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【万博】猛暑を乗り切る! ガチ勢オススメの涼み方

    今年は7月上旬から連日35℃を超える猛暑。大阪関西万博は灼熱地獄と化し、熱中症で倒れる方を何度も目撃しました。

    これまで万博の楽しみ方を伝えようとしてきましたが、今となっては「暑さ対策」こそ最重要。そこで初心者~中級者向けの情報をまとめました。

    ◾ この記事で分かること(7/15時点)

    • お勧めの予約枠:リボーン体験、関西パビリオン、未来の都市、飯田館

    • 予約がない時の動き:北西エリアやWasse

    • お勧め休憩スポット:団体休憩所P25、休憩所E4

    • 初心者にお勧め:未来の都市、コモンズ

    炎天下での戦略指針

    最初に押さえておきたいのは、12時~16時の万博は想像以上に過酷ということ。直射日光の下では体感40℃を超え、パビリオンで涼みたくても長蛇の列。飲食店やショップも混雑します。

    17時頃になると暑さも混雑もマシになり、パビリオン巡りもスムーズになるので、体力に自信がなければナイトチケットで夜だけ楽しむのも選択肢。

    それでも朝から夜まで楽しむなら、昼間に頑張りすぎて夕方前にダウンすることだけは避けましょう。「昼間にパビリオン巡りを楽しむ」よりも「昼間は暑さを避けて体力を温存する」と割り切るのです。


    作戦①:予約を活用する

    理想的なのは、もちろん昼間に予約を抑えること。同じことを考える人が多いので朝や夜より競争率が高いですが、挑戦はしてみましょう。

    ◾ 長時間楽しめるパビリオン

    どうせ予約を取るのなら、長時間楽しめるパビリオンがお得。「大阪ヘルスケア館(リボーン体験)」、「関西パビリオン」、「未来の都市」は、じっくり見ると2〜3時間はかかるほど充実しています。
    (「未来の都市」はメイン会場から徒歩10分程離れていることに注意)

    また、シャインハットでイベントが開催され、公式予約で募集していることがたまにあります。空調の効いた室内で1時間程度座れるだけでも助かるので、積極的に応募してみましょう。

    ◾ 意外と優秀な飯田館

    飯田グループ×大阪公立大学共同出展館(飯田館)も意外とお勧めです。「飯田館」は、予約時間から遅れてもOKというシステム。そのため、朝9時~10時の枠を取ると、昼間にいつでも逃げ込める避暑枠として使えます。

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    13:10頃撮影。9時台の予約でも入館可能

    ただし、「飯田館」はそこまで展示が充実しているわけではなく、人によっては15分で退館することも。避暑枠としては優秀ですが、長時間楽しめるパビリオンとしては微妙です。

    ◾ 競争率に注意

    「リボーン体験」と「関西パビリオン」は人気で、昼間の予約は困難です。「未来の都市」と「飯田館」は不人気枠当選しやすい枠で、7日前抽選の第5希望や3日前空き枠でも確保しやすいです。

    人気の「リボーン体験」や「関西パビリオン」を狙いつつも、妥協策として「未来の都市」か「飯田館」を抑えるのが妥当でしょう。

    ◾ お勧め予約枠まとめ

    • リボーン体験(昼間):人気

    • 関西パビリオン(昼間):人気

    • 未来の都市(昼間):メイン会場から遠い

    • 飯田館(朝):避暑枠

    ・補足1:「関西パビリオン」は"通常枠"と"飲食付(有料)"があり、飲食が割高なので"通常枠"推奨。
    ・補足2:「未来の都市」は"シアター付き"と"シアター無し"があり、確保しやすい"シアター無し"推奨。


    作戦②:入館しやすいパビリオンを狙う

    予約が取れなかった場合は、入館しやすい予約不要パビリオンを攻め、少し並んでは室内で涼むのを繰り返しましょう。

    ◾️ 北西エリアは待ち時間短め

    万博の全体的な傾向として、西側は東側よりも多少空いています。特に北西エリアは待ち時間が短いパビリオンが集まっているのでお勧めです。

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    赤枠の北西エリアは待ち時間短め(×印とエジプト以外)
    つじさんのマップを改変

    実際の待ち時間をまとめた「万博GO」というサイトがあるので、北西を拠点にすぐ入れそうなパビリオンを探しましょう(待ち時間はあくまで参考)。

    ◾ コモンズ館も狙い目

    コモンズ館は、お金のない小国が集まって出展したパビリオンです。素朴な展示が多いものの、マイナーな国の独特な雰囲気を楽しめると好評です。

    最近は入館待ちになることも多いですが、一度入ってしまえば全部の国を見るのに2時間はかかるので、暑さしのぎにも優秀です。

    ◾ Wasseのイベントもチェック

    もう一つのお勧めが、「Wasse(ワッセ)」というスペースでほぼ毎日開催されているイベントです。

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    Wasseの位置(つじさんのマップを改変)

    地域の物産展や技術展示のような渋めのイベントが多いですが、そのぶん人が少なく入り易いです。トイレが完備され、座る場所が用意されていることもあるので、暇つぶしを兼ねて涼むのもアリです。

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    Wasseイベントの例。ブースを巡ってポイント集め
    実際はもっと地味なイベントが多い

    たまに人気イベントで「Wasse」に大行列ができているときや、イベントが実施されず休憩スペースとして開放されている場合があります。大行列は避け、休憩スペースはうまく活用しましょう。


