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Photo byclear_walrus655

「これくらい我慢できる」そう思った私が、4時間動けなくなった話!今すぐできる熱中症対策3つ

    「今年こそ、夏が来る前に気をつけよう」

    そう思っていたのに、気づけばもう汗ばむ季節になっていませんか。

    50代になって、ふと感じることがあります。

    若い頃は平気だった暑さが、なんだか年々こたえるようになってきた——と。

    「まだ大丈夫」 「これくらい、我慢できる」

    その“いつもの感覚”が、実はいちばん危ないのかもしれません。


    たった200円の小銭がなかったあの夏の日

    これは、私が入浴介助の仕事をしていたときの話です。

    真夏のある日。外の気温は、35度。

    脱衣室には窓がありましたが、利用者さんがいるため大きく開けることは許されず、開けられても、ほんの5〜10センチほど。

    エアコンはあるのに、勝手につけることはできませんでした。

    冷房を入れるには、事務長さんに「ひと言」連絡し、許可をもらう決まりだったのです。

    冬場はすぐ許可が下りるのに、夏になると、暑さに強い事務長さんはなかなか「いいよ」と首を縦に振ってくれない。

    職員同士で「暑いね」「エアコン、つけたいね」と顔を見合わせるのが、その夏の口ぐせでした。

    そして、その日に限って——。

    私は、飲み物を買うための小銭を持ってきていませんでした。

    いつもなら準備しているのに、たまたま200円の小銭を、忘れてしまったのです。

    「2時間の入浴介助だから、退社するまで我慢すればいい」

    そう、軽く考えていました。

    介助が終わるころ、頭がズキズキし始めました。

    でも“いつものこと”だと思って、やり過ごしてしまったんです。

    退社時間になっても頭痛は収まらず、「頭が痛い、完全に熱中症になってしまった。早く帰って、頭痛薬を飲まなくちゃ」と思っていた矢先。

    今度は、車内で吐きそうになる。

    あわてて帰宅し、ようやく水を飲んで、頭痛薬を飲んで——。

    その日は夕飯も作れず、少しずつ水分補給しなから、4時間も横になっていました。

    4時間後には、徐々に身体も回復し、ようやくいつもと変わらない生活に戻ることができました。

    熱中症は「真夏」だけのものではない

    たった一日、水分をとらなかっただけで、です。

    横になりながら、私は大事なことに気づきました。

    熱中症は、「真夏」だけのものではない、ということ。

    梅雨の蒸し暑い日も、まだ春先の急に暑くなった日も、体が暑さに慣れていない時期こそ、危ないのです。

    「夏になってから対策すればいい」では、遅いこともある。

    また、室内外でも命取り(いのちとり)になる可能性もある

    だから、季節の変わりめから、ゆるやかに備えておく。

    それが何より大切なんだと、あの頭痛が教えてくれました。

    今でも続けている、3つの小さな習慣

    ここで、私が今でも続けている、小さな習慣を3つお伝えします。

    1.小銭を多めに持ち歩く
    2.塩分の入ったキャンディやタブレットを持ち歩く
    3.我慢しない


    まず一つ目は、小銭を多めに持ち歩くこと。

    あの日、私はたった200円がなかったばかりに、水分をとれませんでした。

    お財布の隅に、いつでも飲み物が買える小銭を入れておく。

    たったそれだけで、「我慢する」という選択を、しなくて済むのです。

    二つ目は、塩分の入ったキャンディやタブレットを持ち歩くこと。

    水分だけでなく、汗で失われる塩分も一緒に補うことが大切です。

    バッグのポケットに2〜3個しのばせておけば、邪魔にもなりません。

    信号待ちのあいだ、家事の合間に、ひとつなめるだけでいい。

    そして、最後の三つ目。

    これが、いちばんお伝えしたいことです。

    「これくらい我慢できる」という、自分への過信を、そっと手放してください。

    我慢は、美徳のように思えて、ときに静かに体を追い込みます。

    50代の私たちの体は、もう“頑張りすぎなくていい”年齢に、入っているのです。

    喉が渇く前に、飲む。 暑いと感じる前に、涼む。

    それは、わがままでも、甘えでもありません。

    自分を大切にするための、いちばんやさしい知恵なんです。

    小さな一歩から、今年の夏を始めてみませんか

    これを知れただけで、今年の夏は、去年とは少し違うものになる気がしませんか。

    あの夏の失敗を、私はずっと忘れません。

    でも今は、あの経験があったから気づけたんだと、思えるようになりました。

    水分も、塩分も、ほんの少しの小銭も。

    どれも、特別なことではありません。

    ただ、未来の自分を守るための、小さな“お守り”のようなもの。

    今日、お財布に小銭を一枚多く入れてみる。

    バッグに、塩タブレットをひとつ入れてみる。

    そんな小さな一歩から、今年の夏を始めてみませんか。

    無理をしないあなたが、いちばん素敵です。

    どうか、心も体も涼やかに——。

    この夏が、あなたにとって心地よい季節になりますように。

     
     
    50代|介護パート11年|副業挑戦中 40代から副業を経験。55万円売ったあと、売上0円になったことも。 「このままパートだけでいいのかな」と思った私が、50代からの仕事・副業を発信。 50代から何か始めたい人へ、実際にやってみて分かったことを届けます。

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