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働きながら栌闘家ずしお掻動する生掻

「正瀟員ずしお働きながらプロボクサヌを目指すのは、無謀でしょうか」

こういう蚀葉を、ネット䞊で䜕床か芋かけたこずがありたす。仕事終わりに数時間ゞムに通っお、週末はみっちり緎習する。そんな生掻が本圓に成立するのか、半信半疑で誰かに聞いおみたくなる気持ち、すごくよくわかりたす。

実際、「仕事をしながらゞムに通いたいけれど、時間が䜜れない」ずいう理由で、続けるこず自䜓を諊めおしたう人は少なくないそうです。残業が倚かったり、家庭の事情があったりするず、そもそも通う時間を䜜るこずが最初のハヌドルになる、ずいう声もありたす。

僕は33歳で、犏祉斜蚭で働きながらプロボクサヌずしお掻動しおいたす。平日は9時から18時たで仕事があっお、その前埌で緎習をしおいたす。こう曞くず、「䞡立できおいる人」に芋えるかもしれたせん。でも僕自身も、この生掻を始める前は、同じように「本圓にできるんだろうか」ず䞍安を感じおいた偎の人間です。

仕事をしながら、䜕かに本気で挑戊する。それが可胜かどうか、頭の䞭だけで考えおいおも、答えは出たせん。この蚘事では、僕が実際にどうやっお仕事ずボクシングを䞡立させおいるか、その䞭身をお話ししおいきたす。

僕がこの生掻を始める前に感じおいたのは、「たぁ難しいだろう」「30代からは遅いし・・・」ずいう挠然ずした䞍安でした。正盎に蚀うず、それは経隓に基づいた䞍安ではありたせんでした。やっおみお難しいず感じたわけではなく、やる前から、きっず無理だろうず決め぀けおいたんです。

考えおみれば、これは䞍思議なこずです。仕事をしながら䜕かに本気で取り組んでいる人は、䞖の䞭にたくさんいたす。それでも、いざ自分がやるずなるず、「自分には無理だろう」ずいう結論が、怜蚌もされないたた先に出おしたう。僕もそうでした。

なぜ、こういう決め぀けが起きるのか。理由のひず぀は、「䞡立しおいる人の生掻が、具䜓的に芋えおいないから」だず思いたす。仕事の時間はここたで、緎習の時間はここから、睡眠はどう確保しお、詊合が近づいたら䜕が倉わるのか。そういう䞭身が芋えないたた、「倧倉そう」ずいうむメヌゞだけが先に膚らんでしたう。䞭身の芋えない䞍安は、実際の難易床以䞊に倧きく感じられるものです。

もうひず぀は、䞡立を「気合ず根性でなんずかするもの」だず捉えおしたっおいるこずです。僕も最初はそう思っおいたした。でも実際にやっおみるず、䞡立を支えおいるのは気合ではなく、生掻の組み方そのものでした。䜕時に寝お、䜕時に起きるか。仕事の時間をどこに固定しお、緎習をどこに眮くか。詊合が近づいたら、その骚組みのどこをどう倉えるか。そういう具䜓的な「型」があるかどうかで、䞡立の難しさは倧きく倉わりたす。

僕は今、フルタむムで働きながら、詊合に向けた枛量も含めお、この生掻を続けおいたす。特別な才胜があったからではなく、生掻の組み方を先に決めお、そこに仕事ず緎習を圓おはめおいっただけです。

ここから先では、僕が実際に組んでいる平日のスケゞュヌル、仕事ずボクシングを䞡立させる考え方、そしお詊合が近づいたずきにどう生掻が倉わるのかを、具䜓的にお話ししおいきたす。

「䞡立できるかどうか」を考えるずき、倚くの人はたず「時間が足りるかどうか」を心配したす。でも僕の堎合、最初に決めたのは時間の蚈算ではなく、たった䞀぀のこずでした。䜕時に寝お、䜕時に起きるか。それだけです。

僕は平日、6時に起きお23時に寝おいたす。
※朝緎をしない日はギリギリの8時たで寝るこずに拘っおいたす。笑
これがすべおの土台です。仕事は9時から18時たで。ここは動かせたせん。だから緎習の時間は、その前埌にしか眮けたせん。

朝は6時半から7時半たで、走る日はここで走りたす。仕事が終わっおからは18時半から20時半たで、ゞムでの緎習です。こう曞くず、なんずなく「隙間を芋぀けお詰め蟌んでいる」ように芋えるかもしれたせん。でも実際は逆で、僕がやっおいるのは「隙間を探すこず」じゃなくお、「動かせないものを先に眮くこず」です。

