
管理職は、「ありがとう」が減る仕事です。
管理職は、「ありがとう」が減る仕事です。
管理職になって驚いたことがあります。
それは、「ありがとう」と言われる機会が驚くほど減ったことです。
プレイヤーの頃は、お客様から感謝されることもありました。
同僚から「助かった」と言われることもありました。
しかし、管理職になると、自分が前に出て成果を出す仕事ではなくなります。
部下が成果を出せる環境をつくる仕事になります。
だから、頑張っても目立ちません。
うまくいけば部下の成果になり、うまくいかなければ管理職の責任になります。
それが管理職という仕事です。
成果は見えにくく、責任は見えやすい
管理職の仕事は、「何も起きない状態」をつくることでもあります。
大きなトラブルがない。
部下が安心して働ける。
お客様からのクレームも少ない。
一見すると「普通」の一日です。
でも、その「普通」は偶然ではありません。
見えないところで先回りし、調整し、判断し続けた結果です。
しかし、その努力が評価されることは多くありません。
むしろ、問題が起きたときだけ存在を意識されます。
私も、「誰も見ていない」と感じたことがありました
忙しい毎日を送りながら、ある日ふと思ったことがあります。
「自分は何のために頑張っているんだろう。」
売上を達成しても、次はもっと高い目標。
部下が成長しても、それが当たり前になる。
休日でも電話が鳴る。
誰かが困れば、最後は管理職が動く。
そんな毎日が続くと、自分の仕事には終わりがないように感じることがありました。
そして、一番つらかったのは、「ありがとう」が欲しかったわけではなく、自分の頑張りを誰にも気づいてもらえないと感じたことでした。
だから私は、部下には感謝を伝えるようになった
その経験があったからこそ、私は部下には意識して感謝を伝えるようになりました。
「ありがとう。」
「助かったよ。」
「よく頑張ってくれたね。」
ほんの一言ですが、その言葉が人の心を支えることを知っているからです。
管理職は、感謝される仕事ではありません。
でも、感謝を伝えられる仕事です。
それだけでも、この仕事には大きな価値があると思っています。
まとめ
管理職は、「ありがとう」が減る仕事です。
だからこそ、孤独を感じることもあります。
でも、その仕事があるからこそ、部下は安心して挑戦できます。
チームは前に進めます。
目立たなくても、誰かの土台になっている。
それが管理職という仕事です。
私は今日も、その仕事に誇りを持ちたいと思います。
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