    作戦③:冷房の効いた休憩所を使う

    上の作戦を使っても真夏の暑さは厳しく、パビリオン巡りをする限りは体力が消耗します。疲れて限界を感じたときは素直に休憩しましょう。

    万博の公式HPを見ると、クールスポットとして大屋根リングの下を推奨しています。しかし、気温35℃を超える日には大屋根リング下でも30℃超。確かにだいぶ涼しく感じますが、熱くなった身体を冷やすにはだいぶ時間がかかります。

    そこで、冷房の効いた室内で、しっかり座って体力を回復できる休憩スペースを紹介します。

    ◾ 団体休憩所P25

    東側エリアのブラジル館とオーストリア館の間にあり、壁に飾られた折り鶴が目印です。冷房も効いていて椅子も多く、机があるため食事もできます。

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    公式HP「万博を楽しむための「暑さ」対策」より引用

    「団体休憩所」とありますが、団体が使っているのはごく稀で、一般向けに開放されていることがほとんどです。これは他の団体休憩所も同じです。この休憩所は非常に優秀なので覚えておきましょう。

    ◾ 隠し案内所

    位置的にはコモンズAの隣にありますが、アゼルバイジャン・夜の地球からの方が近いです。場所が非常に分かりづらいので画像を載せます。

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    つじさんのマップを改変
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    そこまで広くありませんが、椅子があり冷房も効いています。なにより、場所が分からなさ過ぎて誰も利用していない隠れ休憩スポットとなっています(そんなもん隠さないでくれ)。

    人ごみだらけの万博会場なのにほとんど人がおらず、変な場所に迷い込んでしまったかのような不思議な感覚まで味わえてしまいます。

    ◾ 他のクールスポット

    万博にはこの他にも大小の休憩スポットがたくさんありますが、キャパが少ないか冷房が無いかの二択で、しっかり休むにはあまり役に立ちません。 

    ・氷のクールスポット

    氷のパネルを使った休憩スペースで、確かに涼しいですが小さすぎます。座れるのはせいぜい30人といったところで、最近は満員電車状態。

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    同HPより引用

    ・EVバス

    EVバスをエアコン用に開放したものです。氷のクールスポット同様に定員不足で、こちらは満員バス。

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    同HPより引用

    ・案内所

    複数ある案内所は椅子があり休憩スポットとしても使えますが、やはり定員は少ないです。

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    同HPより引用

    ・他の団体休憩所

    団体休憩所はあちこちにありますが、どれもテントに机や椅子を並べただけで冷房は効いていません。

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    同HPより引用

    ◾ ジュニアSDGsキャンプ

    休憩所ではありませんが、冷房があり座れるパビリオンです。メイン会場から離れた立地で外観も目立たないため、今のところは穴場です。

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    大阪市HPより引用

    ◾ まとめ

    休憩スペースをまとめたものを地図にしました。
    10万人以上のイベントとしては、冷房の効いた休憩スペースが不足しているように思います。

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    例によってつじさんのマップを改変

    避けるべき行動

    ここまで暑さのピークにお勧めの行動を説明してきましたが、ここからはNG行動を紹介します。

    ◾ 要注意①:"Better Co-Being"

    "Better Co-Being"は、不思議な石を片手に広場のアートを巡るシグネチャーパビリオンです。内容はともかく、スマホと石で両手が塞がって日傘も差せない状態で歩き回るので、かなり暑いです。

    ◾ 要注意②:日陰のない大行列

    一部のパビリオンは待ち時間が1時間を超え、しかも日陰の少ない場所で並ぶので非常に危険です。並ぶ前に、待ち時間とあわせて行列が直射日光に晒されていないか確認しましょう。

    具体的には、アメリカ館、クウェート館、中国館、ヨルダン館、ルーマニア館、イギリス館、ウズベキスタン館、セルビア館などは要注意です。

    ◾ 要注意③:大屋根リングに上る

    大屋根リングの上は日陰ゼロで地面からは強烈な照り返し。しかも登り降りできる場所が限られ「暑いから降りたけど降りられない」となりがちです。

    リングの上を散策するなら夕方以降が推奨です。もし日中に登るのであれば、すぐ降りられるようエレベーター付近から離れないようにしましょう。


    初心者向け指南

    ここまでいろいろ書きましたが、万博初心者は情報量が多すぎて混乱してしまうと思います。

    初心者の方は、7日前予約のエントリーで第5希望に「未来の都市(シアターなし)」(昼間)を入れ、枠を確保できなかった場合は「コモンズ館」で暑さを過ごすというシンプルな戦略がお勧めです。

    「未来の都市」や「コモンズ館」は暑さ対策を抜きにしてもお勧めで、『大阪・関西万博ぴあ 完全攻略編』のランキングでも上位に食い込んでいます。


    おわりに

    万博会場は「誰でも入れる」、「冷房が効いている」、「座れる」という条件を満たす休憩スペースは非常に少ないです。

    これから夏本番ですが、ある程度は来場者が自衛するしかないでしょう。暑さ対策に有効なグッズもまとめています。暑さを乗り切って万博を楽しみましょう!

    なお、本記事は筆者の記憶頼みの部分が多く、間違いやお勧めの休憩スポットがあれば教えて下さい。

    他にも万博のお役立ち情報や展示物の解説を投稿しています。ぜひプロフィールから、気になる記事をのぞいてみてください。

     
     
    万博の話ばかりしています。本業は特許事務所に勤務する弁理士で、メーカーの開発した技術を特許化するための支援を行っています。専門は化学とバイオです。 このnoteでは、万博の情報と科学知識を紹介していきます。

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