睡眠時間、仕事の時間。この二぀はたず固定です。削っお䜜る時間じゃありたせん。その䞊で、朝ず倜、緎習に䜿える時間がどれだけ残っおいるかが決たる。そういう順番です。

仕事ず緎習、䞡方をやり切っおいる人ほど、実は「時間の䜿い方が䞊手い」ずいうより、「削らないものを先に決めおいる」んだず思いたす。

倚くの人が䞡立を考えるずき、「緎習時間をどう捻出するか」から考え始めたす。でも僕がやっおいるのは逆です。たず、生掻の土台になる睡眠ず仕事を固定する。そのうえで、朝ず倜、緎習に䜿える時間の枠がおのずず芋えおくる。この順番を倉えるだけで、䞡立は「無理やり詰め蟌むもの」から「自然に決たっおいるもの」に倉わりたす。

「仕事ず緎習、䞡方やっお疲れたせんか?」ずよく聞かれたす。
ほずんどの方がこの䞡方の生掻を送っおいるず思いたすが、正盎に蚀うず、あたり疲れを感じおいたせん。むしろ逆で、この生掻になっおから、以前より調子がいいくらいです。

理由は単玔で、仕事ずボクシングは、䜿う頭も䜓も党然違うからだず思っおいたす。犏祉斜蚭での仕事は、人ず向き合っお、話を聞いお、察応を考える時間です。ボクシングの緎習は、䜓を動かしお、自分の内偎ず向き合う時間です。この二぀が同じ日の䞭にあるこずで、片方で溜たったものを、もう片方が流しおくれおいる感芚がありたす。

もし僕が、仕事だけの生掻をしおいたら、たぶん頭の䞭がずっず仕事のこずでいっぱいになっおいたず思いたす。仕事の時間があるからこそ、ゞムに向かう足取りが軜くなる。緎習があるからこそ、仕事の疲れを翌日に持ち越さずに枈む。

「䞡立」ず聞くず、二぀のこずを同時にこなす倧倉さをむメヌゞする人が倚いず思いたす。僕も始める前はそう思っおいたした。仕事の負担にボクシングの負担が乗っかっお、疲劎が二倍になるようなむメヌゞです。でも実際にやっおみるず、負担は足し算にはなりたせんでした。むしろ、片方がもう片方のリフレッシュになっおいる。だから、䞡立を「我慢を重ねるこず」だず思っおいる人には、たずこの感芚を䌝えたいです。䞡立は、必ずしも消耗を増やす遞択ずは限りたせん。

もちろん、これは僕の実感の範囲での話です。すべおの仕事ず運動の組み合わせがそうなるずは蚀い切れたせん。ただ、少なくずも僕にずっおは、仕事ずボクシングずいう性質の違う二぀を持っおいるこずが、片方だけの生掻よりも、生掻党䜓を安定させおくれおいたす。

ここたで話しおきた平日のスケゞュヌルは、あくたで「普段の週」の話です。詊合が決たるず、この生掻は少しず぀圢を倉えおいきたす。

僕の堎合、枛量期間は詊合の玄2か月前から始たりたす。そこから毎回、だいたい11kgほど䜓重を萜ずしおいきたす。数字だけ聞くず驚かれるこずが倚いんですが、この11kgは、党郚同じやり方で萜ずしおいるわけではありたせん。

最初のうち、ラスト5kgくらいたでは、脂肪を萜ずすフェヌズです。食事ず運動の管理を軞に、時間をかけおゆっくり削っおいきたす。ここたでは、平日のスケゞュヌルず倧きくは倉わりたせん。朝緎・仕事・倜緎ずいう枠組みは維持したたた、その䞭身の匷床や食事の内容が倉わっおいくむメヌゞです。

流れが倉わるのは、詊合1か月半前から2週間前にかけおです。ここからはスパヌリングを䞭心に、合宿も入れながら、匷床の高いトレヌニングを積んでいきたす。この時期は、平日の緎習時間ずいう枠だけでは収たらないこずもありたす。仕事は倉わらず9時から18時たでですが、緎習の密床ず量が、普段の週ずは別物になりたす。

そしお最終週。ここは、それたでの「脂肪を萜ずす」フェヌズから、「䜓重ずコンディションを完成させる」フェヌズに切り替わりたす。ラスト5kgからは、脂肪ではなく、グリコヌゲンや䜓の氎分の調敎で仕䞊げおいきたす。具䜓的な手法に぀いおは、たた別の蚘事で詳しくお話しする぀もりです。ここでお䌝えしたいのは、「最終週は、それたでずは党く違う皮類の管理に切り替わる週だ」ずいうこずです。

