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Photo byyousaku_tsutsumi

仕事をセーブしているときほど体調を崩す理由がわかった

    仕事をセーブしているはずなのに、なぜか体調を崩してしまう。ずっとその理由がわからなかった。

    仕事が忙しいわけでもなく、辛いことや悲しいことがあったわけでもないのに。「いまは仕事を減らして、インプットの時間を増やそう」と思っているときに限って、ガス欠を起こしたり体調を崩したりするのだ。

    余白を作っているはずなのに、なぜ???

    ここ2年ほど自分を観察しまくって、先週ようやく理由がわかった。40歳にして。おっそ。

    私は、仕事が忙しいときよりも、楽しくてワクワクしているときのほうがエネルギーを使いすぎてしまうらしい。

    でも同時に、かなり大切なことにも気づいた。

    自分を観察し続ければ、ヤバいパターンが見えてくる。そしてそのパターンがわかれば、ガス欠になる前に手を打てる。

    これは今後の人生のエネルギー効率を左右する、めちゃくちゃ大事な発見かもしれないと思ったので、忘れないうちに書いておく。

    自分を観察し続けると、ヤバいパターンがわかる

    私のパターンを書き出してみると、まじでわかりやすかった。

    感動したり刺激を受ける
    → これやりたい!となって即やり始める
    → やりたいことの断捨離をしないまま突っ走る
    → エネルギーを使い切る
    → 無気力モードに入る
    → 目の前の仕事の生産性が悪くなる
    → 「仕事がはかどらない自分ダメだモード」に陥る
    〜悪循環〜
    → 自分をケアする必要があると気づく(ときには体調を崩す)
    → 自分を労る
    → 復活

    仕事だけが忙しいときのほうが体調を崩さないのだ。仕事が忙しいとわかっているため、できるだけ休もうとするから。

    辛いことや悲しいことがあったときも大丈夫だ。いまの自分はケアが必要だと認識しているから、無理しないことを大切にできる。

    タチが悪いのは仕事をセーブしているときだ。

    私は「インプットのために仕事をセーブしよう」ってときに、なぜか体調を崩す。仕事を減らしていてもだよ。そういうとき、私はだいたいなにかに没頭しているし、やりたいことを閃いてワクワクしている。興奮モード突入。

    この興奮モードに入るとヤバいのだ。

    「本当は寝たかったけど、おもしろいこと思いついちゃったし、やりたいし、ちょっとだけ睡眠を削ってやろうかな?」

    「キリがいいところまでやりたい、あと30分…!!(そしてその後の予定がずれ込む)」

    みたいなことを繰り返している。まっじでこれ。わかったのは最近だけど、たぶん40年間ずっとこれをやってきた。

    大学時代もよく果てていた。当時付き合っていた人に「君はなにをやりたいの?時間は有限なんだよ。すべてはできない。選ばないと」といつも怒られていた。正論すぎる。当時の私は「だってぜんぶやりたいんだもん!」とかぬかしていたが。

    パターンを把握するために、めっちゃ観察した

    ただここ半年の私が過去40年と大きく違うのは、自分のダメなパターンを認識しようとしてきたことだ。

    これからも長く働いていくために、いまは「自分のトリセツ」を作ろうとしている。ここ半年はどんなときに自分は体調を崩すのかをめちゃくちゃ細かく観察してきた。

    もともとの仮説は「感情を押し込めすぎているのかも」だった。マイナスな感情を我慢しすぎているのかもしれないと思ったので、手帳とは別に感情をただただ吐き出すノートを作ったりした。

    この感情押し込め論も当たってはいたようで効果はかなりあった。感情を細かくノートに吐き出すことで「なぜかイライラが止まらない」現象は起こりにくくなったのだ。

    でもすべてではなかった。まだまだ謎の体調不良があり、原因がわからなかったのだ。コンパッションを再受講し始めた4月が転機になった。

    自分の状態をコンパッションの3つのシステム(動因・脅威・スージング)に当てはめて考えるようになり、観察の精度が上がったのだ。

    観察し続けた結果、私の謎の体調不良は、動因システムが暴走したときに起こっていることがわかった。

    詳しくは先日のnoteに書いた。ここでは「感動」という言葉を使っているが、感動も動因システムのひとつだ。

    ヤバいパターンがわかると、パターンに入る前に手を打てる

    私はテンションが上がったときにこそ、エネルギーを使い過ぎてしまう。

    動因システムは「やる気モード」みたいなものだ。これがバリバリ働いている状態の私は、めっちゃアイデアが湧くしワクワクしまくっている。このときがいちばんいい仕事をすると思う。

    ただ、やりすぎると急激にダウンする。私の場合のダウンは凹みではなく無気力モードだ。頭がすっからかんになって働かなくなる。いわゆるガス欠である。

    この「動因モードが来ているな」までは前からわかっていたけど「来ているな」としか思っていなかった。対処方法がわからなかったのだ。

    ただ、いまの私は「動因モードが暴走するとヤバい」までわかっているので、動因モードが来ていると感じたら、ゆるくブレーキを踏むことを心がけるようになった。

    これからどんなふうに自分とつきあっていけばいいかは考えている途中だけれど、いまはこんなことを考えている。

    ・思いついたことを全部すぐに始めない
    ・寝る時間は削らない
    ・「あと30分だけ…」をやらない
    ・翌日もできることは、翌日の自分に渡す

    書いてみると当たり前のことばかりなのだけど、これまでの私は、テンションが上がっているときには自分をケアする必要があるなんて思っていなかった。

    楽しい。乗ってる。いまやりたい。もっとやれる。

    で、ぐわーーーーっと行ってしまう。

    意識してそういう時間を作っているのならいいけれど、そうじゃないときはただの暴走なので、少しずつうまくブレーキを踏めるようになりたい。

    自分を理解するというのは、「私はこういう人間です」と説明できるようになることではなく、自分がいつものヤバいパターンに入りそうなときの対処法を作っておくことなのかもしれない。

    まあ40年間ずっと繰り返してきたパターンが、すぐになくなるとは思えないけれど、まずは気づいたらガス欠になっている状態を減らしていくところから始めていきたい。

    書き終わってみて改めて、これは、今後の人生のエネルギー効率を左右する、かなり大きな進歩だと思っている。

    毎日note、262日目。

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