メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【万博】帰りは船がお得! たった1,000円でナイトクルーズ

    はじめに

    大阪関西万博の水上バスが7月から割引
    ――そんなニュースが6月下旬に流れました。

    これ自体はある程度予想していました。
    万博では混雑緩和のために水上アクセスが推奨されていましたが、運賃が最低2,800円と割高で、乗船率1割台と誰も使っていなかったのです。吉村知事もテコ入れを表明し、値下げが噂されていました。

    ◾ 帰りの便は激安

    しかし発表された割引後の運賃には驚きました。
    これまで2,800円だった夢洲⇔ユニバーサルシティポート(UCP)の航路が、行きの便(UCP⇒夢洲)は約3割引きの2,000円、帰りの便(夢洲⇒UCP)はなんと約7割引きの1,000円になったのです。

    ほぼ同じルートを結ぶシャトルバス(夢洲⇔桜島)は350円。バスにプラス650円で「ナイトクルーズ」という特別な体験が楽しめるのです。

    画像
    割引後の運賃。子供は半額(公式サイトの画像を一部改変)

    ◾ 行きの便のメリット

    行きの便は割引額こそ少なめですが、万博の入場を優遇する強力な特典が付いています。

    • 入場予約時間が1時間早い枠となる(例:10時入場枠→9時入場枠扱い)

    • 優先レーンで待たずに手荷物検査

    10時入場枠しか取れなかった人でも9時台に入場でき、しかも入場の待ち時間は最小限でまさに「並ばない万博」。船が十分実用的になりました。

    ただし船の始発は西ゲートに9:15頃到着と遅めで、朝イチ入場はできません。あくまで「9時台に入場したいけど10時入場枠しか取れなかった。入場待機列もつらい」という方のための選択肢です。

    ◾ 実際に乗ってみた

    ということで、実際に水上バスを試してみました。
    興味がある方もいると思いますので、メリット・デメリット・注意点をまとめました。

    ・メリット:非日常感が凄い。夜景が綺麗
    ・デメリット:時間がかかる。まあまあ揺れる
    ・注意点:バス乗り場で迷う。欠航リスクあり。早めに集合がお勧め

    乗船レポート

    今回乗船したのは「WATER CITY PORTAL」というサービスです。予約は以下のサイトで行います。チケット購入にはクレジットカードが必須です。

    ◾ 便数はかなり少なめ

    予約時に注意したいのは便数の少なさです。堺旧港行きは3便ありますが、ユニバーサルシティーポート行きと中之島ノースゲート行きは1便のみ。時間は21時前後で、夜まで遊ぶならちょうどいい頃合です。

    画像

    筆者は夢洲⇒ユニバーサルシティーポート行き20:50発を予約しました。乗船前日でも予約できたため、この便は人気がないのかもしれません。中之島ノースゲート行きは定員が少ないためか満員でした。

    ◾ バス乗り場に集合

    水上バスに乗るためには、まず西ゲートから船着き場に向かうシャトルバスに乗る必要があります。このシャトルバスの集合時間、乗船の40分前という早めの時間が設定されています。

    画像

    シャトルバス乗り場は西ゲートを出て徒歩10分弱。方向はゲート付近のスタッフに聞きましょう。

    ◾ 間違わないように注意

    ここでちょっとした失敗をしてしまいました。水上バスは利用者が少ないためか案内があまりなく、危うく違うバスに乗りそうになったのです。

    船着き場へのバス乗り場はタクシー乗り場等があるエリアの一番奥にあります。「フェリー桟橋 D-9」という看板を探しましょう。

    画像

    ◾ バスで船着き場へ

    バス乗り場では集合時間を過ぎてもバスが来ず、天候も悪かったため乗船できるか不安になりました。船が欠航することは充分にあり得るため、天気の悪い日は代替手段を考える必要があります。

    それでも20:20頃に無事に迎えのバスがきました。少し驚いたことに、乗客を詰め込むため、遅めに集合した人を補助席に座らせていました。

    バスが発車すると船着き場までは10分弱で、20:40頃に「ミャクミャク号」に乗船しました。

    画像

    名前やラッピングから分かるように、船はミャクミャクを全面に押し出しており、船内にはグッズがいたるところに飾られています。これはファンには嬉しいサービスですね。
    (中之島ノースゲート行きはラッピングがなし)

    画像

    船内は自由席なので窓際を確保しました。筆者は早めにバス乗り場に着いていたのでバス前方に座り、船でも好きな席を確保できました。しかし、バス乗り場にギリギリに着くと、バスでは補助席となり、船内でも通路側となりそうです。遅刻しないためにも早めの集合が好ましいでしょう。

    ◾ 大阪・神戸の夜景を楽しむ

    そして予定通り20:50頃に出航。
    出港の前には大阪と神戸の夜景を楽しめるようにと船内の照明が消されました。これも嬉しいサービスですね。

    画像

    出港してしばらくするとランドマークである天保山大橋や天保山大観覧車も見え、何年ぶりかも思い出せないぐらい久しぶりの船旅を楽しみました。

    画像


    画像

    ちなみに、船なので当たり前ですが、まあまあ揺れます。20分の航路なので問題ありませんでしたが、乗り物に弱い方が所要時間の長い中之島ノースゲート行き(40分)に乗る場合は注意が必要です。

    ◾ 到着後は即解散

    20分後、ユニバーサルシティポートに到着して降船、そして解散となりました。そこからは最寄りのJRユニバーサルシティ駅まで徒歩5分程度となります。人の流れについていけば迷わないでしょう。

    西ゲートを出たのが20:00頃ですが、21:20頃にJRの電車に乗りました。所要時間は1時間20分で、シャトルバスなら待ち時間を含めても30~40分ぐらいであることを考えるとかなり時間がかかります。

    おわりに

    良かった点としては、たった1,000円で特別感を味わえるナイトクルーズ体験は、やはりお得です。ミャクミャク仕様の船や照明を消すサービスも嬉しいところですね。

    一方で気になったのは、所要時間が1時間20分とかなりのんびりとした行程となる点です。これは、西ゲートのバス乗り場で船着き場までのバスを待っている時間が長いためです。

    かなり癖のある交通手段なので万人に勧められるものではありませんが、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?

    他にも万博のお役立ち情報や展示物の解説を投稿しています。ぜひプロフィールから、気になる記事をのぞいてみてください。

    この記事が参加している募集

     
     
    万博の話ばかりしています。本業は特許事務所に勤務する弁理士で、メーカーの開発した技術を特許化するための支援を行っています。専門は化学とバイオです。 このnoteでは、万博の情報と科学知識を紹介していきます。

    あなたへのおすすめ