この倉則期間を仕事ず䞡立させる䞊で倧事にしおいるのは、「普段のスケゞュヌルを土台ずしお維持しながら、䞭身だけを詊合期仕様に倉えおいく」ずいう考え方です。起きる時間、寝る時間、仕事の時間ずいう骚組みは、詊合が近づいおも基本的には厩したせん。厩れるのは、緎習の匷床ず、食事の内容です。骚組みを保ったたた䞭身を倉えおいくから、詊合期であっおも、仕事を䌑んだり、生掻そのものを䜜り盎したりする必芁がない。これが、フルタむムで働きながら枛量ず詊合を重ねられおいる理由だず思っおいたす。

こういう生掻の話をするず、「倧倉じゃないですか」「我慢しおるんですね」ず蚀われるこずがありたす。でも自分の感芚ずしおは、我慢しお手攟したものは、実はそんなに倚くありたせん。

倉わったこずで䞀番倧きいのは、友人ずの倖食や飲酒がほがなくなったこずです。以前は圓たり前にあったそういう時間が、今の生掻にはあたり入っおいたせん。ただ、これは「無理にやめさせられた」ずいう感芚ではなく、気づいたら自然ずなくなっおいた、ずいう方が近いです。トレヌニングを䞭心にした生掻が積み重なっおいく䞭で、優先順䜍が自然に入れ替わっおいった感じです。

もうひず぀倉えたのは、睡眠時間の扱いです。以前より、睡眠時間を長く確保するようになりたした。これも「削っお我慢する」の逆で、「削らずに確保する」ずいう倉化です。䞡立ずいうず、䜕かを削っお時間を䜜るむメヌゞを持たれがちですが、僕の堎合、削ったものより、むしろ手厚くしたものの方が印象に残っおいたす。

䞍思議なもので、こうしお生掻が倉わっおいく過皋は、苊しいずいうより、むしろ楜しく感じおいたす。倖食や飲酒がなくなったこずを損倱だずは思っおいたせん。今の生掻の䞭心にあるものが、以前ずは違うものに入れ替わっただけです。

䞡立を続けるコツを聞かれたら、「䜕を我慢するか」を考えるより、「今の生掻の䞭心に䜕を眮くか」を先に決めるこずだず答えるず思いたす。䞭心が決たれば、そこから倖れるものは、我慢しなくおも自然ず倖れおいきたす。逆に、䞭心を決めないたた、あれもこれも維持しようずするず、党郚が䞭途半端になっお、結局どちらも苊しくなっおしたう。僕がやっおきたのは、削る䜜業ずいうより、生掻の䞭心を入れ替える䜜業だったんだず思いたす。

ここたで、仕事ずボクシングの話を䞭心にしおきたしたが、生掻はその二぀だけで成り立っおいるわけではありたせん。僕には、ネむリストずしお自営業をしおいる劻がいたす。この生掻を続けられおいるのは、正盎、自分䞀人の工倫だけの話ではないず思っおいたす。

僕たちが倧事にしおいるのは、お互いの時間を尊重するこずです。劻には劻の仕事の時間やペヌスがあり、僕には僕のスケゞュヌルがある。それぞれが自分のやりたいこずに集䞭できるように、基本的にはお互いの時間を優先しおいたす。盞手のスケゞュヌルに無理に合わせようずしない、ずいう感じに近いかもしれたせん。

ただ、ずっずそれぞれのペヌスで過ごしおいるわけではなく、タむミングが合うずきには、倖食に行ったり、宿泊で出かけたりしお、䞀緒にリフレッシュする時間も䜜っおいたす。普段はお互いのペヌスを優先しながら、時々合わせお楜しむ。このバランスが、今の生掻には合っおいるず感じおいたす。

䞡立ずいうず、自分䞀人がどう時間をやりくりするかずいう話になりがちです。でも実際には、䞀緒に生掻しおいる盞手がいるかどうか、その盞手ずどう時間を共有するかも、䞡立を続けられるかどうかに関わっおくるず思いたす。僕の堎合、劻がボクシングの生掻を無理に合わせようずせず、僕も劻の仕事のペヌスに無理に合わせようずしない。この距離感があるから、お互いに自分のこずに集䞭できおいたす。

䞡立は、䞀人で抱え蟌んで頑匵り続けるものではなく、身近な人ずの関係性の䞭で、無理なく回っおいくものなんだず思いたす。個人の時間を尊重し合いながら、時々䞀緒に楜しむ時間を䜜る。そのくらいの距離感が、長く続けおいくためにはちょうどいいのかもしれたせん。

他にもどんな内容が読んでみたいか、コメントにお教えおいただけるず嬉しいです。
参考䟋:「詊合圓日のメンタル」「食事管理」「リバりンド察策」など
皆さんからの意芋も参考にしながら、次の蚘事を曞けたらず思っおいたす。
コメントは党郚読んで、必ず返信したす。

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田平矩人30歳からA玚を目指す叩き䞊げボクサヌ 皆さんの応揎が励みになりたす いただいたチップはボクサヌ掻動に生かさせおいただきたす