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DAY20:AI社員の「考える頭」と「作る頭」を分けてみた日


Claude Code

Claude Codeを使っている人なら、/modelでモデルを切り替えたことがある人も多いと思います。

自分はSonnet 5が出てから、Claude Codeではほぼずっと、

/model opusplan

を使っています。

名前だけ見ると「Opusで何か計画するモードなんだろうな」くらいなんですが、実際の仕組みはかなり分かりやすいです。

考える時はOpus。作る時はSonnet。

1人のAI社員に全部やらせるのではなく、「考える頭」と「作る頭」を分けて仕事をさせる感じです。

J-WORKSでは普段からAI社員にいろいろな役割を持たせていますが、よく考えたらClaude Codeの中でも同じようなことをやっていました。

opusplanって何をしているの?

Anthropic公式の説明では、/model opusplanはPlan ModeではOpusを使い、実装へ移るとSonnetへ切り替える仕組みです。

しかもモデルが切り替わっても、それまでの会話はそのまま残ります。

つまり、

Opusが考えた計画を、Sonnetがそのまま読んで実装する。

という流れです。Anthropic自身も「Plan with Opus, execute with Sonnet」という使い方を案内しています。Claude ヘルプセンター

自分の感覚では、これがかなりしっくりきます。

いきなりコードを書き始めるのではなく、まずOpus側で、

「何を変えるのか」
「どこを触るのか」
「既存機能に影響しないか」
「どういう順番で進めるのか」

を考える。

そこが決まったらSonnet側へ渡して、実際にコードを書く、修正する、テストする。

同じClaude Codeなんですが、役割が変わるだけで仕事の流れがかなり分かりやすくなります。

ずっとOpusを使えばいいんじゃないの?

最初は自分もそう思いました。

「Opusの方が賢いなら、ずっとOpusでやればいいんじゃない?」

でも実際にClaude Codeをかなり使うようになると、そう単純でもありません。

設計を考える時と、決まった設計に沿ってコードを書く時では、必要な“頭の使い方”が違います。

難しい構造を整理したり、大きな変更の影響を考えたりするところでは、Opusを使いたい。

でも、方針が決まった後の実装・修正・テストまで全部Opusで回す必要があるのかというと、Sonnetで十分な場面がかなりあります。

Anthropic公式でも、Sonnetは大多数のコーディング作業向け、Opusは大規模なリファクタや難しいデバッグ、アーキテクチャ判断など、より難しい仕事向けという位置づけです。OpusはSonnetより使用量もかなり重くなります。

そこでopusplan。

頭を使うところにOpusを集中させて、実装はSonnetへ任せる。

単なるモデル切り替えというより、AI社員の役割分担に近い感じです。

実際にはこんな流れで使っている

自分がClaude Codeに仕事を投げると、大まかにはこんな流れになります。

依頼する。
↓
Plan ModeでOpusが調査・整理する。
↓
変更する場所や進め方を決める。
↓
実装へ移る。
↓
Sonnetがコードを書く。
↓
テストする。
↓
問題があれば修正する。

この「先に考える」という一段があるだけでも、いきなり大量のコードを触られるより安心感があります。

もちろん、opusplanにしただけで全部うまくいくわけではありません。

計画自体が間違っていれば、その計画に沿ってSonnetがきれいに間違える可能性もあります(笑)。

だからJ-WORKSでは、AIに全部決めさせるというより、

AIが考える → AIが作る → 最後に確認する

という流れは残しています。

じゃあFable 5は?

ここで最近ちょっと悩ましいのがFable 5です。

これも使いたい。

かなり難しい調査や、長く考えてほしい仕事では魅力があります。

Anthropicの案内でも、Fableは深いリサーチ、複雑な分析、長時間のエージェント作業など、特に難しい仕事向け。Opusは複雑な推論やコーディング、Sonnetは日常的な作業や比較的軽い仕事向け、という整理になっています。

ただ、自分が使っていて感じるのは、

Fable 5、減るの早くない?(笑)

ということ。

これは単純に「1回使ったらSonnet何回分」という固定換算があるわけではありません。

Claudeの使用量は、会話の長さ、処理の複雑さ、読み込んでいるファイル、使用モデル、effortなどでも変わります。なので「FableはSonnetの○倍セッションを使う」とは言えません。

ただしAnthropic自身も、Fableは他のClaudeモデルより使用量を速く消費すると案内しています。対象プランではFable用の週間上限も設けられています。

体感だけじゃなかったみたいです(笑)。

今の自分の使い分け

今のところ、自分の中ではこんな感じです。

これは公式ランキングではなく、自分がClaude Codeを使っている中での使い分けです。

Fable 5をずっと使えたら面白いんですが、今の自分の使い方だと、あっという間に使用量が気になってきます。

なので、

「これは本当にFableを使うところか?」
「Opusで十分じゃないか?」
「もう実装段階ならSonnetでいいんじゃないか?」

と考えるようになりました。

AI社員にも、人間と同じように仕事に合った人を当てる感覚が必要なのかもしれません。

高いAIを使い続けることが正解ではなかった

Claude Codeを使い始めた頃は、単純に「一番強いモデルを使えば一番いい結果になる」と思っていました。

でも実際には、

設計する仕事。
調査する仕事。
コードを書く仕事。
テストする仕事。

全部同じではありません。

難しい設計のために強いモデルを使うのは分かる。

でも、決まった内容を実装するところまで一番重いモデルを使い続けると、使用量だけ先に無くなってしまいます。

逆に軽いモデルだけで全部済ませようとすると、最初の設計で遠回りすることもある。

だから今は、

全部を1つの頭でやらせるより、仕事によって頭を切り替える。

その考え方の方がしっくりきています。

/model opusplanは、たった1行の設定です。

でもJ-WORKSで毎日Claude Codeを動かしていると、この1行は思ったより大きい。

AI社員を増やすだけじゃなく、

1人のAI社員の中にも「考える役」と「作る役」を持たせる。

そんな使い方になっています。

DAY20のまとめ

Sonnet 5が出てから、自分はClaude Codeで/model opusplanをほぼずっと使っています。

Plan ModeではOpusに考えてもらい、実装ではSonnetに作ってもらう。

さらに難しい仕事ではFable 5も使いたい。

ただしFableは使用量がかなり重いので、何でもFableに投げるわけにもいかない。

結局いま一番大事だと思っているのは、

「どのAIが一番賢いか」ではなく、「どの仕事を、どのAIにやらせるか」

です。

人間の会社でも、設計が得意な人と、手を動かすのが得意な人は違います。

AI社員も同じなのかもしれません。

そして最近は、モデルが新しくなるたびに、

「どれが一番強い?」

より先に、

「こいつ、何の仕事を任せたら一番いいんだろう?」

と考えるようになりました。

たぶん次に変わっていくのは、AI社員の人数ではなく、この仕事の振り分け方なんだと思います。


累計売上:¥0
今日の売上:¥0
今日できたこと:Claude Codeで普段使っている/model opusplanを、「考えるOpus」と「作るSonnet」という役割分担として整理した
今日の失敗・課題:Fable 5も使いたいが使用量が重く、すべての仕事を高負荷モデルへ任せるのは現実的ではない。仕事内容によるモデルの使い分けをもう少し詰めたい


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