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#2 みつぴー星人と「いちご狩り」

    はじめての方 ▶ みつぴー星人|もくじ

    人には「トラウマ」というものがあります。
    今回はそんな話。

    ある春の日、我が家の長男「みつぴー星人」1歳と、いちご狩りに行きました。
    微笑ましい家族の一日です。

    その時「みつぴー星人」はまだ言葉がしゃべれず、かわいい宇宙人でした。

    みつぴー星人はママに抱かれ、ママが刈り取った苺を食べます。
    美味しそうです。
    ママはどんどんみつぴー星人の口に🍓を放り込みます。

    1つ、2つ、3つ、5つ、10個、15個?、20個?
    ・・・子供ってそんなにいちご食べれましたっけ?

    それでもママはみつぴー星人の口に、いちごを放り込みます。
    どことなく、パパには苦悶の表情に見えるのですが、パブロフの犬のごとくみつぴー星人は🍓を食べました。

    パパは言ったよ、大丈夫か?と。
    ママは言った。
    食べてるじゃん。

    ・・・そういう問題か?

    そんな会話の間もママは機械のごとく、みつぴー星人の口に苺を放り込みます。🍓を食べ続けるみつぴー星人。

    その日、彼がいくつの苺を食べたのか正確な数は分かりません。
    ですがその日以降、みつぴー星人は🍓を食べなくなった。





    ▶おかわり|#3 みつぴー星人と「空白の15分」:みつぴー星人が消えた!

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    次回作もお楽しみに。

    ■大谷川一聡の作品
    ▶ 冒険したい:青い石と祈りの女神
    ▶ 和みたい:みつぴー星人シリーズ
    ▶ 資産を築きたい:積み上げの美学

     
     
    作家/構造デザイナー 物事や制度の構造を見抜き、物語の核を作る。 「言葉より行動」「幸せは至るもの」が座右の銘。 地域神話『戦場ヶ原神戦譚』の文化遺産化に挑んでいる。