖のこずはたいおい苊手な凞凹人間です。埗意なこずだけでどうにか生きおいけないか暡玢䞭。

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